夏になったのでスマートプラグを買ってみた。
なにも夏になったからといって買う必要はないのだが、夏になるとなにか新しいものを導入したくなるよね。
それでそんなに高くなかったスマートプラグではあるが買う前からそんなに使い道思いつかないけど、手元にあればなにか思いつくだろととりあえず2090円払って2個セットを買ってみたわけだがマジで使い道ない(と最初は思った)。
一応あらゆる家電で考えてみた考察を残しておくからなにか参考にしてほしい。っていうか最近こういうネガティブ記事ばっかり書いているから積極的に売るアフィ案件と真逆で売れなくなってるwww。
あらゆる機器がリモコン操作前提の現代においてスマートプラグって無意味?
意味ありなし論じる前に一応このスマートプラグの名誉のために一言申しておくが、スマートプラグそのものとしての動きはまったく問題ない。
コンセントのオンオフだけだから不具合のでようもないっちゃーないんだがちゃんと2個とも機能する。
レビュー評価としては★5個だ。ただ使いみちについてはこの商品そのものの責任ではない。
スポットライト○
とりあえずスマートプラグが家に届いてまずつけてみたのが最近パソコンの真上に設置したばかりのダクトレールタイプのスポットライトだ。
これについては別記事で公開しようと思っているけどあまりネタとしてのインパクトもないからまだ温めている。
で、プレゼン動画なんて最近ちょこちょこと撮影しているからそういうの撮るときに顔を明るく照らせるのは助かる。
しかもダクトレールの仕様がコンセントに挿せばONでオフにするにはコンセントを抜くしか無いときてるからスマートプラグ向きだ。
これでなんとか1個は使い道が見つかったがあと1個どうしようかという話でもある。
【追記2021年12月23日】Amazon Alexaでしか命令できないスマートプラグ(Amazonリンク)はちょっと片手落ちだけど、Google Homeからでも操作できるスマートプラグ(Amazonリンク)は使いみちがあった。
それはリビングでいつもゴロゴロしている猫を夕方過ぎても室内カメラで見られるように日の入りとともにクリップライトをONにするという機能である。
アレクサだと日の入りに合わせて動作させるというのができないっぽい(特殊なスキルでできるかもわからん)が、Google Homeならルーティンを作成というので簡単にできる。しかも単に日の入り時刻というだけでなく日の入り15分前とか日の入り30分後とかけっこういろいろ設定できる。
そんなわけだから1個はリビングに設置してクリップライトのON/OFFに活用すると猫の様子を日暮れ後にも確認できて便利だということがわかった。→実際には猫ちゃんたちは人がいないとリビングにはほとんど居ないで二階のどこかで丸くなっている。
扇風機X
扇風機って毎年買い換えるわけでもないし、売られているのがだいたいリモコンタイプだったりする。そうでないのもあるがたまたまうちにあるのがリモコンタイプでコンセントに挿しただけではONできないからだめ。
しかもハードボタンタイプだからといってもON/OFFだけしかできないというのもちょっとアレだ。扇風機って強弱の調節を頻繁にしたくなる機器なのだ。
自分に当てるときはもちろん、部屋の中をかき回すときだって。
仮に強弱の調節をあきらめるとしても離れたところからそんなにONだのOFFだのしたくなるかというとそうでもない。
消費電力も大したことないからなんならつけっぱなしでもいいのだ。リモートでオンオフしたいとあまり思わない。
よって却下。
テレビの主電源X
どこかのブログだかネット記事だかでテレビの主電源にスマートプラグを割り込ませて使うという話が載っていたが、あまり意味がないような気がする。
それってなんのため?
