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【広島県】色々な意味で市民に近い広島の路面電車は右カーブするとき直進車両が通りすぎるのを待つ

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広島市の路面電車
広島に降り立ち、駅南側に来ると目につくのは路面電車です。路面電車が市民の重要な足として現代でも大活躍しているという印象ですが、まさにそのとおり。数年に一度広島へ仕事で出張することがありますが、路面電車に乗ったのは1度しかありません。それも夜だったので雰囲気がわかりませんでした。

しかし今回つぶさに観察したのでその印象について語ってみたいと思います。

ほほ乗合バス

レールの上を走りますが駅から駅までが超近くまるでバスです。スピードも普通の電車のように時速100kmなんて出しませんしせいぜい30km/hぐらいだったのではないでしょうか。また路線によるかもしれませんが、料金は一律160円でした。これも料金設定が大都市のバスと似ています。

交差点では直進車を待つ

まず広島市内の路面電車は道路の中央を自動車と並走しています。そして基本的に自動車は路面電車のレール上は走行しません。ただし交差点などでは横切ります。これは通常の鉄道と同じですね。

おもしろいのは冒頭写真でも掲載しましたが右折です。普通の自動車と同じように直進車両が行き過ぎるのを待つのです。上の写真では路面電車と乗用車が交差点を中心にして斜めに向かい合っています。こういう光景は広島などの路面電車都市ならではですね。

ホームが超狭い

今回路面電車に何度か乗りましたが、電車なのでホームがあります。地面より少しだけ高くなっています。高低差は20cmぐらいだったでしょうか。でもホームの幅がこれも駅によるのでしょうが、1mあるかないくらいです。笑っちゃうくらいホームが狭くて電車が来たら近いです。

ホームが狭いから線路上を歩く

ホームが狭すぎてすれ違えないのでホームを歩くときに降りてしまってレールの上を歩く人もいます。もっともレールといっても地面に埋め込まれているので普通の電車のレールのように歩きにくくはないです。踏切をイメージしたようなレールです。

ブレーキの効きが良い

そんなふうにレール上を歩く人がいるわけですからそんなところに路面電車が突っ込んできたら事故になりかねません。でも大丈夫なんです。ホームに入線してきた路面電車はちょっとでも人がはみ出ていて危険なときはシュパッと急停車してました。そう、まるでジェットコースターが乗り場に着くようなイメージです。あれはシュパっシュパっと止まりながら位置合わせしますよね。あんな感じです。

てっきりワンマンかと思ったら車掌さんがいる

イメージがほとんどバスなので乗務員は運転手一人かなと思って乗ったら車掌さんがいるんです。駅ごとにいちいち放送しているんです。う~~ん。電車より手軽でバスよりサービスの質が高い?しかもさすが国際観光都市広島です。車掌さんは外国人の乗客に英語で「両替が必要ですか」みたいなことを聞いてました。鍛えてますね。恐るべし広島路面電車。ちなみに切符を買うのではなく料金は後払いでバスの料金箱みたいなのに入れます。整理券番号表示できる箱もあったから路線によって定額だったり距離別だったりするんでしょう。

珍しいイスあり

車内で珍しいイスを発見しました。どっちを向いて座るのが正しいのか、何人座る仕様なのか不明です。それとも臨機応変に使って構わんよということなのでしょうか。

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広島市の路面電車

▼一見するとバスのようだが屋根にはパンタグラフがついている。また左車線には普通のバスも走っている。
広島市の路面電車

▼線路は埋め込まれていて踏切に近い。車輪の入る隙間が狭いので間違って足を入れてしまう心配もほとんどないといえる。
広島市の路面電車

▼ホームではなくレール上を歩く人あり。
広島市の路面電車

▼黄色い線の内側までお下がりくださいというアナウンスが通用しないほど狭いホーム。
広島市の路面電車

▼こんな近くて接触したら危ないけど意外にビタっと止まる。
広島市の路面電車

広島市の路面電車

▼国際観光都市でもあるので外国人が結構いる。基本的に前から乗って降りるときは後ろからみたい。それはこの狭いホームを見れば合理的な乗降方法であると納得できる。
広島市の路面電車

▼バスにあるような料金表示する箱。
広島市の路面電車

▼どういう座り方が正当なのか不明な椅子。
広島市の路面電車

▼乗っていても地面が超近いw
広島市の路面電車

▼車掌さんが乗っているが最後尾の個室ではなく車両の途中に立ち位置がある。昔のバスはこんな感じだったよね。
広島市の路面電車

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