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中華FFヒーターが独老舗ベバスト価格の1/10になっていたが車に穴は開けたくない

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中華FFヒーター

ついにおよそ30年来の夢がかなって車載FFヒーターを買った。マジで30年来近いんだよ。

最初にFFヒーターの存在を知ったのは初めて自分で車を買った1995年から少したった頃だったはず。今ではほとんど使われなくなった言葉だがRV、いまでいうミニバンを当時マイカー購入が初めてにも関わらず買ってからなぜかキャンピングカーに急に興味がではじめた。

そして冬でも車内を安全にぽかぽかにできるというFFヒーターの存在を知ったのだ。

当時はベバストというドイツのメーカーのものしか一般的にはほとんど認知されておらずそれが14万円前後したと記憶している。おそらく今見てもそれくらいあるいは為替の影響でもっとするかもしれない。

それが30年も経つと中華製品が市場を席巻し、機能はほぼ同等でついに価格は1/10程度になっているのだ。

業界リーダーであるベバスト製を価格面でも買うのを躊躇したのはあるが、もうひとつ買うのをためらわせる理由があった。それは車のボディに穴を開ける必要があったのだ。

知っている人もいるかと思うが、FFヒーターというのは燃焼系と温風系が完全に分離していて燃焼系の給排気は専用配管になっていて室内に出せる。そのためキャンピングカーの車内でも安全に温めることができるのだが、乗用車だと穴を開けるというのはかなり勇気がいる。

それが最近になってYouTubeでたまたま見かけたのが窓に板を嵌めてそこに穴を開けて燃焼系パイプを通せば車のボディに穴を開けずに済むという案だ。

これを知ったのがこの記事を書く数週間前のことだ。そして迷うこと数週間、市場価格が1/10になっていることだし、このまま我慢していて死ぬときに後悔したくないという気持ちも後押しして買った。

ということで前置きがかなり長くなってしまったが今回は外観を中心に紹介する。

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外観と多少の改造

改造といっても不可逆的な改造はまだ運転前なのでしていない。あくまでもこれくらいはやっておいたほうが当然便利だろうし逆にこれくらいやっておかないと多分車内設置穴あけなしでは使えないというレベルだ。

足の下にアルミのチャンネル材をボルト締めして嵩上げした。下から旧排気パイプがでるわけだが十分な隙間がなくこういう処置をしないとパイプがなだらかに曲がって通らないのだ。

そして温風の排気口。燃焼系とは独立しているのでここからはきれいな温風しか出てこない。ただし運転中は熱くなるのであまり近くに溶けやすいものを置いては危険。

中華FFヒーター中華FFヒーター

排気管の消音器(マフラー)で出入り口の線と垂直方向に水抜き穴があいているので立てて使うのではなく横向きに使うのが正しいらしい。

本体についた操作パネルは電源につなげると日本語を喋った。音量が少々でかいので調節したいが説明書には書かれていないのでできないっぽい。
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裏面には中国製、消費電力(40w)、出力(8kw)などが書かれている。40wは常時40wだったらちょっと消費電力大きすぎて手持ちのポータブル電源ではキャパ不足になるので実運転して確認するつもり。

電源コードの末端はなにも端子がついていなかったのでギボシをつけてシガーソケットに繋げられるようにした。ただシガーソケットもそこそこ容量のあるものでないとコードか端子が焼ける危険があるので注意。なぜこんなことを言っているかというと自分が手持ちの適当なシガーソケットをとりあえずつなげて試運転しようとして焦がしてしまったから。

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吸気パイプとフィルター。こんなフィルターで役に立つのかわからんがないよりはマシかもしれないのでつけておこう。ちなみにマフラーやこのフィルターのパイプへの固定、旧排気パイプの本体への固定に必要なホースバンドもちゃんと付属されているからとりあえず買い足さなければならないものは電源まわりだけだ。

