家からかなり近い所によさそうなカフェがあるという情報を得た(食べログ)のでポタリングがてらでかけてみました。
あらかじめGoogle ストリートビューで外観を確認しておいたのでほぼ迷わず行けました。
15分程度走ったぐらいで到着ですので近すぎるくらいです。
入口はちょっと一見さんを寄せ付けないような雰囲気があります。でもこのポップ調の看板が親しみやすさを多少演出してくれていますね。
外観
あとは野郎一人ですが勇気を出してはいってしまえばこっちのもの。
玄関前にいろいろ書いてある黒板やら黒板やらありまして待合室も兼ねているようです。そんなに待つ人がここに溜まるのでしょうか。入店する前は疑問でした。
店内
お姉ちゃんに「カウンターか個室どちらにしますか」と聞かれましたが、わたくしは1人での入店なのでテーブルを占拠しても悪いと思ってカウンターを選択しました。
メニューは超大きいサイズです。
たしか「びっくりドンキー」がこんなようなでかい回覧板みたいだったような気がします。夕方5時ぐらいに来たのでコーヒーだけでの長居は悪いかなと思い、パスタとケーキとコーヒーを頼みました。
BGMは洋楽だったのですが、あまりやかましいタイプのものではなく、個人的には普段全然聴かないジャンルとはいえ、不快なものではありませんでした。
もちろんJAZZならもっと良かったのですけど。
お店の中はログハウス風に近いとでもいいましょうか。
木目が基調になっているようです。白い壁が清潔感を出していて良いと思いました。
店員は若いお姉ちゃんが3人ぐらいで回してます。他にはホールには出てこないけどわたくしより少し若いくらいのおじさんがいました。
多分調理人なのでしょう。
奥までよくよく見る余裕がなかったので座敷か椅子かわかりませんが、テーブルが数卓あります。
料理
最初に出してもらったコーヒーを見てちょっと驚き。
コーヒーのカップは普通ですが、受け皿とスプーンが木です。
なかなかしゃれてますね。味はまずまず。
パスタはきのこと茄子のショウガ風味というようなものでした。おいしかったです。
デザートはきなこと黒蜜のロールケーキというのを頼みました。
アイスクリームとフルーツも一緒に盛られています。
これだけで結構なボリューム感がありますね。
アイスやフルーツは普通ですが、ロールケーキはきなこと黒蜜の味が効いているのかこれまた美味しい風味でした。
お店の情報
感想
ここまで読んでいただけると概ねこのお店には満足したのだろうと想像するかもしれませんが、そうでもありません。
これから述べることはわたくしの個人的所感ですので参考にするしないはまったくお読みいただく方の自由です。
ただはっきりと気づいたのでここに記しておくことも無意味なことではないと思います。
さて、すずの木カフェという名前、カフェとついているのでてっきりわたくしはコーヒーとケーキでも頼めばいつまででもくつろいでいられる空間であると勝手に期待しておりました。
まわりくどいので結論からいいますと、カフェと名乗ってよいのは「お客さんが気兼ねなく好きなだけ居られるような雰囲気の店」と定義したいです。
確かに店員のお姉ちゃんたちは当たりが柔らかかったし、料理も美味しかったですが、ただ食べ終わった皿を下げるのが馬鹿に早いなあと感じたこと、BGMがやかましい系の洋楽だったこと、あとなんとなくプレッシャーを感じたこと。
店員のお姉ちゃんは料理を運び終わって「ごゆっくりどうぞ」とは言うものの、その店内の雰囲気たるや「食べ終わったらさっさと立ち上がってください」と感じました。あくまで個人の感想です。
決して悪い店だといっているのではありません。ちょうど夕食の時間に当たってしまったのが良くなかったというだけのことかもしれません。
わたくしの求めているコンセプトとたまたま違うといいたいだけです。
お店にしてみればお客さんが回転してくれないと商売にならないので、わたくしの求めていることはおよそ無理なことだとは承知しております。
あとがき
お店から出るときには外はすっかり暗くなっていて、例の玄関前の溜まり場みたいなところには待っているお客さんが数組いらっしゃいました。
わたくしの占めていたカウンター席でも2、3人は座れるので一組ぐらいは入れるでしょう。
つまり結構人気のあるお店なのです。
もし近くにサイクリングに来られる機会があったら一度覗いてみて食べてみては如何でしょうか。
味はいいと思います。店員さんも慇懃です。BGMは洋楽です。
このあと一目散に家に帰ってJAZZを浴びるように聴きました。やっぱりストレスを感じたのかなあ・・・
まっさきに聴きたいと思ったのはやっぱり定番中の定番で、何度聴いてもこれがいちばん飽きのこないBill EvansのWaltz For Debbyです。
特に1曲目の最初の2秒間を聴くだけで極楽浄土に行けるような幸福感に包まれます。