年末で気が緩んでジンバル式カメラなんぞ買ってしまいました。なにしろPayPayで少なくとも20%還元という甘い誘惑に吊られて結果的にはキャンペーン終了間際に駆け込みで予約したのでした。
さてそのDJI OSMO POCKETですがすでに発売前からYouTuberの方々がレビュー動画を公開していて今更なにをここで書く気なんだ?
という不安もありますが気づいたことをいくつか書いておいてこれから買おうかなという人の気持を少しでも削いで貯蓄に回していただけるよう尽くしたいと思います。
DJI OSMO POCKET使い方の疑問
撮影中に間違って落とさないよう気をつけよう
この製品にはストラップが付属していますが、それはキャリングケースにつけるためのストラップです。
本体にはストラップを通す穴がありません。
したがって撮影中は自己責任で手でちゃんと持って撮影しましょう。もっとも握ったときに手の中にすっぽりと入ってしまう程度に小さいのでよほど変な持ち方をしていない限り落とす危険は少ないかと思います。
ただ水際の消波ブロック(いわゆるテトラポッド)の上とか、運動会での障害物競走を自分で走りながらの撮影時にはふらついてこのOSMO POCKETが下敷きあるいは水没などならないように注意が必要です。
くるくる回るカメラ部分て手で回しても良いもんなの?
ジンバル式カメラですから当然カメラ部が3軸で回転します。3軸回転てわかります?
自分の頭が乗っかっている首で考えてみましょう。
- 左右水平に首を回して見るのが1軸目
- 首をかしげる用に左右に傾けるのが2軸目
- 上を見上げたり下を見下ろしたりするように動くのが3軸目
というように考えればイメージしやすいですね。
で問題はその機構それぞれにモーターが内蔵されていることです。モーターが内蔵されているところってやたら人間がいじったら良くないじゃない?
例えばコンパクトカメラでもレンズがズームして前後にせり出したり引っ込んだりするやつがありますよね。あれを引っ張ったり押っぺしたりしたら壊れません?それと同じように触るのが怖いのがこの3軸ジンバルです。
でもたぶんもっと賢く作られている気がします。
なぜなら電源を切っているときでもかなり動きが軽いのです。息を吹きかけただけで動くほど滑らかで軽く回るのです。
だから自分のような素人でもすぐに壊してしまうんじゃないかという心配はいらなそうです。
スマホアダプターつけたまま仕舞えるのはいいけど不満あり
このDJI OSMO POCKETはスマホと接続して撮影や再生をすることができます。
そのためのアダプターが2つ付属しておりiPhone用のLightning端子の形のものと、Androidで主流となっているUSB-Cの形のものです。
で、そのアダプターをつけたままキャリングケースに仕舞えるような憎い形になっているんです。▼このように端子の先端がケースから出っ張ってますがちゃんと穴が開いているんです。
じゃあ、そのときアダプターをつけるために外したフタはどうするの?どこかに仕舞うところはないのかな?
YouTubeでレビューしてる人の動画を見たけどそれについては言及していません。おそらくしまっておくところはないので自分のズボンのポケットなり机の引き出しなりそういう場所に保管でしょう。
この使わないときと使うときがあるものを本体付近にストレスなく装着しておける仕掛けっていうのがけっこう重要なんじゃないのかなあ。
例えばメガネにつける鎖ってつけてる人いるよね。あれはメガネを外しているときにそこらに置くとかケースにしまうとかがウザいから鎖で首からぶら下げるっていうライフハックでしょ。
もっとイメージしやすい例だとUSBメモリーでフタ付きのものがあるでしょ。
▼フタの側にもストラップホールがちゃんとついている製品だと当たり前のように使うけど本当はすごく便利な仕掛けなんだよね。
こういう使わないときに便利な仕掛けっていうのにすごく萌える自分なのでDJI OSMO POCKETのアダプター装着部分のフタの行き場がないのがすごく不満です。
大問題!スマホとリンクしないと使えないww
これって最初にちょっと驚いたんだけどこれからの世の中に出るデジタル機器ってそうなっていくのかなあって。
iPhoneまたはアンドロいずれかのスマホにアプリをインストールして連携させてからでないとこのカメラを使えるようになりません。
使えるとしても買って最初に電源を入れたときに言語を選ぶところまでです。
たまたま自分はスマホを持っていたから難なく連携してアクティベート(使えるようにすること)できたけどガラケーしか持ってない人だとアウトです。
スマホとの連携が使用の前提ならパッケージの目立つところにそうやって書いておいてほしいなあ。
▼これだけ見たらそのまますぐ使えるって勘違いしちゃいそう。
使い方わからんのはこれからの話
3軸ジンバルのついたカメラって使うの初めてで思うように動かすのがちょっと大変。
それ考えると人間の体って3軸どころじゃないのに自在に動かせてオレってかなりスゴイ?って勘違いでしょうか。
ただ紹介動画を見ているとなるほど便利だなと思う箇所がいくつかあります。
例えば
- 電源ボタンを2回押すとカメラが真正面に向き直ってくれる。
- 電源ボタンを3回押すとセルフィーモードになって自分の顔に追従してくれる
実際の映像
そんなわけで寒い中、なぜか軽井沢くんだりまで行って人気の少ないショッピングモールを狙って夜景を撮ってみました。イルミネーションを写すのにホワイトバランスとかデタラメだからぜんぜんきれいじゃないけど動きの滑らかさはイケます。
自転車用ドライブレコーダーみたいに使えそう
こういうバイクライトホルダーを自転車につけてたりしてるんだけど、このOSMO POCKETがまるで懐中電灯サイズなのよ。
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ぜったいここに付けられるるだろ?って思ったのは僕だけではないはず。
そんなわけですからいずれ自転車にカメラをドライブレコーダーみたいに取り付けてブレのない動画を撮るという夢も膨らみます。
どこで撮りましょうかねぇ?土手のサイクリングロードじゃあまり面白みがないのでもう少し風情のありそうなところを探してみましょう。
まとめ
これは小さくて使い勝手は悪くなさそうです。使いこなせれば立派なYouTuberとして自立できるとまではいかないでしょうけど撮影の幅が広がってますますブログを書くのが楽しくなります。
あとはインスタグラムに投稿するとかね。
記事執筆時点でのAmazon価格は44900円です。
microSDメモリの最大積載容量は256GBです。