待機電力節約したいから?そもそもスマートプラグだって待機電力使ってるから本末転倒だ。待機電力を関係なくテレビの主電源にスマートプラグを割り込ませる意味が見いだせない。
テレビ見たいときに一度「アレクサ、テレビの主電源入れて」と言ってからリモコンでオンするか、スマートリモコンと連携させているなら「アレクサ、テレビつけて」って言うのかもしれないが馬鹿げてる。
論外なものX
ここで一旦、対極的な話で論外なものも挙げておこう。
- 電気ストーブ(熱出るやつは誤動作で火災のリスク)
- アイロン(上記と同じ理由)
- オーブントースター(上記リスクのほかにタイマーで既にオフになってる)
- 冷蔵庫(腐る)
- 洗濯機(イミフ)
これ以外にも論外はあるだろうがあまり論外ばかり挙げても仕方ないのでこれくらいにしておく。
とにかく熱源になるやつと、常にONしておかなければヤバいやつと、リモートで操作する意味ないようなやつは論外としておく。
スマホ充電器(USB電源)○
これも論外に限りなく近く意味あるか?って思う。
意味はないかもと過去には思っていたが現実には意味があるかもしれない。仮に充電器を挿しっぱなしで使わなくとも待機電力を消費しているとしてもスマートプラグを咬ませることで待機電力を使わなくなるわけではない。
出先からUSB電源なにか入れておきたいものってあるか?ない。
仮にUSB充電器が待機電力を使うとしたら使わないときにオフしておくのは多少意味がある。そうでないにしてももしスマートプラグが余分にあるのなら使わないときにオフにしておくのはいいかもしれない。
不在中または睡眠中でもオンまたはオフしたいもの
根本的に考えて自分で操作できないときにONしたりOFFしたりしたいものがスマートプラグの活用として生きてくるものだというのはわかる。
ならば電動カーテンなんてどうか。夕方になったら人がいなくとも窓のカーテンを閉めてくれるというのは使い道としていいかもしれない。
だがそれならすでにSWITCHBOT専用カーテンという製品がありスマートプラグの出る幕はない。
家にいても気軽にオンオフしたいもの
または家にいても動くのがちょっとダルい、または手が離せない時にオンオフをしたいものが応用先として考えられる。
例えば風呂場で頭を洗っているときになにか電気製品を使いたいとか、台所で魚を捌いているときになにか電気製品を使いたいとか・・・
いずれにしてもそれ以上の想像が及ばない。
ノートパソコン△
ノートパソコンのアダプター電源をつけたり消したりというのはどうか。
悪くはないかもしれないがバッテリーのヘタリが心配になる。リチウムイオン電池は40%〜80%の範囲での充電状態が好ましいといわれているがそういう状態を管理しつつ充電器の電源をつけたり消したりできるなら意味がある。
そうでないならいたずらにバッテリーを弱めるだけのような気がする。
ミシンX
不在中に動かすこと無いから無意味だ。逆に不在中にミシンが動き出したらホラーだ。
掃除機X
掃除機も昨今では遠隔操作のできるロボット掃除機がでまわっているからあまり意味を感じない。
手動の掃除機だって遠隔で電源オンオフする意味がいまいちわからない。
ただリモートカメラと組み合わせて、特定の場所にゴミが溜まったのが遠隔カメラの映像でわかったら設置していた掃除機を稼働させてきれいにするというアイデアはあるかもしれない。
だがそういうシチュエーションが思いつかない。
我が家は猫を飼っているから猫が砂を散らかしたらそれを掃除したいとは思うが、普通の掃除機を使うなら人間が掻いて回らないとだめだ。
バッテリー式掃除機(ルンバとか)
これは賛否あるかもしれないが、24時間ずっと充電しっぱなしでバッテリーの消耗が早まるとしたら毎日一定時間にオフする時間があるという設定ができればバッテリーの寿命を延ばせるかもしれない。
これは検証が難しいので好みでいいだろう。
空気清浄機X
うちにはもう何年も空気清浄機がない状態がつづいているが、いまどきの空気清浄機ってコンセント入れたらつくような仕掛けなのだろうか?
ボタンを押さないと動かないのではないだろうか。
電子ピアノ△
電子ピアノの主電源はたいていはシーソースイッチだからコンセントを挿したらすぐ動き出すというのはできる。
だが電子ピアノというのも使いたいとき自分で主電源入れるから不要かと思う。
あるいは主電源が入ったら自動演奏を始めるという仕掛けもできるとしたら留守中にピアノ演奏を始めることができるかもしれないがそれもホラーに近い。
ただし防犯上有効かもしれない。
コーヒーメーカーX
これもどこかのサイトで応用例として言及していたが、不味くなる。何時間か挽いたコーヒー豆を入れっぱなしで時間になったら淹れ始めるってそりゃ便利かもしれないが味は確実に落ちる。
それってQOL(クオリティ・オブ・ライフ)上がったって言える?
