2023年の10月に岐阜県を2泊2日でマラソン旅行をしたので記録をここに残しておく。ときどきマラソン旅行をするのが楽しい。
岐阜県の旅行といったら白川郷とか想像するかもしれないが全く違う。かなり愛知県寄りなんだ。
経緯は名古屋である仕事があり、それが終わった金曜日の夕方スタートしたのだ。もともと1年前から予定のあった仕事なので計画は十分時間をかけて綿密につくることはできたが果たして計画通りことが運べたのか。
中京の人にとっては当たり前かもしれないが名古屋から岐阜まで電車(東海道本線)でたったの20分しかかからない。知らなかった。
岐阜駅の駅チカのホテルに着いて前泊してスタートする。ここからの話を残す。
過去のマラソン旅行の記事はこちら。
当初の予定
駅チカのレンタカー屋へ
岐阜駅に近いホテルから同じく岐阜駅に近いレンタカー屋へ徒歩で行く。レンタカー屋はオリックスレンタカーだ。
こちらはあらかじめネットで予約しておいた。かなり前から予約しておくと段階的に安く借りられる。
軽自動車x1日で5544円ぐらいだったか。本当は2日間借りるつもりなので1泊2日で借りたかったところだがホテルに駐車場がないので1日ずつ借りた。
オリックスレンタカーの窓口で聞いたら1泊2日で借りて支店に駐車しに戻すのでも良かったらしい。次に機会があったらそうしよう。
1日目は赤坂宿と垂井宿の予定
1日目は赤坂宿と垂井宿を見て回る予定でいた。計画した地点は合計でざっと4~50箇所だったか。←これだけでも無理がある。
地点の数はともかく思ったより赤坂宿が遠いと感じた。岐阜駅から車で30分近くかかる。
計画の最初の地点に着いたときにはちょっと無理かなとすでに思い始めた。
赤坂宿までで30分近くかかるということはさらにその先の垂井宿ではもっとかかり、またさらにその先の関ヶ原宿まで行くと1時間以上かかるだろう。
レンタカー返却と借り直し
赤坂宿・垂井宿と一通り見て40分~50分ぐらいかけてオリックスレンタカーに戻る。
ホテルに徒歩で帰って寝て次の日再び徒歩でレンタカー屋に行って2回目のレンタカー借りる。
2日目は関ヶ原宿
2日目は関ヶ原宿まで1時間かけて走り40箇所ぐらいあるいはそれ以上見る。
レンタカー返却
レンタカー屋は19時まで営業しているのでそれまでに返せば良い。
ちなみにホテルには駐車場ないのでレンタカーは1日借りx2日で割高となる。
帰るまでの時間つぶし
名古屋のスタバで4~5時間程度の時間つぶしをするかと漠然と考えていたがいくら長時間いられるスタバとはいえずっと椅子に座っているのはちょっと辛いし、ドリンクも1杯だけというわけにはいくまい。
夜行バスで帰る
夜行バスに乗ってしまえば大宮まで寝ていればいいし、大宮についたら下り電車に乗って帰るだけだ。
実際の動き
関ヶ原宿から攻める
赤坂宿の1箇所目まで行ってみて結構遠いと気づいた。それならと赤坂宿を最初に攻めずに今回のメインである関ヶ原宿を最初に攻めることにした。
関ヶ原を後回しにして万一見られないということになると次はいつ来られるかわからないのでそれはダメだ。是非最初に関ヶ原宿を見てしまおうということで予定を変えた。
1日目いっぱいで関ヶ原宿6割程度
1日目で関ヶ原宿を弾丸のように見て回ったが、なにしろ関ヶ原宿は史跡が多い。もしかしたら中山道沿線でトップ1なのはもちろん、密度にしたら日本一ではないだろうか。
あらかた見たところで関ヶ原宿にも飽きてきてwwレンタカー屋に戻る道すがら時間調整しながら垂井宿と赤坂宿も少しばかり見て回った。
つまり実際には関ヶ原宿を6割ぐらいみたところで時間切れとなりあとは帰路でボチボチとつまみ食い程度に見てちょうどよくレンタカー屋に時間内に戻せるというわけだ。
関ヶ原宿の史跡について見て回った記録についてはこちらのサイトもご参考ください。
2日目の予定を変更する
1日目の朝から予定通りいかなかったので2日目をどうしようかとホテルに戻ってから少々悩んだ。