一体型本体の蓋をあけたところで丈夫に燃料タンク、下部にFFヒーター本体が配置されている。蓋を被せておけばそのまま使えるとはいえ車への設置工事が必要であることと、横にして使いたいという願望もあるので横にしてつかえるかどうか試運転してみようと思っている。

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タンクの下に吸い上げパイプが刺さっている。また隣にはポンプが斜め45度ぐらい向いてついている。このポンプは流れ方向が上45±10度ぐらいになるように決められている。だからこのまま奥へ倒してもポンプそのものは45度のままだがタンクの燃料吸い上げパイプが上に来てしまうためタンクも90度回転させる必要がある。

90度倒してみた燃焼系旧排気パイプの出入り口部分。実はここにホースバンドをつけるのがかなり大変だ。浅い位置で締めると共締めできないので深い位置で締めたいがドライバーがまっすぐ当てられない。

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補助足の裏側も一応見せておく。たまたまあったチャンネル材だが高さがいい感じだった。

タンクからの燃料ホースを長いものに変えようかと思って外してみたら手持ちのチューブとは合わなかった。半透明のものが最初からついていたチューブでおそらく内径5mm-外径8mmだ。手持ちの透明の2本が内径4mm-外径6mm、内径6mm-外径8mmだ。4mmだときつすぎて、6mmだと緩すぎた。

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タンクをどかしてみた操作パネルの裏側はこんなふうになっている。一体型FFヒーターなので分離させて使う前提になっていないのでこのコードは必要最小限に近い長さしかなく離して使うのは微妙に困難だ。

ただ分離キットとおそらく同じ部品なのだから着脱できるのは当たり前だが、操作パネルとそのパネル固定具は外せるようになっていて、コードさえ延ばせば他の場所で使うことはできよう。

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ポンプを別角度から見たところ。透明ホースがやわらかいので無理に曲げる力がかかると詰まる原因になるから元に戻すときも気をつけよう。

燃料タンクから一旦ホースを外してさきほど手持ちのホースと長さを比べたが外したついでにちょっと通すところを変えて90度寝かせたときに燃料タンクの給油口が下にストレスなくこられるようにした。それまでは変なふうに金具を一周していてきつかったのだ。ただし今度は長さに多少余裕ができたが変に曲がらないよう注意だ。

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現在までの経過

週末に試運転しようと早朝からはりきって電源つなげて灯油をタンクに1/3ぐらい入れていざってなったけどまずは一所懸命ポンピングをしてFFヒーター内まで燃料を送っておかないと燃焼しないのでやってもういいかな?って電源入れてみたらシガープラグが焼けた。

ちょっと電力に対して許容量が少なかったようだ。だから朝のうちにもうすこし強そうなシガープラグをAmazonで注文して当日着く予定。

待ってるあいだは試運転できないので車中に設置する準備としてすでにホームセンターで買ってある木材を車窓の形に合わせて切った。それと別の小さめの木材にΦ28ぐらいで穴を2箇所あけて給排気ホースが通るようにした。

給排気ホースは付属のパイプクランプで固定して基本的には外すことはない。

さらにこの給排気ホースが通る小さめの木材板を窓枠に合わせた木材に貼る予定だが、貼るというよりボルト固定できるようにする。

なぜならそこを外して自宅の窓枠にも簡単に取り付けられるようにしたいから。だからパイプを通す穴を開けた板の方は汎用的に別のところへ取り付けられるようにしておく。

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セールを狙えば15000円ぐらいで買えるときがある。

このあとの計画

  1. 試運転してまずはちゃんと動くか確認する
  2. FFヒーター本体を横倒ししてみてちゃんと動くか確認する
  3. 横倒しでちゃんと動けば置き場所の自由度が上がるので助手席下に分離して配置を考える
  4. そしてタンクはやや離れたところ、例えば運転席下または助手席との間に置けるかもしれない
  5. 横倒しで動かなければ規定通りの形で助手席前に置いて稼働させるよう工作を進める
  6. いずれにしても板を工作で作り、延長の給排気パイプを調達し、火傷対策を施し左前の窓から配管を出せるように進める
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