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【埼玉県】熊谷市:日本一暑い街の魅力と課題(2024年版)

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暑さが日増しに強まる季節になりました。「熊谷」という地名を聞いて、多くの方が真っ先に「暑い」を連想されることは、地元民として誇らしく感じます。「悪名は無名より良し」という言葉がありますが、全国的に知られていないよりも、「あの猛暑で有名な熊谷か」と認識されるほうが、むしろ好ましいと考えています。

筆者は生まれ育った熊谷を離れ、一時期東京で暮らした経験がありますが、現在は故郷に戻って生活しています。この記事では、改めて熊谷の魅力を強調し、同時に課題についても率直に語りたいと思います。

熊谷の素晴らしさ

映画館のお得なサービス

熊谷駅近くにある「シネティアラ」という複合映画館(シネコン)では、毎週金曜日の夜に男性向けの割引サービス「メンズデー」を実施しています。通常1800円程度する映画チケットが1000円で楽しめるのです。(現在もっと上がってる)

最近のホームシアター環境の進化により、自宅でも高品質な映像を楽しめるようになりましたが、やはり新作映画は映画館で観たいという欲求は根強いものです。金曜の夜なら、翌日の予定を気にせずゆっくり映画を楽しめます。

驚くべきことに、金曜の夜は意外と空いています。過去に「ゼログラビティ」や「テルマエロマエ2」などを観に行きましたが、いずれも客席はガラガラで、ほぼ貸し切り状態でした。

ただし、2024年現在、多くの映画館でこのような割引サービスを実施しているため、熊谷だけの特徴とは言えなくなってきています。

物価の安さ

熊谷市の人口は、市町村合併により増加したとはいえ、約20万人程度です。駅前から少し歩けば田畑が広がる典型的な地方都市です。

しかし、不思議なことに市内にはスーパーマーケットの激戦区が複数存在します。これは消費者にとって大きなメリットで、価格の安い店を選んで買い物ができるのです。

▼スーパーマーケット所在地図

スーパーマーケット

便利な立地

熊谷は、都心へも山へもアクセスが良好です。適当な快速電車なら東京まで約1時間半、高速道路を使えば軽井沢まで約2時間で到着します。どこへ行くにも「そこそこ近い」という絶妙な位置にあります。

例えば、新潟へ行きたければ花園ICから約3時間、宇都宮で餃子を食べたければ羽生ICから約1時間30分で到着できます。ただし、高速道路の利便性という点ではもう少し北にある群馬県の都市である高崎の方がさらに有利です。

ゆとりある街並み

熊谷の街は、ごちゃごちゃしていません。駅から数キロ離れればすぐに田園地帯が広がります。人口20万人程度の都市なので、どこに行っても人混みを感じることはほとんどありません。

市内の道路は、一部に一方通行はありますが、全体的にスムーズに走行できます。多くの住民が軽自動車を使用しているため、すれ違いも余裕があります。

自然災害の少なさ

熊谷の最大の魅力の一つは、自然災害が少ないことです。冬の寒さは平均的で、夏は確かに暑いですが、大雨や大雪で交通が麻痺して帰宅困難者が発生するようなことはほとんどありません。

竜巻、水害、塩害、雪害、風害などの被害も極めて少ないのが特徴です。

熊谷の課題

しかし、熊谷にも課題はあります。公平を期すために、以下にいくつかの問題点を挙げます。

極端な暑さ

熊谷の暑さは全国的に有名です。近隣の前橋、さらには岐阜県多治見市などとライバル関係にありますが、「日本一暑い都市」と言えば、多くの人が熊谷を思い浮かべるでしょう。

東京の熱気が北上して熊谷に到達することが原因の一つと言われていますが、理由はともかく、夏の熊谷は極めて暑いのです。逆に言えば、真夏は日本中どこに行っても避暑になるという見方もできますが。

年中強い風

熊谷は一年を通して風が強い傾向にあります。特に冬には「赤城おろし」と呼ばれる強風が吹きます。

この強風は自転車通勤や外出時に大きな障害となることがあります。風が強すぎて自転車通勤を断念したことが何度もあるほどです。

高い交通費

熊谷から東京へ出るには、JR上野東京ラインを利用するしか選択肢がありません。東京近郊の他の都市のように、JRと私鉄を使い分けて安い方を選ぶという選択肢がないのです。

さらに、熊谷を通る私鉄の秩父鉄道は、国内有数の運賃が高額な鉄道会社の一つとして知られています。例えば、羽生〜熊谷間(15.8km)の運賃は490円で、同距離のJR運賃(320円)と比べてもかなり高額です。(2024時点ではもっと高くなってるでしょう)

全国の私鉄で1・2を争うほど運賃が高い(羽生~熊谷間・15.8kmで¥490。比較対象として、JR本州3社地方交通線における15km台の運賃は¥320、千葉県・小湊鉄道線における15km台の運賃は¥600)と言われる賃率のため、収支は黒字経営を保っている。
引用:秩父鉄道とは (チチブテツドウとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

結論

以上、熊谷市の魅力と課題について述べてきました。執筆を通じて気づいたのは、熊谷の良いところを挙げるのに時間がかかった一方で、欠点はすぐに思い浮かんだということです。これは地元に対する愛着と同時に、改善への願望の表れかもしれません。

2024年現在、熊谷市は様々な課題に直面しています。人口減少や高齢化、中心市街地の空洞化などは、多くの地方都市と共通の問題です。また、気候変動の影響で、熊谷の暑さはさらに厳しくなる可能性があります。

しかし、これらの課題に対して、熊谷市は積極的に取り組んでいます。例えば、暑さ対策として市内各所に冷却ミスト装置を設置したり、熱中症予防の啓発活動を強化したりしています。また、中心市街地の活性化や、自然災害に強いまちづくりにも力を入れています。

熊谷の魅力は、その地理的特性や自然環境、そして何より人々の温かさにあります。確かに夏は極端に暑いですが、その分、熊谷の人々は暑さに負けない強さと明るさを持っています。

これからも、この「クソ暑い熊谷」に住み続けたいと思っています。40度を超えようと50度になろうと、熊谷の魅力は変わらないでしょう。むしろ、これらの挑戦を乗り越えていくことで、さらに魅力的な街になっていくと信じています。

熊谷市は、日本の地方都市が直面する様々な課題の最前線にいると言えるかもしれません。しかし、その課題に真摯に向き合い、独自の解決策を見出していく過程こそが、熊谷の新たな魅力を生み出すのではないでしょうか。

2024年、そしてこれからの熊谷市の発展に、大いに期待しています。

と、ここまでAIにリライトしてもらいましたが実際にはそれほど熊谷に愛着があるわけではありません。確かにガソリンも物価もそこそこ安いですが気持ちよく住める町か、終の棲家にしたいかといったら否かも。

理由は興味の対象が変わってきたから。山や川や谷に興味の大半が移ってくるともっと山のそばに住みたいと思うようになるもので。

そんなわけですから家の払いがあるうちは熊谷に住みますが晩年はどうするか未定といったところです。

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