コードが絡まり助けを求めるルンバよ・・・
ルンバで掃除するのはテック好きにとっては喜びです。GoogleホームなどのAIでそのうち部屋が汚れていたら自動で掃除機を動かすとかするようになるのでしょうけど、2017年時点ではまだそこまでAIと家電は有機的につながっていません(と個人的に認識)。
そうなるとWi-Fiに繋がったルンバなどの自動掃除機を自宅外からスイッチひとつで動かすのがそこそこの楽しみともなります。
前にも触れまししたが、家が片付いていないとこういった自動掃除機は役に立ちません。少なくとも2017年のルンバではそうです。
非常に良いアイデアの商品ではありますが生活がついていけてない状況です。
アイロボット ファンプログラムの企画でモニターに参加し、無償貸出で使わせてもらっていますが、今回はこのへんについて考えてみたいと思います。
すぐに助けを求めるルンバ
なんだかわからないけど紐に足を取られる
Wi-Fiにルンバが繋がっていれば外出先からもスマホでルンバに掃除開始の司令を出せます。家に帰る頃には床がきれいに掃除されていることを期待するのです。
しかし現実には5回に4回は下の画像のように何かしら長いものがローラーに絡まって立ち往生してしまいます。
そしてルンバはWi-Fiでも助けを求めます。
▼スマートウォッチに表示されるルンバの叫び
iPhone充電ケーブルに足を取られる
▼またあるときにはiPhoneのコードが引っ絡まって立ち往生していました。
ベッドで寝ていて壁のコンセントにiPhone充電アダプターを挿して使うことってよくありますよね。そして朝起きたあとにコードが床にダランと蛇のように置いてあると食いついてしまいます。
梱包用のビニール紐に足を取られる
▼これは別にこんなふうに立ち上がってしまったわけではありません。
いつものように立ち往生して停まってしまったので裏返して紐らしきものを外そうとしたのですが紐が短くてちゃんと裏返せず仕方なくこのように立てた状態で紐を除去したのです。
恥ずかしながら我が家の部屋の隅には過去に手に入れた梱包用のビニール紐がずっと置いてあり、年月が経過するうちに最初はちゃんと円柱の形だったものがいつしかまったく形のない状態になっています。つまりぐちゃぐちゃです。
それを部屋の隅に追いやってはみたもののルンバは隙間を見つけると食いつきに行ってしまいました。そしてこのざまです。このルンバは貸与品で返却の義務があるので壊れないかとヒヤヒヤです。
薄手の足拭きに足を取られる
▼我が家の洗面所には薄手の足拭きが敷いてある場所があります。ときどきではありますが洗濯しますので床に貼り付けるわけにはいきません。そんな足拭きに乗るとスムーズに動けなくなってしまいます。
▼しばらく見ていると足ふきマットをしわくちゃにさせてもがき苦しむ様子が見られます。無事脱出できるときもあるし、立ち往生して助けを求めるときもあります。
ホームベースに戻れないルンバ
一番イラっとくるのはホームベースにちゃんと戻れないことです。
下のムービーを見てみるとわかると思いますが、ホームベースはカーペットの上に置くか、両面テープなどで固定する必要があるようです。
フローリングにただ置いただけだとまともに戻ることができないのです。ちょっと残念なところです。使い方に問題があるのかわかりませんが。
音がうるさいのでご注意ください。
でも自動で掃除してくれるのはありがたい
いろいろと不満な点を暴露してきましたが、それらの点を差し引いても自動掃除機は便利です。
留守中にリモートで掃除させる機能はどれくらい便利なのかわかりませんでしたが、家族の家をでる時刻がバラバラだったりすると最後の人が家を出た頃にリモートで掃除開始の指示をすれば誰も掃除の音がうるさいと煩わしい思いをせずに人知れず掃除を済ませてくれるという目的のためなのでしょう。
食器洗い乾燥機に合わせて食器を選ぶように自動掃除機が掃除しやすいようなライフスタイルに変えていけばこの上なく便利な道具の一つとなるでしょう。
最近の家電三種の神器といわれるのは食器洗い乾燥機、洗濯乾燥機、そして自動掃除機らしいですから。