熊谷から八王子くんだりまで出張で打ち合わせに来たのですが朝9時15分に集合して10時30分には終わって解散ということになっていました。
このまま帰るのもつまらなすぎるので、せっかく八王子まで来たことだし行ったことない観光地である高尾山に行こうと同僚三人で話がまとまり行ってみました。
わざわざ3人ででかけて1時間足らずで打ち合わせが終わるってどんだけ無駄な仕事してんだよっていう議論はさておきまして高尾山のようすなど初めて見るものばかりの景色を紹介します。
梅雨の初めに雨の中高尾山山頂へ登る
まず、冒頭写真は京王帝都電鉄の高尾山口駅です。大学生のときはここの駅から数駅だけ手前のめじろ台という駅まで通っていたのですが、一度もここまで足を伸ばしたことがありませんでした。
いつでも行けると思うと意外と行かないものだねえなんて同僚と話しました。学生のうちに来ておけばそれだけ見識も広がったであろうものを。
駐車場
高尾山口駅のすぐそばに氷川神社がありましてそこには行かなかったものの神社=(イコール)無料駐車場という公式が最近ぼくの頭の中で構築されつつあり、きっと無料駐車場があるはずと思って走ってみましたが残念ながらありません。
おいおい、都内の氷川神社だって愛宕神社だって日枝神社だって無料の駐車場があるのにこんな熊谷より田舎っぽいところで無料駐車場がないとは!
まあ仕方ありませんから平日なら一日最大800円とかいう駅前の駐車場を利用しました。
▼で、歩いて10分程度のケーブルカーの駅へ行きます。
京王線高尾山口駅のすぐ脇の遊歩道を歩いていけばほとんど車の往来に気をつける必要もなくケーブルカーの駅までいけます。
▼なかなか立派な建物のケーブルカーの駅です。
ここはSuicaでピッと入ることはできず切符を買う必要がありますが、Suicaの中に入れた電子マネーで切符代を払えます。
ケーブルカー
駅の場所と料金
片道だけだと480円で往復切符を買ってしまえば940円だったかな。うろ覚えだったので公式サイトを見たら情報が古いです。大した誤差ではありませんが、ご注意ください。
様子
先日宝登山神社に行ったときは奥社に行くのに山頂行きのロープウェイに乗りましたが、ケーブルカーというのに乗るのは生まれて初めてです。地面を走って山を登るので多少勾配加減で前のめりになったりその逆になったりするんですね。
▼珍しかったので写真撮りまくりwww
▼上下で2便稼働していて、1組のレールを共有しています。上の駅と下の駅の中間地点ですれ違うようになっています。ケーブルは絡まないのかなって不思議に思いましたがちゃんとできていて面白いです。
▼終点の高尾山駅で巨大なプーリーを見つけてついつい注目するのは製造業勤めの性(さが)です。
▼ヘッドマークはもみじ号。もう一台もそれっぽい名前でした。
▼やはり観光客はこのケーブルカーと一緒に写真を撮りたくなるのでしょう。面倒だったので顔モザ省略しちゃいました。ご本人様よりのクレームあったらツイートで連絡ください。
▼これ登りきった駅ですけど確か麓も高尾山駅だったような、っと不思議に思って切符をよく見たら片方は清滝という名前です。どっちが?どこにも書いてないからネットで調べたら麓のほうが清滝駅らしいです。
歩いて登るいくつかのコース
ところどころに案内板がありましたが、仕事のついでなのでそんなに要所で写真を撮るというのが抜けてました。
1号路、2号路・・・6号路まであり、またナントカコースとかもいくつかあるようです。我々一行はあいにくの雨降りではありましたがせっかくなので山頂を目指してハイキングとしゃれこみました。所要時間は片道45分とのことです。
作業着を着つつ極めて軽装での登山ですwww
▼途中途中で山門らしきものがあったり。
▼灯籠があったり。
午前中でしたがすでに帰路に向かう人達が大勢でした。登山は午前中に山頂を目指すという基本を守っている人たちでしょう。
▼高尾山といえば薬王院が有名ですが、どうもそれだけじゃなくいくつか寺社があるようです。
天狗を祀っているなにかもあります。
雨降ってるし、1人じゃないのでじっくり眺めていられずとりあえず写真だけ撮って素通りですわ。
▼これもどこだか覚えていませんが、真ん中にお社だか寺院があって両側にお守り売り場があります。
御札授与所にもたくさんありがたい札が並んでいます。
▼ここが薬王院の本堂なのかな?って思ったけど帰りに違うコースを通ったら薬王院の本堂らしきところを撮りましたのでここは違うみたい。いろいろありすぎて混乱します。いちいち賽銭箱に浄財を入れていたら破産するレベルです。
▼いろいろ寄り道しているようでぜんぜん寄り道しないで山頂に着きました。これまでの写真は山頂に着くまでに通り過ぎた場所のものですがすべて通り道にあるというだけのことです。
山頂に向かうと自動的に数々の寺社の前を通るようにコースができていると思われます。
▼無事に山頂に到達できて感無量です。599メートルも山を登ったのです。そのうち半分はケーブルカーですが。それでも自力で300メートルぐらい登ったわけですから軽装でも行けちゃいます。
▼山頂から眺める景色。晴れていたら富士山も見えていた予定。
▼山頂から四方眺め回しても雲ばかり。
▼帰り道で本物の薬王院に出会えた。
▼天狗がお出迎え。
▼雨が降っているのにもかかわらず、平日でもあるにもかかわらず観光客がいます。主に外国人ですが。
▼同僚が嫁氏にリモートで命令されたとかで帰り道に御護摩の販売所で買ってました。
客がいっぱいといっても雨天の平日ですからそれなりに歩きやすかったといえるかもしれません。きっと休日で晴れていたら凄く混むんじゃないかって想像できます。
そんなに面白いところでもないなっていうのは感じました。
まとめ
子供の頃、夏休みに親が「三峰山」と「高尾山」に連れてってやろうかと言っていて、三峰山には連れて行ってもらったような記憶がありますが高尾山は行かずじまいでした。
その子供の頃からの記憶がありますから今回高尾山に登ったのは40年越し近くの夢といっては大げさですが叶いました。
大人になってから来て正解だったような。子供の頃に来てもそんなに面白いと思うところでもなかったかも。もっとも親と一緒にでかければどこだろうと楽しい思い出として残ることでしょうから関係ありませんね。
標高は599メートルですからケーブルカーを使わずとも、早朝からであれば十分徒歩だけで登れる山です。しかも真夏や真冬でなければ軽装でも大丈夫そうです。
ケーブルカーの高尾山駅近くにはカフェもありますから途中で休憩もできます。
行ってみてはいかがでしょうか。