DJIの最下級機トイドローンではありますがMAVIC MINIというのを買ってから今週末はどこに行こうか、天気は大丈夫だろうかとあれこれ夢想するのが楽しい。
トイドローン(玩具の類)だから気軽に遊べるっちゃー遊べるんですが飛行場所の許可は必要です。
今回はそんな飛行場所の許可の話はすっ飛ばしておきまして、こんなのサードパーティオプションで持っとくと良いかもって思って「エイ!」「エイヤ!」と次々とポチった数々の品を紹介します。
DJIドローンMAVIC MINIの拡張サードパーティオプションおすすめ
iPad
これはもはや何も説明する必要はありますまい。
アップル製のタブレット端末です。なぜにMAVIC MINIと同額?いやはるかに高額なiPadなんぞ買ったかというとスマホの画面を見て飛行させるのに限界を感じたからです。
これが海とかだったらそんなことなくスマホ画面だけで大丈夫なのかもしれませんが、自分が住んでいる地域は海無し県でもあるゆえ山とか丘陵地帯で飛ばすことが多いです。
山って起伏がありますからちょっと見えないところまで飛ばすと地上の凸凹が大変気になります。
もっともあまり低空飛行させなければ良いのですが、もうちょっと下がれるかなっていう調整をしたいときにスマホの小さい画面だと地面(この場合、木々とか送電線ばかりの地面)の起伏が視認しづらいんです。
それでプロも使っているらしい大きい画面で見たほうが地面の起伏の視認性が良いのではないかと思いiPad購入に踏み切ったわけです。
(結論いってしまうとスマホの画面を10インチに拡大してるだけのような粗っぽい画面であまり意味なかった気がします)
それにiPadってドローン飛ばすだけじゃなくほかのことにもいろいろ使えますからね。今の所あまりほかの予定入ってないけど。
パッドホルダー(上述iPadを掴んどくやつ)
PGYTECH Mavic用 PAD HOLDER
¥2,888(2020/09/28 21:43時点の価格)
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▼AliExpressだともうちょい安いです。ただし着荷まで3週間〜ぐらい待ちます。
iPadとMAVIC MINIを合体させるツールがこちらです。多少値段に幅があるもののこんなのが1000円~2000円ぐらいします。
開封してみましょう。
▼2つの部品で構成されています。
左は一般的なスマホサイズの板でロッドとその先端にボールジョイントのボールがついています。スマホサイズの板になっている部分をドローンのプロポ(操縦機)のスマホを挟む部分に挟みます。
右はiPad等のパッドを挟んでボールジョイントに接続する部分です。
▼組み立てるとこのようになります。これだけでもiPadホルダーとして使えます。多分使わんけど。
▼プロポと一体化させた状態ですが、先にこのようにプロポに挟むか、iPadを挟んでからプロポに装着するかは好みで大丈夫でしょう。どちらにしても一番高価なiPadを落とさないように注意し、どこか安定したテーブルで取り付けるのが良いですが屋外ではそれはちょっと難しい課題です。
▼iPadを挟んだ状態がこちら。こうしてしまうとプロポそのものの操作スティック等は目に見えなくなりますので、ドローンの操作をするまでにはちゃんと操作方法やボタンの機能などを覚えておく必要があります。 難しくはありません。
▼横から見た様子です。iPad Airの10.5インチタイプなのでこんなに存在感があります。もはやドローンを操作しているとは思いにくく、iPadに何か着けて遊んでいるようにしか見えないかも。
追記:長いケーブル
iPadとパッドホルダーを買ったらケーブルも長いの買わないと届かなくなります。こういうの買いました。
PENIVO ナイロン製 lightning ケーブ ルリモコン 送信機データケーブル コネクター DJI Mavic Pro/Mavic Air/Spark ドローン 用 ビデオ送信データ転送ケーブル (Lightning ケーブル 29cm)
¥799(2020/09/29 21:08時点の価格)
