サンライズ瀬戸を利用したことがあります。
子どものように列車内を探検したい気持ちはありましたが、いいオッサンなのであまりはしゃぎまわるようなマネはできません。
とりあえず部屋の近所だけ写真に収めました。
わたしの乗った1号車はシングルの車両で29室あります。
1号室と11号室はホームと同じ高さ、つまり階段をおりることも上ることも必要ない部屋になっています。車両の入り口からデッキを抜けてすぐに1号室か11号室があるというわけです。冒頭写真のすぐ右手に見える部屋はシングルツインの11号室です。
サンライズ瀬戸の内部
廊下から階段へ向って
▼下の写真は1階の部屋から廊下へ出て階段方向を見たところです。こんな電光掲示板があったなんて帰って写真を見るまで気づきませんでした。それくらい舞い上がってました。^^
部屋奥から入り口方向
▼部屋の奥から入り口ドア方向を見たところです。やはり畳1枚分だったので目一杯壁にくっついてもこれくらいの写真しか撮れません。
入り口には鏡、コンセントがあります。ちなみにコンセントは一口ですので複数の機器を充電などしたい場合には分岐できる器具を持ち込んだほうがよいでしょう。
左手窓枠の奥の壁に見える四角いものはスピーカーでここから車内放送が聞こえてきます。もっとも夜行列車なので最小限のことだけ放送しています。いちいち駅に着くたびに「お出口は右側です」とか「閉まるドアにご注意ください」とか言いません。
入り口付近の空間
▼シングル個室のドアのすぐ内側には狭い「玄関」があります。普通の大きさの靴なら4足程度置ける空間ですが、ここに座ってなにかするのは困難です。とくに私はtravoyのトレーラーをここに置くしかなかったので靴を履くときにちょっと大変でした。トレーラーなどなければ普通に靴の脱ぎ履きはできると思います。
部屋の奥の天井付近
▼空調用ダクトと煙探知機があります。全室禁煙です。煙を感知すると電車が止まると放送していました。あと照明は窓を挟んで対称に2個所あります。照度の調節は2段階できます。というか普通の明るさと常夜灯で片側が弱めに点くのとありました。
左側の天井が高くなっていますので自転車がなければ普通に立てたかなとも思いましたが、多分それでも160cm程度だと思います。キャンピングカーの構造要件でも160cmというのが基準ですから、ここもおそらく160cmぐらいかなあと思ってます。
部屋奥の下部
▼コントロールパネルがありまして、ラジオ(NHKのみ)のボリュームとヒーターの調整ツマミ(3段階)、それと照明のスイッチと非常事態呼び出しボタンです。時計と目覚ましタイマーもついていましたが過信して起きられなかったら大変なので自分の使い慣れたiPhoneのタイマーを使いました。
コントロールパネルがこちらにあるということは枕をこちらにして寝ることを想定しているのでしょう。ただしテーブルは逆側です。できればテーブルとコントロールパネルの位置が同じところにあるとよかったかなあと思いました。
ホームからはこんなふうに見える
▼せっかくなのでホームに一度出て外から室内を写真に撮ってみました。こんなふうに見えるんですね。室内を明るくしたままホームに入ったらちょっと照れくさいですね。しかも横浜や熱海、沼津辺りだと東海道線を利用する普通のお客さんがホームで立っているのでモロに見下ろされてしまいます。
▼トレーラーはこんな風に置いてあります。ぎりぎりの空間です。
▼ホームの高さと窓枠がほぼ同じなので窓枠からだらしない恰好で外を見ているとホームに生首が置いてあるように見えるでしょう。
コンセントの活用
▼おそらくコンセントは1口なのではないかと想像して分岐の器具を持っていきました。夜行列車が走行中にフルに活用させてもらいました。ただ途中でノートパソコンを開き文章を書こうとしましたが、電車のゆれに耐えられずすぐに吐き気を催しそうになってやめました。
ドアの鍵
ところでドアってどうやって鍵をかけるのか乗るまでわかりませんでした。カードを車掌が配るのかな?それとも鍵のない部屋なのかな?なんていう程度にしか考えられませんでした。普通の鍵では合鍵を作られたり(いつつくるのか不明ですが)、失くされたりなどありえます。
部屋に着くと電子ロックでテンキーが部屋のドアの前に配置してあり自分で好きな番号をセットできるようになっていました。なるほどこれならその場限りの鍵を作れるわけです。想像できませんでした。
まとめ
サンライズ瀬戸のシングル部屋の様子を中心にお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
ほかにもサンライズ瀬戸・出雲関係の記事を多数書いてます。よかったらご参考ください。
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