ホンダカーズ埼玉で定期点検を受けている待ち時間に営業の人からホンダトータルケアというアプリの存在を教えてもらいました。
その場でインストールして使ってみたのですがはっきりいって微妙です。
その内容について残しておきます。マニュアルを見ても同じ程度の内容か、多少はこれ以上に詳しく書かれているかもしれませんが、自分なりに理解した内容を残しておくのも無駄ではないし営業の人に後で見せてここダメというのに参考にしてほしかったりして。
そもそもログインできない問題
アプリでもPCサイトでもログインできない
最初ログインそのものができませんでした。右のようなエラーメッセージが出てログインできません。
▼これはパソコンでの画面ですがアプリでやろうとパソコンでやろうと同じ結果でログインできません。
で、電話でホンダトータルケアのサポートセンターに問い合わせたところディーラーに連絡して使えるようにするということでした。
ディーラーでアプリ入れてやってみてログインできなかったのにディーラーに連絡して解決するのかな?って思いましたが原因がわかりました。
原因
最初HTC(ホンダトータルケア)に加入したときに会員番号が書かれた状態で会員カードをもらいますが、そのことをまず忘れていました。アプリをインストールした点検の日に営業の人から聞いた番号がその当初入会したときの番号と違ってたのでした。(←ここは営業の人のリテラシーの問題だな)
それと1台目のホンダ車のときは加入していなかったのですが、2台目に買ったホンダ車で加入したのに車体番号とパスワード(最初は会員番号の下6桁)が不一致だったのが原因でした。
とにかく最初にログインするときに入れる車体番号と最初のパスワードが会員番号の下6桁というのが不一致だったというわけでした。
ホンダトータルケアHTCアプリの機能
車両によって現れないメニューもあります。逆に以下の項目がすべてではなく実際にはもっと項目があるかもしれません。
トップ画面の右上歯車アイコンでできること
TOP画面(愛車の画像設定ほか)
- 愛車の画像を最大3枚まで追加登録し、切り替えたり削除したりすることができる。メーカーによるデフォルトの画像は削除不可。
- 車の愛称登録
- 愛称をトップページに表示ON/OFF
会員情報・サービス設定(HTC会員情報の確認・変更)
会員情報閲覧する前にログインして連絡先等変更できるが、一度変更したら再ログインできなくなった。
意味不明。ただしアプリはそのまま使える。
このアプリについて(とお問い合わせ入口等)
- アプリ情報
- 利用規約
- マニュアル(PDF)
- 著作権情報
- お問い合わせ
車両設定
登録してある車両を解除する。
ヘッダー部分でできること
車両写真部(管理するマイカー切り替え)
トップ画面に表示し管理する車両を切り替えることができす。また車両設定と同じで登録されている車両を解除できる。
更新アイコン(総走行距離の管理)
アイコンをタップすると走行距離が更新されると期待して押すがされない。また自動更新されるらしいがいつされるのか不明。
ペンアイコン(総走行距離の手入力)
走行距離を自分で入力できる。
メニュー項目でできること
Myディーラー
お世話になっているディーラー情報閲覧と一部情報の編集ができる。
編集できるのはホームページ、メモ、点検パックグレードなど。
愛車メモ
- 車両型式・名称等
- 年間走行距離(編集可)
- 車の利用状況(編集可)
- ロードサービス入会状況
- 点検スケジュール(編集可)
- 加入点検パックグレード(編集可)
- 緊急時サポート連絡先(編集可)
Myスポット
地図から場所を選択して追加・編集ができる。また他の車両からインポートすることができる。またスポットをグループ分けすることができる。
それらのスポット位置を地図上で俯瞰できる。
インターナビルート
internavi Pocketというアプリをインストールする必要あり。
なぜかiPhone向けアプリしかありません。
個人的に特筆すべきと思った主な機能は以下のとおり。
- 通常のカーナビ機能
- フローティングカーデータ利用ON/OFF(ルート計算時にダイナミックな渋滞情報を加味できる)
- 合羽アラーム設定
- 位置情報付き安否確認連絡設定機能