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自分はLightning専用の延長ケーブルを買ってしまったのですが、先端がMicroUSBのものにしておけばiPadじゃなくAndroid系のパッドを使うようになってもアダプターつければそのまま使えたなあって後悔しました。買うならMicroUSBタイプをおすすめします。
▼例によってAliExpressのほうが断然安く手に入ります。ただし商品到着までの時間はAmazonの10倍〜15倍かかりますから注意です。
アンテナブースター
Bestmaple Mavic 2 Pro 用ンテナレンジブースター エクステンダー リモコンFPV信号増幅器ブースター for DJI MAVIC MINI/Mavic Pro/AIR/SPARK/Zoom (日本語説明書付属)
¥1,360(2020/09/28 21:41時点の価格)
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▼AliExpressだと同じものでもドロップシッピングみたいでいろいろな値段で売ってるから最安を探してみてください。
YouTube動画で見たのですが、ドローンを飛ばすのにアンテナブースターを取り付けるとちょっと電波干渉が減るのか、到達距離が伸びるのかとにかく操作が安定するらしいのです。
実際には電波の到達距離だとか拡散具合だとかは目に見えないものなので果たして本当に効果があるのかは不明で「ないよりまし」程度のものです。
▼開封してみます。
▼こんな感じで何かに例えようのない形です。
▼片側が蝶番になっていて開くと湾曲した鏡面が現れます。ただし妙なシールが貼られているので剥がす必要があります。
▼で、剥がすと見事に汚い結果になりました。どのメーカーでもこのような惨事になるのか知りませんが、ぼくが買ったブースターはこうなりました。
▼でも安心してください。鏡面全体にフィルムが貼られていましたので全体のフィルムごと剥がしたらきれいになりました。これで電波の反射もバッチリ期待できるといいなあ。
▼そしてMAVIC MINIのプロポアンテナバーに取り付けてみた様子です。一応MAVIC MINI用で売られていたアンテナブースターなのでピッチ(2箇所の距離)もぴったりでおかしなところはありません。ただしカッチリと嵌っているわけではないので下に向けたら落ちます。
で、実際これ使ってみて効果あったのかどうか?多少途切れたもののとりあえず1kmは操作でき飛ばせました。さらにそれ以上飛ばしていないのでまた確認できたら記事にしたいと思います。
拡張用足
着水用フロートを買おうか迷ったのですが、専用のフロートは高すぎたのでこれを買って自作するつもりです。
LICHIFIT DJI Mavic Mini ランディングギア 着陸ガード 高さを増やす 着陸ギア 拡張アクセサリー 保護用 グレー
¥1,280(2020/09/28 21:54時点の価格)
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▼Amazonはほとんど国内からの発送だから届くのも速いけどAliExpressと価格を比べてしまうと高くてついつい急ぎでないものはAliExpressを使ってしまいます。
ソリみたいな形してますがMAVIC NINI本体の下部にガチャっと嵌めて使います。
▼これもMAVIC MINI専用設計なので違和感なく嵌ります。
▼置いてみると今まで接地していた前部分の足と胴体が浮いていて代わりに取り付けた足が接地しているのがよくわかります。これに発泡スチロールの丸棒か何かを固定すれば水上着水用フロートにもできると思ってます。
まだ自作していないので自作したら記事にしたいと思います。
大容量バッテリー
これはAmazonや他の通販サイトでももちろん買えますがちょっと注意が必要です。注意の一つはクソ高いということです。
Alician Mavic Miniインテリジェントフライトドローンパーツアクセサリー用DJI Mavic Miniドローンバッテリー 2400 mAh
¥6,200(2020/09/28 21:59時点の価格)
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▼AliExpressでも買えますが、なぜかカード会社からの請求時に2割ぐらい高くなっていたので今係争中です(笑)
