僕はAppleが好きです。なにしろ毎日1個食べていれば医者いらずになるのはもちろん、近頃はブログも書けてしまうし、電話もSNSもできてしまいます。
そんなAppleへの愛を何とかして表現したいと思って調べたらApple Online Storeアフィリエイトという企画があり、紹介していくらかの紹介料をもらえるというAppleにとってもブログ読者様にとっても僕にとっても素晴らしいものがありました。
これだ!と思って参加の申請を行いました。
審査があるというのは申請ガイダンスを読んで知っていましたが、ブラックな人間やブラックなサイトでなければ通るだろ?って軽く考えていました。
ところが現実はそんなに甘くなかったのです。
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Apple Online Storeアフィリエイト参加申し込みしたら拒否された
どこだったか忘れましたが、入力フォームがあってそこに自分のブログURLやら名前やら何やらを入力して申し込みを行いました。
待つこと3〜4日ぐらいだったでしょうか。
戻ってきた返事はやや冷淡さを感じさせるものでした。
削除してしまいましたが、概ね以下のような内容だったと記憶しています。
残念ながら貴サイトはApple Online Storeアフィリエイトの参加要件を満たしておりません。
それだけ?何かヒントをくれよ!って最初に思いました。
まるで日本史教科書検定問題で悶絶した家長三郎先生のように「何故なんだ???教えてくれ???どこがダメなんだ??」
という気持ちになりました。
まあ今は家長先生の活躍した頃と違いネットという素晴らしい文明の利器があります。
さらっと調べましたよ。
サイトやコンテンツが以下の例に該当する場合、申請が認められない理由となりますが、これに限るものではありません。
- アップル、または第三者の商標を侵害している。
- 卑猥な素材または露骨な性描写のある素材を含むもの。
- いやがらせや暴力的、攻撃的内容を含むもの。
- 差別を挑発するもの。
- 非合法活動を助長するもの、またはその他いずれの適用法に違反するもの。
- アップルのウェブサイトの画像やテキストを使用することを含め、これに限らず、知的所有権を侵害するもの。
- サイト閲覧者に対して、オンラインプライバシーポリシーを明確に掲載していないもの。
- 誤解を招くような、または詐欺的な手法でクリックを促すもの。
- ドメイン名にアップルの商標を含むもの。
その他アップルの判断にて、不快または不適切と見なすもの。
また、以下のような場合にも申請が認められないことがあります。
- 提供したウェブサイトのURLが有効なものではない。
- 提供したURLが作成中のサイトのものである。
- Appデベロッパである場合、App Store でフィーチャーされている自分のAppへのリンク、または自分のウェブサイトへのリンクを提供していない。
なになに?読んでみましたが、心当たりとしては6番だけでした。つまりApple Online Storeアフィリエイトに参加するにはプライバシーポリシーのページを作り、全てのページから見やすいところにリンクを貼らなければならないということが必要のようです。
というかサイトを開設して不特定多数の人が見られるようにしておくのならプライバシポリシーを開示しておくのが今や一般常識のようですね。試しにどこのまともなブログやサイトを見てみると皆ちゃんとプライバシポリシーがわかるところにありました。
なんだ簡単じゃん。ということでいくつかのブログのプライバシーポリシーを参考にさせていただき、丸パクリはまずいので少々アレンジしてページをつくりました。
そしてプライバシーポリシーをちゃんと作ったよというアピールも織り交ぜて再度申請しましたよ。(実際にはiTunesアフィリエイトとApple storeアフィリエイトは別物でした)
待つこと数日。
Apple Online Storeアフィリエイトに再度参加申し込みしたら拒否
結局また拒否されてしまいました。
これほどAppleを愛しているのに。
そして理由はこんなことでした。メールを引用します。
お問い合わせ頂きありがとうございます。
Apple Online Storeアフィリエイトチームです。今回のお申し込みを見送りとさせいただいた理由ですが、
プライバシーポリシーの件以外にも理由がございます。現時点では、Apple Online Storeに関連する情報が大半を占めている
サイト様にプログラムにご参加いただいております。貴サイトを拝見させていただいたところ、Apple Online Store製品に関する
記事もいくつか掲載頂いておりますが、それ以外のカテゴリの記事を合計すると
Apple Online Storeに関連する記事の割合が少ないため
今回は登録見送りとさせていただきました。
最初からそう言ってくれよ!
確かにApple製品に関する記事は少ないと思います。いや少ないどころじゃないですね。1000記事以上あるブログの中で多分10数記事といった程度でしょうか。
Mac,iPhone,iPad,iPod関係の記事ですが、極めて少ないです。
つまり本当にAppleのことを愛していれば10数記事どころではなくブログ全体の中で過半数でAppleの話題を織り込んでいるんじゃねえのかい?とでも言いたいのでしょう。
えせAppleファンだというのが彼らにはバレているんです。「えせ」といってもこれからだんだんAppleファンになっていくかもしれないし、現に申請した当時はMacもiPhoneもiPadもiPodも持っていました。
それなのに袖にするとは、おのれApple!
誰にも勧めてやらないからね。
自分ではこれからも買うかもしれないけど他の人には勧めません。なにしろAppleという会社は独禁法で民事訴訟受けてるセミブラック企業ですから。
アップルを訴えた島野製作所が武器にした特許とは | 栗原潔のIT弁理士日記
日本の中小企業が訴えたアップルの“横暴”の内幕|Close-Up Enterprise|ダイヤモンド・オンライン
なんて書いてしまいましたが、慈善的活動もしているのは事実でしょう。
ティム・クック氏の率いるアップル–変化を見せつつある5つの側面 – CNET Japan
ものにはすべて裏と表があるということです。
アフィリエイトプログラム参加を断られたからといってアップル製品の良さを誰にも知らせないという了見の狭いことではいけません。
これからもほどほどに良いところを紹介します。