キッチン換気扇○
これは多少ありかもしれない。
調理中に油のついた手で触れなくて済むし、逆に脂っこい換気扇のボタンを押したらいちいち手を洗い直すという手間も省ける。
なかなかありだ。
それと外出時に換気できるというのも利点だ。今日の天気は暑すぎて家にいる猫が心配とかいうときは換気扇をすこしの時間回して部屋の空気を入れ替えてやるという使い方ができそうだ。
これは検討に値するかも。
浴室換気扇△
浴室換気扇もそれに似た理由で多少ありとはいえるかもしれないが、浴室換気扇の場合はだいたい埋め込みスイッチだからコンセントに付け替えるのは面倒だ。
自分でやってできないことはないかもしれないが、一応建前上免許が要る。
やるなら自己責任がつきまとう。
デスクトップパソコンX
コンセント挿したら電源入るタイプのパソコンならありかもしれない。そうするとパソコンをリモート操作できるので外出先から自分のパソコン内のファイルにアクセスできるというものだ。
しかし問題もある。バックアップ電池が消耗するリスクだ。
パソコン内部には時計の時刻維持だったり、メモリの記憶保持のためにボタン電池が入っている。
AC電源に接続されているときはその電池は消耗しないが、電源から抜いた状態が長いと電池を消耗してある日起動しなくなったり、時刻が狂ったりといったことがおきる可能性がある。
スマートプラグを使うには熱源家電と違った意味でリスクが大きい。
スキャナーX
スキャナーも使うときだけコンセントを入れるようにしたいとは思うが、Wi-Fi機能なんて持ってると下手に主電源から抜いた時間が長くなるとさきほどのパソコンと同じ現象がおきる危険がある。
Wi-Fi情報などが飛んでしまうと設定しなおすのに時間を失う。
待機電力節約にはなるかもしれないが設定データ損失のリスクもある。
ヘアアイロン○
女性ならよく使うヘアアイロンというのは一度電源を入れておいてしばらく放置して温まったらヘアにあてて使う機器らしい。
使えるようになるまでに時間がかかるから電源を入れて使わず忘れてでかけてしまう危険もなくはない。
そういうときに出先からオフにする機能は使えそうだ。
ホットカーペット○
ホットカーペットもつけっぱなしにしていると危険な家電ではあるが、自動オフ機能のついた安全性の高いものであればいくらか可能性はある。
つまり出先からリモートで猫のためにホットカーペットをつけてもたとえば2時間後には切れるとか。
自分でリマインダーしておいて切るのでもよいし、忘れたら安全装置が作動して切れるのでもよいし。
熱源家電なので100%の過信は禁物ではあるが多少可能性はあるとみられる。うちにはないが。
天井サーキュレーター△
これもうちにはないが、ちょっとおしゃれな家には玄関ホールだったりリビングだったりに天井サーキュレーターがついていることがあるだろう。
ただこれはリモコンで動かすのか、紐をひっぱって動かすのかわからないのでなんともいえないが、一声で動いてくれればいいかもしれない。
「アレクサ、天井をまわして」とかって命令ワードを登録しておけば室内の空気循環ができるのはいい。
でもこれってスマートプラグではないような気がする。
パソコンのディスプレイ○
これは機種によるかもしれないが、俺が使っている2台のディスプレイは両方ともコンセント刺すだけで電源が入ったので使える。
だからパソコン作業始めるときにパソコンの電源を入れると同時に「OKグーグル、ディスプレイをONにして」といい、パソコンをシャットダウンすると同時に「OKグーグル、ディスプレイをOFFにして」と言っている。
いままでは毎回スイッチ付きタップの元電源を入れたり切ったりしていたのだからそれなりに楽になった。
まとめ
以上のようにいろいろ家庭内で思いつくあらゆる家電をあげてスマートプラグで使えるかどうか考えたがなにしろ使い道がないという結論はほぼかわらない。
おおよそ使えるかなといえるのは
- 台所換気扇
- ヘアアイロン
- ホットカーペット
の3点ぐらいである。
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自分の使い方としては
- Youtube撮影で主に使うスポットライトのオンオフを声で操作
- パソコンディスプレイのオンオフを声で操作
という感じでなんとか2個はきちんと使えてる。その他自作のスマートプラグをいくつか作って使っているのがある。
- 職場の机の下に置いている電気ストーブのオンオフ(潜ってオンオフするのがダルいから)←これは最高
- 枕元の電気スタンド(あまり意味ないかも)
- 自宅机下のUSB充電器
- リビングのクリップライト(日の入りでON、自分の帰宅に連動してオフ)
- 普段は使わない大容量HDD
- パソコン机のUSBデスクライト