この日2軒目の懐かしいカフェ訪問です。
1軒目はもっとも愛着のあったジョンヘンリーズスタディ。
本当はジョンヘンリーズスタディのすぐ階下にあるモアにすぐいくつもりでしたが結構混み合ってましたので飛ばしてこちらにきました。
場所は吉祥寺の商店街地下1階にある「くぐつ草」
まるで 年配の人が店を見たら防空壕かと見まごうような洞窟みたいなカフェです。
テーブルも暗くてコーヒーと間違ってミルクピッチャーを飲んでしまうかもしれないほどです。
ここも大学生のときにしばしば友人の大森匡己くんと通った店です。
この写真のコーヒーはストロングといって超絶ニガイコーヒーです。
いまでこそ自宅でブルックスなどおいしい入れたての深い味わいのコーヒーを気軽に飲める時代になりましたが、当時はこのニガイコーヒーがたまらなく苦くて毎回は飲めませんでした。
一度ご賞味あれ。
このカフェもBGMはジャズが流れています。いい雰囲気ですよ。
この日はやけに店内が賑やかでお客の皆さんは大声で談笑しているようでした。かつては日によっては静かなときもありました。そのときそのときで違う顔を見せてくれるカフェともいえます。
吉祥寺にはざっと調べてみただけで3軒もスタバがありますが、スタバなんてミーハーなカフェより20年以上前から脈々と命をつないでいるこういう息の長いカフェが大好きです。
あ、別にスタバを批判するつもりではありません。
スタバで堂々とiPadでドヤ顔する根性がないから、マイナーなカフェでiPadおっぴろげてドヤ顔して悦にいっているだけの小さい男ですから。
20年ぶりの吉祥寺の印象
ところで、吉祥寺に自転車とで突っ走ってきましたがここ吉祥寺は自転車でくるところではありませんよ。
なぜなら
1 自転車とを停めておけるところがほとんどない
2 歩行者が多すぎて自転車を乗ってはとても通行できない
以上です。
どうせならとなりの西荻窪に自転車を停めて1駅は電車でくるほうが効率的に回れると思います。
それにしても今や吉祥寺は住みたい都市ナンバー1と言われていますよね。
どうしてなのかしら?って思います。
結構路地は臭いし、人は多過ぎるし、大通りは車が渋滞しているしで特に魅力的な街とも思わないのです。
実際当時、吉祥寺に住んでいた件の大森匡己くんも別にそんなのいわれるほど吉祥寺がステキな街とは思わないと自分で言っていました。20年も前から吉祥寺は住みたい都市で上位だったんですよ。
思うに、名前のゴロが良いのではないでしょうか。
吉という字と、祥という字と、寺という字がくっついてなぜか魅力的な地名に見えるというイメージはあると思います。
私は吉祥寺が好きというよりは学生時代に過ごしたここらの古いカフェが懐かしくて好きなのです。
こういうカフェはおそらく全国的にも減少傾向にあると思います。
チェーン店のカフェが隆盛です。
ちょっと情緒が足りなくてあまり魅力を感じないといっては失礼ですが、古臭い感じでも長い年月生き抜いてきているカフェに数倍の魅力を感じます。
これってカフェだけにいえることではないのではないでしょうか。
長い年月に耐えられ、飽きの来ない人間にならないとこれらカフェでのように根強いファンがつかないのではないか?
それには人間力を磨く必要があります。
話の方向がちょっとずれてきたのでこれくらいにしておきます。
COFFEE HALL くぐつ草 (クグツソウ) – 吉祥寺/喫茶店 [食べログ]
COFFEE HALL くぐつ草(吉祥寺/カフェ・スイーツ) | ホットペッパーグルメ