通常日本国内で売られているMAVIC MINIの専用バッテリーは1100mAhで最長飛行時間が18分というスペックですが、この海外用バッテリーは2400mAhで最長飛行時間が35分ぐらいに拡張できます。
しかしこれを買ってそのまま飛行してはいけません。国内専用バッテリーを使うと総重量199gで玩具扱いで航空法の適用外ですが、この大容量バッテリーを使うと玩具扱いではなくなり航空法による規制対象となります。
航空法をしっかり守らないと違反となり摘発されると罰金または最悪の場合懲役になりかねません。
そこでこのバッテリーを使う前にちゃんと国土交通省のDISP申請というサイトで改造ドローンを飛ばしますよという申請をする必要があります。
申請はあまり難しくなく、通すのも簡単です。率直にいって最初からDIPS申請することを前提にして海外版のこの2400mAhバッテリーを標準にしてくれても良かったんじゃねって思うくらい。
とにかくこのバッテリーを使えば飛行時間を長くできますからより長時間空撮を楽しむことができるようになります。
ちゃんと申請は通しました。
GoProマウント着けてアクションカメラを背負わせてみる
これはちょっと気合い入れてやったので別の記事として独立させてます。
白くて無味乾燥なヘルメット
直接ドローンに取り付けるものではありませんが、これがあるのとないのとではドローンを飛ばすときの周囲の空気が違ってきます。周りの視線が違うのです。
はっきりいって白いヘルメット被っているだけで「あー、何かの調査してるのね」と一般的には見過ごしてもらえ、通報のリスクを45%ぐらい減少できると思います。数値は想像です。
たとえ高層マンションの室内を盗み見ていようとです!(うそですよ。本気にしないで)
何もかぶらずにドローン操ってると遊んでるようにしか見えないのに、白くて無味乾燥なヘルメットを被るだけであら不思議、土木作業員がハイテクなツールで調査してるように見えちゃいます。
さらにこれに適当な作業着をひっかけて長靴なんて履けば完璧です。夏の長靴はきついけどね。なんなら地下足袋でもいいでしょう。
【追記】プロペラガード
DJI MAVIC MINIのフルセットを買うと純正で立派なプロペラガードも付いてくるんですが、ごついんです。ゴツすぎるんです。
とても一緒に持ち歩きたくないほど身軽じゃなくなるんです。
そこでこんなあっさりしたプロペラガードが売られていたのでこれなら一緒に持ち歩くのも苦にならないかなと買ってみました。
▼それぞれのプロペラに取り付けますが位置がちゃんとそれぞれ決まってます。だから何か書いておきましょう。LF(左前)、LR(左後)、RF(右前)、RR(右後)とかって。
▼MAVIC MINIに取り付けた状態です。かなり純正と比べてスッキリしています。これならいつでも付けて飛ばしてもよさそう。それに軽いです。
【国内正規品】DJI Mavic 2 プロペラガード CP.MA.00000060.01
¥2,790(2020/10/31 20:28時点の価格)
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▼重量を比べてみましょう。純正付属品の重量はというと48gでした。▼それが今回調達したパチもんプロペラガードはなんと26gしかありません。すばらしいの一言です。
ではガードとしての効果は低いかと言うとこれはわかりません。実際に壁にでもぶつけてみないとなんともいえませんが、それでもほぼ同様の効果はあるのではないかと想像しています。
Amazonだと純正のシンプルタイプしか売られてなさそうだけど例によってAliExpressならおパチもんが安く手に入ります。
まとめ
とくにまとめる話でもありませんが、上記のオプションで気になるものがあったらAliExpressが断然安くてお勧めです。
ただし時間はAmazonの10倍〜15倍かかりますから急いでいたらAmazon一択になってしまいます。
自分は業務用というわけでもなくホビー用なのでゆっくりとAliExpressから1つ1つ荷物が届くのを待ちました。結果としてドローンを買ってから記事にするまでに2ヶ月以上かかってしまいました。
でも上記オプションのおかげで結構楽しく飛ばせるのはまったく間違いないです。
【関連】ドローン買ったらこれしておかないと。