などなどこのアプリだけで本来なら別に記事が必要になるぐらい。
メンテナンス記録
整備情報がホンダカーズによって登録されるはずである。すでに何度か点検を受けているが情報が表示されない。修理ではないのでされないのか現在不明。
エンジンオイル等の消耗品交換時期が表示されている自分で入力するっぽい。
給油記録
以下を入力できる。
- 給油日
- 走行距離
- 満タンか否か
- 給油量
- 給油額
- スタンド情報
どうせなら給油した時点で車が何リットル(だいたいでいいから)給油したという情報をサーバーにアップロードしておいてほしい。そのときの走行距離だってクルマが自分でわかるはずだし。
トラブルガイド
トラブルと思われる状況を選択してディーラーやらメーカーやらに伝えてくれるシステムであろう。
感覚から選ぶ、部位から選ぶ、警告灯から選ぶという選択肢がありそれらのなかにそれぞれ多くの項目がありこれは決めやすい。
燃費記録
ホンダと通信する機能のあるナビ搭載であれば平均燃費をアップロードしてくれてここの画面で見られるが、そうでない場合、自分で給油情報と走行距離情報を毎回入れることで計算してくれる。
ドライブノート
カーナビと連動するし、カーナビのグレードによってできたりできなかったりである。出発地(エンジン始動)と目的地(エンジン停止)を記録してくれて走行軌跡など見られるらしい。
クルマのカーナビは最低限の目的地へのガイドだけしか期待していないのであまり使いみちとしては考えられない。
もはやグーグルマップとYahoo!カーナビさえあれば自動車用カーナビは必要ないと個人的には思っているので。
目的地クリップ
過去のリストと今後のリストが表示されるらしいが自分のでは何も表示されない。
カーナビで目的地設定は毎回しているがどの情報がここに載るのか不明。
ROAD H!NTS(アプリからカーナビへ目的地転送機能)
スマホアプリ(当アプリ)で目的地設定したものをカーナビに転送できる機能らしい。ただしカーナビにROAD H!NTS機能があれば。
地域とジャンルから選んで目的地を決める機能であるがUIがかなり使いにくい。グーグル見習ってほしい。無理かな。
関連サービス
以下の関連サービスのサイトへ飛ばされる。
- Honda JAFロードサービス
- インターナビ
- 定期点検パックまかせチャオ
- 延長保証マモル
- ホッと保証
- あんしんプラン
- プレミアムケア
- Cカード
- Hondaファイナンス
- Honda
フッターメニューでできること
緊急サポート
- 緊急サポートセンターへの電話
- ホンダトータルケア会員番号の表示
- 今いる場所の町名と緯度経度
メッセージセンター
お知らせメッセージがスタックされている
メンテナンス予約
受けたいサービスを電話ではなくオンラインで予約・確認できる。しかも自分の行きつけのディーラーではなくどこのディーラーでも予約できるのは人によってはいいかもしれない。
感想と使えそうな機能
地点に関する機能はほぼ不要△
カーナビや地点登録に関する機能はもはやGoogle Mapで必要十分な機能が満たされているのでほぼいらないと個人的には思います。
ただフローティングカーデータの利用がホンダ純正カーナビではなくスマホ単体でできるかもしれないという機能については面白いと思うので次回どこかへ行くときに使ってみようと思いました。
メンテナンスの記録はちゃんとすぐ更新されないと無意味☓
N-BOXの定期点検へ行ったときにこのアプリの存在を知り早速インストールして使ってみたのですが、直前のメンテナンス時の記録が反映されていない(走行距離とかオイル交換とか)のが不満です。
おそらくディーラーだって合理化でこういう数値データは共有管理しているはずなのにアプリに反映されるのがいつになるかわからない状況というのはユーザーおいてけぼりって感じです。
クルマなんてどこのメーカー買ってもだいたい同じという状況だし販売台数は減少する方向なんだからこういうところで差別化したほうがいいんじゃないのかなって思います。
メンテナンス予約は自宅のパソコンまたはウェブ版でやれば済む△
アプリの機能で使えるかなと思ったのはメンテナンス予約機能なんですがそのためだけにアプリを入れておくのもちょっと馬鹿げているし、パソコンまたはスマホのウェブブラウザでも同じことができるのだからアプリ必要ないかなと思います。
