仙台へ行ったら牛たんを食べようじゃありませんか。なんて思ってましたが、どうも牛たんは人気商品らしく駅ナカの牛たん通りは長蛇の列です。
そんな長蛇にならぶほど食にこだわりのない吉田哲也デス。
食にこだわりのない人間がレビューしたグルメ記事をどうかお読みくださいw
仙台でなぜ寿司かともうしますと、牛たん通りと連結して駅から離れた方には寿司屋ばかりの通りになります。牛たんがだめなら寿司でも食うかという気持ちにもなるわけです。
しかしせっかくはるばる暑い熊谷から仙台まで足を運んだのに駅ナカで食事を済ませるのもどうなのって思ったんです。例によって駅ナカを見下しているわけではないですよ。仕事の出張で来たのなら駅ナカでさっさと済ませようという気持ちにもなりますが、物見遊山で来たのですからじっくりと落ち着いたところで食べたいじゃないですか。
いったん牛たん通りをやり過ごして再びホテルへ戻る道すがら食べ物屋を見つけようと駅前ロータリーを歩いていたら見つけたんです。
北辰鮨っていう寿司屋さんです。牛たん通り内にも同じ名前のお店がありましたがきっと同じ系列なのでしょう。あちらは立ち食いタイプの寿司屋さんでしたが、こちらは普通に座って食べられる寿司屋さんです。
しかも店内は小奇麗で落ち着いた感じです。
空腹で思考力も低下していたせいもありましたがほとんど迷うことなくここにしようと決めました。
受験を控えたお子さんをお持ちの親御さん、北辰鮨ですよ。駿台鮨じゃないですよ。
まあ、そういうふうにしてダジャレでお店の名前も覚えやすいってもんです。
北辰鮨で高めぎりぎり握ってもらう
せっかくはるばる仙台まできて中途半端はいけませんね。高めぎりぎり狙って行きましょう。幸い息子と二人です。それにお金は嫁からたっぷりもらっています。
政宗舌鼓という最高価格のものを狙います。
あとで気づきましたが、商品名が政宗舌鼓というからには伊達政宗が舌鼓を打つほど美味い鮨だという意味なんでしょう。
普通の寿司屋さんだと思って油断していたんです。っていうか本当は潜在意識の中では回転しているほうが普通の寿司屋さんだっていう認識だったんでしょうね。注文を聞かれるときにまず「お飲み物は?」って聞かれて面食らいました。
▼面食らいましたが飲み物を頼まないでいると「飲み物を頼んでいただかないと困ります」なんて店員から言われたら面倒なので頼むのは下戸の定番「烏龍茶」です。
もちろん息子も未成年者なので烏龍茶です。息子のやつ「ちょっと飲もうよ」なんてバカなことをホザイてましたが、こちとらブログに書く都合があるのでコンプライアンス重視です。
厳重に止めました。
▼そんなこんなで静かな雰囲気のなか届けられた政宗舌鼓です。我々にしては値の張る食事なので一応一品ずつ確認しながら食べました。
左奥から、いくら、うに、しめさば、ずわいがに、鯨ベーコン!、手前があなごです。
▼さらにもう一枚、左奥から活あわび、白身魚、赤えび、手前左から生まぐろ、白身魚、中トロです。
白身魚が2貫ありますが、このときはタコが品切れだったそうです。
タコが品切れで代替品として白身をくださいました。白身ってなんなんだよ?ってそのとき疑問に思いましたが聞きませんでした。聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥という諺がまだこの歳になっても身につかず後になって後悔する愚かな人間です。
▼今回の鮨の目玉というか一番気になるのは鯨のベーコンでした。鯨なんてもう滅多に口に入れられない食べ物です。ベーコンにして食べるなんて面白いです。味は普通のベーコンに似ていました。
▼おまけで味噌汁もでました。
今日はこう思ったよ
冒頭にも書いたとおり特に味にこだわりはないので、よほどまずいものでない限り自分は美味しいという評価しかできないんです。
一方、寿司は回転するタイプでしか食べたがらないこだわりのある息子は普段はマグロ一択ですが、このときは冒険して完食し「良い」と言ってました。
回転するタイプの寿司はただただ満腹になるために食うという感じだが、これはそれほど大量に食べずとも満足できるということに気づいたようです。
確かに良い寿司はたくさん食べなくても満足できるんですよ。
北辰鮨 仙台駅1階店(仙台駅/和食) | ホットペッパーグルメ
北辰鮨 仙台駅店 (ほくしんずし) – 仙台/寿司 [食べログ]