悩むこと1秒から5秒、また岐阜駅から赤坂宿まで行って帰ってくるのは移動の時間がかかりすぎてもったいない。それなら岐阜駅から近い宿場の加納宿をじっくり見て回ろうという結論に至った。
まったくそれまで予定していなかったし、どんな史跡があるかも下調べしていなかった加納宿に翌日行こうと決めて突貫で調べた。
調べるといってもガイドブックはあるし、Google Mapを見ても史跡の検索は簡単なので、あとはどういう順番で見るのが効率的かというのを考えるのがメインだ。
それだって中山道沿いが基本だから一番江戸に近い史跡から始めて京都へ向かって行くというのが基本行程である。
加納宿も十分見応えあり
加納宿の史跡を調べてみたところやはり30箇所ぐらいあり一日ほぼまるまる潰せそうなボリュームだ。
これで万一史跡が少なすぎて半日持たなかったらホテルはチェックアウトしてしまっているし、どこで時間を潰そうか迷うところだ。
レンタカーを一日借りているからといって自動車の中で時間を潰すのも間抜けな話だ。
▼加納宿を回った記録については別のサイトで詳細に残しているので興味があればそちらを参照ください。
午後6時前にレンタカー返却
あまりぎりぎりまでレンタカーを借りているのも気持ち悪いので早めに返してしまおうと、19時まで有効ではあったが17時半ごろには給油を済ませてオリックスレンタカーに戻した。
ちなみに2日間とも無事故、無傷で済んだので特にお咎めなし。よくレンタカーを借りるときに余分な保険加入を勧められるが、過去何回かのレンタカー利用の経験から個人的に追加保険は不要と考えている。
自分からは事故を起こすような運転は決してしないから。これは人それぞれ考え方によるから敢えて人には同じことを勧めない。
時間つぶし
実をいうと夕方から夜行バスまでの時間が余ることは前日からわかっていた。っていうか最初からわかっていた話ではあるんだけどちゃんと現実を直視したのは2~3日前だ。
そこでいくらなんでも4~5時間もスタバというわけにもいかないだろうと名古屋駅近くのネカフェを当日の朝になって予約しておいた。
ところがその予約で連絡したマンボーというお店は「予約だと9時間以上から」という条件と「予約料として500円追加」という条件がつく。
それでも夕方に行き場がなくなるよりはマシと19時からの予約をしておいた。さらに厳しいことに「予約時刻から15分経過すると無効」になるとのこと。
そのネカフェに実際に行ったのは18時ちょっと過ぎだったかと思う。部屋が空いていれば余分な500円は払わなくて済むし、9時間などという縛りもないので予約なしで利用できればそのほうがはるかにオトクなのだ。
そして大丈夫だった。ラッキー。
マンボーで22時30分ぐらいまでいた
ネカフェといっても漫画を読むわけではなくひたすら撮りためた写真や動画をパソコン内に取り込む作業を行った。
漫画なんて読んでたらあっという間に時間は経つだろうが万一時のたつのを忘れてしまうのが怖い。
マンボーというネカフェは地元である熊谷市にもあり、一度利用したことがあるが快活クラブほどの厚遇サービスでもないかなと思うが居るだけなら十分だ。
▼ただし座椅子のような背もたれがないのが唯一の不満点。居心地がまったく違ってくる。
夜行バス
ミルキーウェイとかいう会社の23:20発の大宮行きに乗る。
感想とまとめ
今回はつくづく感じたが夜行バスは二度と使いたくない。夜行バスは他の交通機関と違いかなりのお金が自分の手元に残る。
同じ移動するのでも飛行機や新幹線と違い自分の懐に結構な額のお金を得るわけだ。なにを言いたいかというとお金を得るかわりに失うものが必ずあるということ。
俺は何を今回失ったかというと安眠だ。快適で静かな安眠の時間だ。これについては長くなるので別の記事で述べよう。
もう一度いうが二度と使いたくない。
ということで2泊2日ぐらいのマラソン旅行岐阜県2回目の記録が以上だ。
さすがに岐阜県ぐらいになると日帰りはちょっと無理だし、マイカーで行くのもなかなか大変だし、電車でも行きにくいというなかなか際どい地域なんだけど見るところいっぱいあって何度でも行きたいところでもある。