ただし予約しましたよっていう連絡はメールでは来ず、スマホアプリに通知がくるだけ。したがってスマホにアプリを入れておらずパソコンのWEBで予約したらその後は自己責任でメンテナンス予約がいつだったか管理する必要があります。
個人的な希望としては登録してあるGmailのメールアドレスに通知がちゃんと来て、それをパソコンでワンタッチでGoogle Calendarに入れておければ簡潔でいいかなと思うのだがどうだろうか。
個人的な理想
車両がサーバーと通信できるという前提だと以下の機能があるといい。
区間・時刻あたりの最高燃費・最低燃費
これってきっとメーカーはすでにビッグデータとして持っているかもしれませんが、地図上に色分けされたトラッキングが表示されて、燃費が悪いほど濃い赤とかにしてみたい。
そうするといつ走っても燃費が悪い区間とか良い区間とかわかってくるのでそこを走るのは避けようとかこの時間帯ならここを走ろうとかわかるのではないでしょうか。
っていうかそういうのを加味してカーナビもルートを決めているはずだから個人的に見られる必要はないかもしれませんね。
走行距離が時系列でグラフ化
クルマ買いたてのときって結構走っちゃうでしょうから走行距離がかさむと思います。そのうち落ち着いてきて距離が落ちてくるでしょう。
そういう傾向をグラフでみたいですね。そうすればだいたい自分の癖としてどれくらいの期間でどれくらい走行するというのが見えてきて次回の買い替え予定のための予算を組めるかな?
まとめ
強いて挙げれば上記ぐらいで逆に上記挙げた希望がなければ要らないという程度のアプリですな。
走行性能やら居住性能は人それぞれ好みがありますが、それでもだいたいどのメーカーも似たようなものです。
ソフトウェアで差別化するというのも今後重要になってくるのではないでしょうか。
HONDAトータルケアに登録できないホンダ車
トータルケアアプリに登録できないホンダ車というのが存在します。
それはホンダトータルケアオプションにお金を払って契約しない車です。
2台めN-BOXはトータルケアに入らなかったので自分では登録できませんでした。聞いていませんがおそらく手動でも駄目でしょう。アプリを使って有益な情報共有をできるのはちゃんと有料のオプション料金を払った客だけです。
余談 新車買うときって今までの車どうするのか
新車を買うときに今まで乗っていた車を廃車にするなり下取りに出すなりの処分をする場合って多いですよね。
自分の場合はほぼ乗りつぶして廃車にしてしまう主義を通していますが、まだまだ残存価値があって乗れるうちに下取りに出すというのも大きな選択肢の一つなわけです。
中古車買取といえばガリバーが一番メジャーで検索してみるとトップに出てきますが、面倒なのは査定申し込み画面で必要事項を入力したあとにかかってくる電話ですね。
自分も複数社まとめて一括査定かなにかに申し込んだことがありましたが、数社から早速電話がかかってきて面倒だった記憶があります。
やはり電話がかかってくるのは面倒なものですが、仕方ありません。ある程度あきらめましょう。
でガリバーのサイトによると買取価格の決め方は基本額が「年式」と「走行距離」で、あとは装備やら内外装の状態でプラス査定したりマイナス査定したりするのだそうです。
つまり自分みたいにフロアカーペットを純正買わずに走ってたり、カーテンつけるのに壁にバシバシ穴開けていると査定額が下がることがあるかもしれません。だって乗り潰すつもりだったんだもん。
それに外装の補修歴も多少は影響するでしょうけど、骨格を直すような著しい補修跡でなければ致命的に安くなるというものでもなさそうです。骨格直してるとだと大事故起こした証拠ですからね。
というわけで自分みたいにバックドアぶつけて凹ましたのは少々マイナスにはなりますが致命的なマイナスにはならなさそうと安心しました。とはいえうちのクルマの場合、年式と走行距離でかなりいってますからプラス額はほとんど期待できません。
数年、数万キロ程度の走行ならディーラーでの下取りが一番楽なのですが、同時に中古車買取の査定を業者に依頼してみるのは今やマストといえます。
まだ旧車が手元にあるうちに一度ガリバーのサイトで無料査定申し込んでみるのも手です。