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猫の健康のための自作軟水システム

この記事は 約7 分で読めます。

超軟水浄水器自作

猫の健康のための超軟水を買うのではなく作ることにした。

どうやってつくるか。もちろんそれは安くつくる。

これでいちいちペットボトルで買わなくても湯水のように猫に水を与えることができるので超経済的。

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経緯

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猫ちゃんの健康長寿のためにできること
...

最初に少し経緯の話をするがまどろっこしければ次の章へ飛んでくれてかまわない。

まず猫にはミネラルウォーターは禁物というのは今や常識。軟水つまりミネラル成分の少ないものじゃないと腎臓が悪くなるとのことで、うちで飼っていた「つくば」という超ビビリの猫も腎臓を悪くして死んでしまった。16歳まで生きたからまあまあの年齢ではあるが、話によると猫の腎臓疾患を予防できれば平均寿命をあと10年ぐらい伸ばすことができるらしい。

仮に寿命を伸ばすことができずとも「家族のためにやれることはやってあげたい」と思うのは人情だろう。

ということでとりあえずやったのが「ペット用飲水を買う」ということだが高い。どうも足元を見られているのか軟水というのが需要が少ないせいなのか知らんがスーパーで売られている2L100円ぐらいの水よりも高い。

ということで安い軟水を常に探すんだがAmazonで見ても他のサイトで見てもなかなかない。

なんとかならんの?といろいろ検索したらイオン交換樹脂というものに水を通すとあら不思議、ミネラル成分を吸ってくれて出てくるのは超軟水なんだと。

試しにというか自作前提でイオン交換樹脂を買って実検してみたらたしかに全然ちがう。

軟水を自宅で作る方法とは

イオン交換樹脂というものが超軟水を作れる化学物質のようで、ネットで軟水 自作とかっていろいろ検索していて見つけた。もともと金魚鉢に軟水を入れたい熱帯魚マニアの人が編み出したようなそうでないような。

とにかく検索で見つかるのは金魚鉢に軟水を入れましょうという話ばかりで猫に与える水を軟水にしましょうというのはほとんどみつからなかった。

だがさきほども申し上げたように猫には軟水が必要、さらにイオン交換樹脂で軟水が簡単につくれるとなると自分でやるしかないっしょ。

とはいえ簡単に軟水製造装置ができない。けっこう考えた。

課題としてなにがあるかというと、

  • イオン交換樹脂の粒が細かすぎて簡単に濾過できない(適切なフィルターをさがさないとだめ)
  • 適切なフィルターでろ過するといっても簡単に水道水から変換できないとだめ

というかんじでそれなりに障害があり、いろいろ物色する。そしてうまく行かなかったらそれはそれでネタになるかと半分勢いで買ってみたのが以下に紹介する道具だが一発でうまくいった。

っていうかとりあえずイオン交換樹脂と試薬だけは先に買ってほんとうに水道水やペットボトルの軟水と違いがあるのか検証してみた。違った。

必要な機材

そうしたら自分ちで無限に軟水をつくれるように頑張らないと猫どもに申し訳ない。やつらなにも喋らんけどきっと健康に貢献できるのではないか。

では購入するものを水道側から書いていく。

組み立て方は簡単でそれぞれを嵌めていけばよい。

問題はイオン交換樹脂が砂粒みたいに細かいので容器に注ぐのにちょっと苦労する。

検証

浄水器の水とペットボトルの水とイオン交換樹脂を通した水とを比較する。これを見ると明らかに色が違っているのでちゃんとミネラル成分を除去してくれているのがわかる。

超軟水浄水器自作  超軟水浄水器自作 超軟水浄水器自作 超軟水浄水器自作

ただ試薬がシビアすぎるのかどうかわからないが、ただの水道水、もとからある浄水器、Amazonおすすめ軟水、非常用に保管していた賞味期限切れの軟水がいずれも同じぐらい赤い色が出た。

ということでイオン交換樹脂を通した水だけが突出して青く変化したのでとにかく効果はあるというのがわかる。

永久的か

永久的には使えないらしい。まだうちは飽和するところまで使い込んでいないが、いずれミネラル成分が飽和するときがくるだろう。

飽和したら塩水を流すとミネラル成分を洗い流せるらしいのでいずれやってみよう。ただしその後十分流水して残留塩分には注意が必要だ。ミネラルを除去しようとして塩水を猫さまに飲ませたら元も子もない。

塩分除去できたかどうかは自分で飲んで確かめよう。または硬度検査薬でも塩分を検出できるかもしれない。とにかく十分塩分を除去すること。

動画も

一応撮ってみたので娯楽代わりに見てほしい。

参考にしたサイト

お手軽ペットボトル軟水器

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