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【山梨県】甲斐一宮浅間神社の摂社山宮神社は一人で行くにはいくつかの意味でちょっと怖いところ

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山梨県には甲斐一宮浅間神社という古い神社がありますが、そこから2kmほど離れたところに摂社である山宮神社があります。

場所がわかりにくかったのでシェアするとともに雨の日に一人で行くところではないという個人の感想をここに述べておきます。

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山宮神社の基本情報とアクセス方法

山宮神社の基本情報

  • 住所:〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮
  • 電話番号:0553-47-0900
  • 社務所受付時間:9:00〜17:00たぶん。実際には山宮神社は無人の神社で甲斐一宮浅間神社の社務所を利用します。
  • 御朱印:あり(300円)甲斐一宮浅間神社でいただけます。
  • 駐車場:あり(20台ぐらい)
  • 公式サイト:甲斐国一宮 浅間神社

山宮神社へのアクセス方法・行き方

公共交通機関を使った場合、最終的にタクシーを利用すれば鳥居の近くまで送ってもらえるでしょう。

マイカーで行く場合が問題です。鳥居のすぐ前が駐車場ですがなかなかわかりにくいところにあります。一般道路ではありますが軽自動車でさえすれ違えないほど狭い道をしばらく行かないと到達できません。

▼これが神社から帰るところの写真でして川沿いを走って普通の通り道にでました。

山宮神社

▼行くときにも通ったはずですがここから入り残って大回りというか遠回りしてたどり着いたのでした。ここの橋を渡ってすぐの小道を入っていきます。

山宮神社への道

写真だとかなりわかりにくいので地図にポイントを示します。▼ここを入っていけば駐車場(といっても季節によっては草ボーボーで停められません)に到達できます。

山宮神社の由緒・御祭神・御利益

山宮神社の由緒・歴史

2000年以上前からコノハナサクヤヒメ、オオヤマツミ、天孫ニニギの三柱を祀っていましたが、コノハナサクヤヒメが里宮に遷座されたので残りの二柱が祀られています。

御神木もあるらしいですが、あいにくの雨でじっくり見てきませんでした。

山宮神社の御祭神

上記の通り現在はオオヤマツミとニニギです。

コノハナサクヤヒメとオオヤマツミとニニギの関係といえば、オオヤマツミの娘の一人がコノハナサクヤヒメでその美しさに惚れて妻として迎えたのがニニギです。

つまりこの三柱は姻戚関係なんですね。

山宮神社の御利益

コノハナサクヤヒメの御神徳は安産、子授け、良縁、農業、酒作りの守護神とされています。それらに幸運が巡ってることを期待したいものです。

山宮神社の境内の様子と雰囲気

▼人里からそれほど離れてはいませんが、ここだけ見ると隔絶されている場所、黄泉の国への入り口にも思えなくもないです。深い森に誘(いざな)われます。

山宮神社

▼鳥居のすぐ奥には害獣よけの柵が張られていてお参りするのもはばかられます。それでも一生のうち二度と来ないかも、いや間違いなく二度と来ない場所であろうと思いますので一期一会の気持ちで柵を開けて中に入りました。写真は内側から鳥居の外に向かって撮影したものです。 山宮神社

▼いやはや獣道です。なんとなく人が開拓したような階段もありますがほんとうに一人だと心細い参道です。試されているのでしょうか?それにどっちへ行けば良いんじゃあ!!?って思う道もあります。ちなみに下の写真では左に進み登っていくのが正解で右はハズレです。どこへ通じているかわかりません。きをつけましょう。山宮神社

▼階段のような坂を果てしなく登っていく気がしますが実際には400メートルぐらい行けば良いのでした。

山宮神社

▼着きました。鳥居からお社までざっくり400メートルぐらいです。天気が良ければどうってことない道のりですが、雨天だと足元が悪くてきついかもしれません。

あっさりしたお社ですが、まずはここまで動物に襲われること無く無事に到達できたことに感謝と、また無事に家まで帰れることを祈念して後にしましょう。山宮神社

▼祭神はニニギノミコトとオオヤマツミノミコト(ニニギの義父)と書かれています。嫁氏のコノハナサクヤヒメはここから里宮(甲斐一宮浅間神社)へ遷座されました。

山宮神社

不思議に思うのは、イワナガヒメ(コノハナサクヤヒメの姉妹)がいないことですね。まあ神話の話ですから真面目に考えても仕方ありません。いないものはいないんです。

山宮神社の御朱印と御守

▼山宮神社の御朱印は里宮である甲斐一宮浅間神社でいただけますので間違えないようご注意ください。

山宮神社御朱印

山宮神社はこんな人におすすめ

秘境っぽいところにある神社を訪ねてみたいと思ったらお手頃です。

ぜひ雨の日に1人で参拝してみましょう。一生忘れられない思い出になるかもしれません。

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