ホンダ技研工業という自動車会社があります。
あのホンダです。
自分はそのホンダのステップワゴンのオーナーだからというわけではありませんが、自動車製造の工場見学ができるということなので予約をして見に行ってきました。
弟も自動車好きなので誘ってみたら見たいというのでおっさんの兄弟2人で見てきました。
ただし弟はスバリストで僕はサイクリストです。
写真撮影は禁止だったのでほとんど写真は無しですが、どんな様子だったか言葉でお届けできればと思います。
ご興味のある方は直接見に行ってみてはいかがでしょうか。
ホンダの狭山工場概要
埼玉製作所
ホンダ技研工業は世界中に工場がありますが、埼玉県には狭山工場、小川工場、寄居工場とあり、これら3工場を総称して埼玉製作所と言います。
狭山工場は最初のころに作った工場で敷地面積は東京ドーム8個分で自動車の完成工場としては世界最小クラスだそうです。
ものすごく合理的に自動車を作っているってことですね。
余談ですが、プロ野球の読売巨人の長野選手は巨人に入るまでは、ここの工場で働きながら野球をしていたのです。
狭山工場の生産台数等
生産能力は1日あたり1100台の能力がありますが、現在は1日に800台くらいの生産数で、2直(6:30〜23:30を2交代)で稼働しています。
生産ラインが2ラインありましたが、現在は1ラインで稼働しています。
軽自動車は生産しておらず普通車、それもエンジン鋳造やボディの板金から塗装と一環した生産をしています。
2010年あたりから比較して埼玉製作所全体で生産台数は減っているというグラフがパンフに載っていました。
工場の中
見学は生産ラインの一部を見せてくれます。
親切にも安全のための帽子と防護眼鏡を支給してくれたり、騒音のため説明がよく聞こえないので無線イヤホンレシーバーを貸してくれます。
帽子はもらえるのです!
最初にいきなりガツンと印象に残ったのは説明してくれた若い女子社員の生産ラインについてのアクセントです。
昔の人なら工場の生産ラインのラインのことを・..という感じで先頭の「ラ」の字にアクセントをつけて発音します。いわゆる名前動後というやつで日本人にしてはちゃんと頭にアクセントを持ってくる発音をするはずです。
しかし、この若い女子社員は工場の生産ラインのラインを・・・という平坦な発音で話すのです!
これはあのSNSアプリ「ライン」の影響が出ているのは間違いないと思います。
これですよ↓
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
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ただし、「生産ライン」という言葉と、ただの「ライン」という言葉を使うときでアクセントが違ってました。
「生産ライン」というときはちゃんと昔ながらの先頭にアクセントをつけて発音していましたが、ただ「ライン」という言葉を発するときは今風にまるでアプリのラインのことのようにラインと言ってました.
それはさておき、
工場に入ってすぐに自動車がベルトコンベアを流れています.
そこに大勢の作業者がてきぱきと部品を取り付けています.
すでにエンジンは載せられている状態だったのですが、内装を取り付けているところからの工程でした。
座席を載せたり、インストゥルパネルを取り付けたりといろいろ取り付けます.
座席なんて重いのでロボットが設置場所まで補助してくれます。