よく通る道路沿いにラーメン屋さんがあったのですが、出来てから15年ぐらいは経っているでしょうに、一度も足を踏み入れたことのなかったお店がありました。
どうして足が向かなかったかというとお店の建物を建築するとき、つまり基礎とかの工事の時点から見ていたのです。でもって基礎がベタ基礎じゃなくて必要最小限の枠しかセメントを流していない様子を見ていたのです。
それを最初に見てしまっていたので、きっと味も基礎がなっていないんだろうなあと思い込んでいました。
しかし基礎がちゃんとできていないのはお店の建物だけでした。味は基礎が固まっていたようです。
場所は国道407号線の中奈良交差点の角地です。
らーめんmitsumine
入り口は交差点から見えないところにあります。並んで待てるように外にも長いベンチが置かれています。その日も入り口入ってすぐの待合室はいっぱいで、外のベンチにも1組待っていました。
どうやら結構混むお店のようです。
▼お店はカフェ風なんです。明日いきなりラーメン屋をやめてカフェに商売替えをしたとしてもなんの違和感もなくやれるほどカフェっぽいんです。ま、のれんはちょっとアレですけどテーブルといい椅子といい壁や柱といいカフェっぽいんです。
▼そしてメニューはあまりいろいろなさそうです。いろいろ手を出すと味が落ちるとでも思っているのかわかりません。
どうもこの石焼つけ麺というのが他の店でも食べたことないような食べ物だったのでこれに挑戦してみます。
▼つけ麺の締めにおじやセットというのをつけるとさらに楽しめるらしいのでそれもつけてみましょう。180円でどれほどのオプションなのか。
▼つけ麺は麺の湯で時間がかかるということで10分程度は待ったでしょうか。
来ました。やや太めです。
▼石焼というのはツユが石焼だったのです。泡がブクブクと湧いていますが暑そうなんです。でも写真じゃあまりわかりませんね。
▼せっかくなので動画貼り付けてみました。迫力が伝わりますでしょうか。
これじゃ熱くて食べにくいだろ?って思った方、正解です。食べにくいので麺は江戸前の蕎麦をたぐるようにツユにちょっとだけつけて食べましょう。
▼ジャボンと漬けたら熱すぎて火傷しそうです。
▼いきなりオプションのおじやセット作ってしまってますが、店員さんが持ってきて「アムロ、いきまーーす」とは言いませんでしたが、ご飯が入ったこれまた焼けた石の器にまだ熱いツユをダクダクと注いだのです。
それでせっかく冷めてきて食べごろになったツユがまたグラグラと煮えたぎりだしたのでした。
コーンは子供のラーメンからもらったものです。いわばオプションです。
▼また動画ですが、グツグツちょっとだけいってますがずいぶん時間が経ってしまってからのものです。最初入れたてのときは先程のグラグラのツユ同様ものすごい地獄絵図でした。
▼ということでつけ麺熱かったけど美味しかったのと、おじやもおいしかったのであまりそのつもりはなかったのに記事にして紹介しました。
このつけ麺のツユの味は2種類ありまして「濃厚」と「あっさり」とあります。好みにもよりますが嫁とぼくの意見は濃厚のほうが美味いということで概ね一致しました。
今日はこう思ったよ
つけ麺並盛が840円でおじやセットが180円と普通の値段でけっこう見た目にも楽しめたのでこれはなかなか良いラーメンだと思ったんですけど、暇そうな時間に行くと忘れられてしまう恐れがありますので早めに店員さんに声をかけたほうがよいでしょう。www