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キヤノンRF24-240レンズのケラレと失敗談:ミラーレスカメラレンズ選びの悩み

この記事は 約6 分で読めます。

RF24-240のケラレ

2023年にミラーレス一眼カメラを買って散財したという話は過去にこのブログでも書いたんだけど、その後いくつかのレンズを変遷して今日はRF 24-240のレンズの話をしたいと思う。

写真はタップまたはクリックすれば多少拡大したものが見られます。

RF 24-240という妙に評判の良いレンズがありましたとさ

とくに筋道立てて書くつもりはないのでだらだらと続く文章を読みたい人は読んでください。

おそらくこの手のネタは専門ではないのできっと検索でもほぼヒットすることがなくネット上の大海に漂いつつ誰からも見つけられずに人知れず消すかもしれない内容です。

とはいえ、このケラレ現象については一言残しておきたかったので誰も読まないだろうと思いつつ自分の爪痕として残す。

まずはミラーレス一眼カメラを買ったら数多あまたのレンズの中から自分の使い勝手に合ったレンズを買おうと思うじゃない?

そんな中、キヤノンのこのRF 24-240というレンズは1本だけ持って出かけるには焦点距離の幅が広くて便利だろうなあとカメラを買った当初から思っていたのだ。

何しろお金のない負け組野郎の自分なのでカメラを買ったは良いが、レンズを買う金をなかなか捻出できない始末で、なるべく少ないレンズ本数でなるべくいろいろ撮りたいと願うばかりだった。

そして買ったこのRF24-240 f値は4~6.3ということでまあ悪くない、というかネット上ではそこそこみんな賛辞を送っていた。

これを使うために結構あちこち出かけた思い出は数しれず。以下に掲載する写真はどれ一つとっても思い出が蘇る。

だたしだ。どれもこれも左上に黒いなにかが映り込んでいる。もちろんこの記事に載せているのは24mmの焦点距離でなにか映り込んでいるものだけ集めた結果だ。

これをカメラ用語で「ケラレ」というらしい。「けられる」なんて動詞としても使う人がいるが厳密には正しくはない。

RF24-240のケラレ

まあそんな用語のことはどうでもいいが、何時撮ってもケラレるわけではない。24mmという焦点距離のときに頻繁に起きる。

おきないときもあったと記憶している。また24mm以外の焦点距離のときは起きない。100%起きない。

つまり24mmの焦点距離のときにレンズの端っこまで画角に入りすぎてなんかレンズのフレームらしきものまで写ってしまうんだろう。

あまりにも気になったので購入したマップカメラ経由でメーカーに調査依頼したら「仕様の範囲内です」という答えが来たので決意が固まった。

RF24-240のケラレ

心置きなく「不良品ではないもの」として売っぱらえる。もし不良品の疑いがあるままメルカリで売ったらクレームが付く可能性だってないことはない。

しかし間違いなく「正規の仕様の範囲」というお墨付きをもらったので売った。

そこそこの値段でさばけて概ね満足だ。もちろん購入価格よりはずいぶん下回っているがレンタルでしばらく使わせてもらっていたと考えれば十分元は取れている。

金は生んでないけど。

RF24-240のケラレ

つまりキヤノンはこのレベルのケラレが映り込むものを普通に売るのだ。定価と呼ぶ価格はないが市場では新品で16万円ぐらいする。

RF24-240のケラレ

キヤノンのカメラを買って失敗だったとはいわないが、焦点距離狭くして良いからケラレ映らんようにしておいてほしかったというのが素人なりの感想だ。

たとえば24mmで写すとかならずケラレが入るから25とか26mmとかで写そうってやや焦点距離を替えて撮るという行為を毎度するの面倒だった。

最初から焦点距離26mm~とかで作られていればそういう気遣いなく満足して使えただろうに。

RF24-240のケラレ

もはや手放してしまったからどうでもいいんだけど。それにしても交換レンズって資産価値がそんなに落ちないから売るときそこそこ高価で売れて次のレンズに買い替えるのもそんなに敷居が高くなくて助かる。

次に買ったレンズは24-105mm f4いわゆる小三元というやつだ。

ミラーレス一眼カメラを買った最初の頃レンタルでSIGMAの同仕様小三元レンズを借りて撮ってみたことがあったがあまり良さがわからなかった。

しかしある程度経験を積んだ今なら多少違いもわかろうというものだ。

手元に来たら作例もバシバシ載せて自慢したい。RF24-240のケラレ

というわけで今回の話はひたすら愚痴をこぼしてキヤノンのRF24-240のネガティブキャンペーンをしてしまったが、いちおう1年弱使っていっぱい写真も撮ることができた。

やっぱり本格的なカメラってスマホよりだんぜんいい写真が撮れるので面白い。

この記事で載せている写真はそんなに良いものではないし、なんならまだド素人の域を出ていないからどの記事を見てもマシな写真は一枚も見つからないだろうが、個人的にはスマホとミラーレス一眼カメラではぜんぜん写りが違うと実感しまくっている。

RF24-240のケラレ

だからこれからもでかけるときにはカメラをカメラバッグに入れて行く。そしてこれから撮る写真は24mmの画角でもケラレのないものが撮れるはず。

ちなみにそのRF 24-240というレンズで24mm画角で撮ったとしてもカメラの設定でJPG出力なら補正されてるし、キヤノンのRAW現像ソフトを通せば補正した画像に自動でやってくれるようだ。だが自分はLightroomを使っているのでそうはいかなかった。

RF24-240のケラレ
とにかくこの記事でいいたかったことは、RF24-240mmというレンズは24mmで写すとケラレがひどくてがっかりするということ。そんなんトリミングすれば良いじゃんって思う人もいるかもしれないが、この画角で残したいって思ったときに角に影が写ってるから残念な写真になると思うと萎えるよな。

あとついでにいうと、ほかでもネットでRF24-240 ケラレとかって検索してもあまり大々的にヒットしない。1つか2つぐらいケラレについて検証している奇特なサイトがあったが、だいたいは提灯記事っぽい内容でレンタルサイトにアフィリンク貼っている。

自分はとくにこの記事で儲けようなんて思っていないのであえてレンタルサイトにアフィリンクは貼らないがそんなにケラレるん?って興味を持った方はレンタルしてみてもいいだろう。

RF24-240のケラレ
レンタルなら大した金額じゃないが、買うとなったら小三元のRF24-105と価格が数万円しか違わないので絶対に最初からRF 24-105を買うべきだと今になってなら言える。

最初は焦点距離が広くて便利だろうなと思って買った自分だが結局遠回りしてRF 24-105に行き着いた。
RF24-240のケラレ

まとめ

絶対悪のレンズとは言わないが、ケラレ映り込みによるストレスが嫌なら最初から買わないこと。すでにRF 24-105やRF 24-70などの小三元やら大三元やらを持っていてもっと旅行のときなどの利便性を上げて1本で大部分カバーしたいっていうお金に余裕のある人なら買ってもいいでしょうね。

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