たとえ軽自動車といえども新しい方がメインカーになる運命なのでしょうか。
10年ぶりに新車を買うとその軽自動車でさえ進化に驚きを隠せません。おどろいた話はこちら。
本来軽自動車に冬用タイヤを付けるなど愚の骨頂というほどの乗り気の無さではあったのですが、どちらかというとメインカーの座に君臨しつつあるので奮発して冬タイヤを買いました。
最近ではタイヤといえば「たいーや丸善タイヤマルゼン♪」のコマーシャルでおなじみのカーポートマルゼンを真っ先に思いつきますが、まさかテレビコマーシャルなんてやってる会社が安いわけねーだろ?って思ってました。ところがネットで見たら案外安かったのでほぼ即決でした(ネットで4本スタッドレスアルミホイール付きで29800円送料と消費税込み)
そのタイヤそのものについての話は別の機会に。
埼玉本店 | 店舗のご紹介|カーポートマルゼン【アルミホイールとタイヤの専門店】
そしてタイヤを買ったら外した夏タイヤの保管場所が必要です。
それまではステップワゴン用のタイヤ4本を物置に仕舞っていたので済んでいたのが今度はさらに軽自動車用とはいえ4本増えます。これはラックを買わなければということで買ったのがこちら。
我が家の物置にも入るような大きさのラックを探して探してようやく見つけたのですが仕様は伸縮できて幅がある程度柔軟に変えられるというもの。
もともと120cmの幅のタイヤ8本用のラックが楽天で安く買えそうだったのですが、120cmだと我が家の物置に入れられません。それで923mmというのもあったのでそっちにしようかとも思いましたが、最終的には万一タイヤを入れる幅が足りなかったら困ると思って伸縮できるタイプにしました。
買ったタイヤラック
横幅可変式タイヤラックのレビュー
開封
▼届くときの大きさがなんとなくイメージできるようにスリッパと一緒に撮ってみました。思ったほど大きな荷物ではないなという印象です。
▼中身はパイプとボルト類と説明書とあってもなくても良いようなプラスチック製のS字フックが3本。あと工具が1個入っていますから自分で用意する必要はありません。
▼組立説明書と一緒にタイヤサイズの早見表とその中にラック高さの位置調節目安が書かれていて組み立てる前までは「ああ、これは便利だな」と思っていましたが、いざ組み立ててみると結局タイヤを置いてみないとわからないということがわかりました。
設置準備
▼物置の中にタイヤラックを置くつもりで可変式をさがしていたのですが、何しろどうやってタイヤラックを置くつもりなの?と自問したくなる状態です。それを何とか片付けてタイヤラックを置ける状態にしました。
ここまでやるまでの段取りが一番たいへんだったりします。
こういう機会でもないと物置の中の断捨離をしないことが多いですからいくつか断捨離でもしてメルカリに出しましょう。
組み立てながら設置
▼パイプを接合していきなりパイプの歪み発見ですが想定内ですwww中国製の製品を買うのに慣れてくるとぜんぜん驚きませんな。
Amazonにクレームすれば交換してもらえるというのはわかっていますが、手間が面倒くさい。パイプが繋げられれば良いのだから接合できるように無理やり工具を適当に使って矯正してしまいましょう。と、手を着けてしまうともはや返品はできなくなりますから自己責任でね。
▼上下のパイプを接合するときに裏表がありますから間違えるとボルトが入らなくなります。まあ抜いて挿し直せばいいだけです。
▼パイプ歪んでましたがなんとか入るようにしました。
▼縦接合した部分には短いボルトを嵌めて固定します。六角レンチは付属していますから工具の用意は不要です。
▼あとは足側には高さ調整用ボルトを挿して、頂上部にはキャップを嵌めます。
▼さて可変式の横パイプを渡します。ボルトで留めて行くだけです。幅は変えられるのでとりあえず適当に組んでいきます。パイプ同士をつなぐところの間にプラスチックのパッキンを挟んで締めます。
▼なんとなく縦のパイプが節目で反っているように見えるのですが気のせいでしょうか。
▼やっぱり気のせいじゃなさそうです。少し迷いましたが反っている外側がラックの内側になるように組みました。別になんとなくで理屈で説明できません。
▼横ボルトをはめるときのプラスチックパッキンがなぜか1個余分に入っていました。使っているうちに潰れて消耗するかもしれませんから無くさないようにとっておきましょう。ぼくは1箇所に共締めしておきました。この保管方法が良いとはいえません。
完成
▼上段に1車種、下段に1車種と置くのが普通かもしれませんが、このように上段と下段で種類を合わせて置くとラックの幅をさらに狭くすることができます。また幅が狭いほうが強度も相応に維持できるのではないでしょうか。
ということでクルマ2台分のタイヤを収納できる横幅可変式のタイヤラックを5041円でAmazonで買えてなかなか安い買い物ができたかもしれないと感じています。
ただ安い買い物ができたと今は感じていますがずっと感じていられるかはこのラックがずーっと壊れずに持てばの話ですね。数ヶ月あるいは数年後に追記したいと思います。
Amazonで買ってしまいましたが楽天のほうが送料かかってもポイント付く分総額では得かもしれません。
▼送料は我が家(埼玉県)までで650円なので明らかに楽天のほうがAmazon(記事公開時5041円)に対し安かったです。獲得予定ポイントは会員ランク等によって異なります。
本題:楽天サイトには気をつけよう
さて上記ラックに落ち着く前に楽天でこんなのを見つけて当初注文したのですが、なんと勘違い。写真では8本収納できて価格もお手頃、いやむしろ最安(ポイント込みで)かと小躍りしてオーダーしたのです。
▼スマホの楽天アプリで見るとこんなふうに表示されます。
コレ見たら10人中9人が8本乗せられるタイヤラックが税込み5590円しかも送料込みで買えるんだって思いますよね。
ぼくは思いました。そして一旦は注文してしまいました。楽天アプリから買うとさらにポイントが余分につくんですもの。
でも念のため翌日になってからですが、パソコンでよくよく確認したら価格の安いものはスリムタイプといってタイヤ4本用のラックでした。タイヤ4本用でこの価格では全然安くないので速攻キャンセルお願いしてなんとか事なきを得たのでした。
確かに上記画像をよく見るとスリムタイプと書かれています。でもスリムタイプって言われても写真を左にスワイプしてみないと意味がわからないのです。
スリムタイプというのは実際にはタイヤが4本しか乗せられないタイプのことをいうのであって、8本乗せられるラックはワイドタイプと表現されていました。
こんなの騙しだろ!
楽天のスマホサイトは完全に騙しです。騙すつもりがなくても結果的には騙されて注文したという印象が残りますのでページのデザインを変えたほうがよいでしょう。
ちゃんとスリムタイプとかワイドタイプなんて抽象的な表現じゃなく、4本乗せ仕様と8本乗せ仕様とか4本用タイプと8本用タイプとか、自動車1台分と自動車2台分とか単純にわかるように表現しろってんだよね。
さんざんほかのページで幅120cmのラックとか見てからコレ見て幅923cmって買いてあったらそれだけで「ああ、これはスリムだね」って思う客もいるわ。ここにね。
とりあえず目下のところオススメは横幅可変式のタイヤラックです。