2018年の山口県8の字旅行のとき初日には萩市のリゾートホテル美萩に泊まりました。
リゾートホテルというだけあってなんとなく普通のビジネスホテルとは違う雰囲気が漂ってました。様子を紹介しておきます。
本当にリゾート向きっぽいリゾートホテル美萩
場所
およそ5年11ヶ月前の山口県への旅行では萩・下関ほかかなりくまなく廻りまして、とても2泊3日で回れるボリュームではなかったのですが1泊目は萩に泊まりまして今回紹介するリゾートホテル美萩にお世話になりました。
場所は萩のはずれですが堀内に近く早朝散歩で武家屋敷街を散策したり海岸を散歩したりというちょっとぜいたくな趣味を近くで楽しめます。
外観
個人的には最近泊まるホテルといったらビジネスホテルが大半なんです。すべてといってもいいでしょう。ビジネスホテルといえばどこも階数が多いですよね。20階建てぐらいざらにあります。土地をそんなに使わず部屋数を稼ぐには上に伸ばしますからね。
しかし、このリゾートホテル美萩はぜいたくにも3階建てなんです。
そしてこのなんとなくわかると思いますがロビーの無駄な広さ。ビジネスホテルではこういうロビーの広さはあまり見られません。
内部
廊下がかなり長いです。上に高くないホテルな分、横には長いようではるか遠く一番奥の壁がみえないくらい廊下が長いんです。
しかもお気づきですか?廊下に椅子がたくさんおいてあります。あまりにも長過ぎる廊下ということはホテル側も承知しているんでしょうね。行き倒れにならないよう途中途中で休めるように各所に椅子が並べられております。
部屋(和室)
意図したわけではありませんが和室があてがわれた今回の萩1泊目。
まあ別に安らかに眠れればこだわるまいと特に気に留めていたわけではありません。部屋を見るまでは。
▼ちなみに部屋のドアはカードキーではなく普通の鍵で、部屋の中から施錠するチェーンロック等はありません。結構古いのかなと思いましたがそれにしてはきれいです。
▼部屋のドアを入るとなぜか大きな下駄箱。まるで大勢泊まっていけやといわんばかり。靴を脱臭できる妙な枕みたいなクッションも下駄箱の上にたくさん置いてあります。
部屋の玄関から上がり端(はな)までが広いこと!まるで大勢でどやどやと同時に押し寄せることでも想定しているかのような。
▼では部屋へいざ入ってみましょう。
うそ!? !!広!!
和室でも了解したが誰がこんな広い部屋にしろって言ったんじゃ!部屋には椅子やら座椅子やらがいくつか、押し入れを開けると布団がいっぱいあってどう見ても団体用の部屋です。畳の数を数えてみたら14枚。つまり14畳の部屋を一人で借りたというわけです。
テーブルの座椅子に座ってパソコン広げてブログ書こうかなとやってみましたがどうも落ち着きません。広すぎるってのも落ち着かないものだなと今回初めて実感しました。
和室といえば中居さんの実演ベッドメーキング
そうです。和室といえば中居さんが布団を敷きに来てくれます。
食事に外出していたりすると出会えないことがありますがこの日はもう出かけるつもりはなかったので見事に部屋で寛いでいるときに中居さんがお見えになりました。こんなのって久しぶり。パソコン作業してる横でせっせこ布団敷いてくれてちょっと恐縮です。
でも中居さんとは呼ばないかな。中居さんというと料亭だったり純和式の旅館だったりのイメージですが、一応外観は様式のホテルなので部屋係さんとでもいうのでしょうか。
ちなみにその中居さんはおばさんと大学生バイトみたいなお兄さんでした。若い美女ではなかったです。若い美女の中居さんならそのままグレーなマッサージをお願いしようかなと思っていましたが残念。
そうです。こういうところに来たらついついグレーなマッサージを利用したくなってしまうかもしれませんが、ホテルの部屋係の人にそういうサービスを要求したらおそらく通報されるでしょうから諦めましょう。
きちんとホテルのフロントに「グレーなマッサージはこの近所でありますか?」とか「部屋にグレーなマッサージを呼んでいいですか」とか申し出ましょう。
ぼくは本音ではグレーなマッサージを利用したかったのですが、明朝早いということと意外と予算が逼迫してしまっていたという理由で今回は断念しました。
いつかは旅先でグレーなマッサージを利用するのも人生の大きな目標の一つにしてもいいかもしれませんね。
風呂
大浴場がありましてそれが海辺を見渡せるようになっているのです。しかも3階建ての確か1階に露天風呂があります。
1階ですよ!
手すりからちょっと乗り出したらイチモツをフルオープンできてしまいます。当然ながら海辺からもホテルの手すりは見えます。つまり下手したら通報される事態も簡単に起きてしまいます。
意外に通報されるトラップの多いホテルなのかなという気はしますが、そんなリスクはあるもののその眺めはすばらしいもので夜といわずぜひ夕方か早朝、あるいは真っ昼間の入浴をおすすめしますよ。
朝食
朝食はビュッフェではありませんがそれなりバラエティに富んだ内容です。
何を食べたかいちいち忘れましたがご飯と飲み物はおかわり自由だった記憶です。なぜかお泊りすると朝食をもりもり食べられます。
踊り場とテラス
朝食を食べたあとはちょっとテラスに出て一呼吸も良いでしょう。海辺の眺めが最高ですよ。晴れていればね。
▼ロビーから見えた大きな階段を上がっていくと2階の共用スペースへいけます。この階段のなんとぜいたくなこと。ビジネスホテルじゃありませんね。宝塚かよって感じます。
▼上がっていた2階共用スペースでも椅子にすわって寛いでぼんやりと海を眺めることができます。悠々自適のリタイア爺さんが座ってそうだけどこのときは誰もいませんでした。
▼これは部屋のベランダから見た浜辺の様子を写したものです。パノラマ加工してあります。
ネットのスペック
有線LANは来ておらず無線LANつまりWi-Fiのみ利用可能です。
で、その速度ですが残念ながら遅かったです。ちょっとした調べ物程度なら概ね使えるのでしょうけど、画像を上げたり下げたりブログに貼ったりという程度でしたがちょっと窮屈を感じました。
通信量はそんなに多くないはずと考えて自前のスマホでテザリングしてブログ書きをしました。不満といえば不満ですがどこのホテルもWi-Fiには期待していません。
まとめと感想
こうして見てみるととてつもなく持て余す和室をあてがわれたこと以外は概ね満足できる宿であったということがおわかりいただけたかと思います。
あと、娯楽設備としてDVD貸出やら漫画貸出も少しばかりありましたが、今どきはスマホやタブレットをみんな持っているのでそんなもの利用する人おらんだろと思います。そういうサービスをまだ提供しているところがちょっと年寄り向けかなとも思ってしまいます。
という変な点もあることはありますが真夏だったら部屋のベランダから浜辺が一望できて水着の若者(いるかどうか知らんけど)をタダで拝めるでしょう。なんなら浜辺まで歩いていって一声二声かけて部屋へマッサージしに来てもらえば御開帳も拝めるかもしれません。グレーな話ですが。
冗談はさておき、和室ではなく洋室に泊まれたらかなり最高かなと思いました。
またいつか萩へ旅行する機会があったらこの同じホテルに泊まるかというとブログを嗜む性質上同じ場所は利用しないという鉄の掟を自分に課しているので残念ながらサービスの良し悪しに関わらず二度と利用することはないでしょう。ディスりじゃありませんので誤解のなきようおねがいします。
Googleでの評価見てみると結構高いことからも良いホテルであるということは想像できます。