たまたま夜自分一人という休日がありましたのでどこか開拓してみるかと近所の上柴食堂というお店に行ってみた。前々からどんな店なのだろうと興味はあったのだがなかなか一人で行く機会がなかった。
嫁と行こうと思っても嫁はこの手の食堂が嫌いで一緒には行ってくれない。
どんなお店か想像はしていたがだいたい想像どおりの形式だった。そう大学のカフェテリアみたいな和食屋さんなのだ。つまり並んでいる惣菜から好きなのを選びながらトレーに載せていき最後に会計をして、それを持って自分の好きな席で食べて食べ終わったら自分でトレーなどを返すというやり方だ。
陳列台に並んでいる惣菜は大半が冷めてはいるが、会計が終わったら備え付けの電子レンジで温めることもできる。これで出来たて同様のおかずでご飯が食べられるのだ。
深谷上柴食堂の惣菜を美味いけどやや味が濃い
ここ最近はお昼にどか食いしているので夜は米をあまりあるいはまったく食べないようにしている。そうすればまだマシかなと。
で選んだオカズがこちら。これらの他にも焼き魚やら刺し身類やらといろいろあったがそんなに食べるのに時間がかからそうなのと味つけを知りたいものをなんとなく選んだ。
▼例えばこの金平牛蒡。自分の家で作るものに比べると牛蒡も人参もすごく細く切られている。いったいどうやってこんなに細く切っているんだろうと聞いてみたくなるくらい。しかし味は濃い目。自分だったらもっと薄い味付けにする。だってこれをオカズにご飯食べすぎてしまいそうだから。
▼ナスの煮付けはなかなか自分の家では作らないのでこういうお店に来るとつい取って食べてしまう。だいたいいつ食べてもどこで食べても美味しい。だけどツユの味が濃いかなあ。
▼肉じゃがは家でも作れるけど自分が作るようになると人が作ったものの味や形に興味がでる。芋はこれくらいの大きさでもいいのかとか、肉は牛肉のほうが合うけど煮すぎると固くなるなあとか。でもやっぱり味がちょっと濃いめ。
こうして食べてみるとご飯を一緒に食べてバランスが取れるかというほど味が濃い目にできている。ご飯がなくてもなんとか食べたが口の中を中和するために甘いものでも食べないと厳しいかもと思う。
こういった食堂の味はだいたい濃く味付けされているのはなぜなのだろう。素材の不味さを打ち消すためなのか、日持ちを良くするためなのかは店によって違うだろう。
だが、独身の人が毎日こういった惣菜屋さんなどのお店で食べていると濃い味に慣れて薄味のものを食べたときに満足できなくなるのが心配だ。だって毎日家庭でもこれぐらい濃い味を食べていたら飽きるだろうし、さらにいうと塩分や糖分過剰摂取で成人病になりやすくはならないだろうか。
お客さんは家族連れはほとんど見られず父子連れだったり男同士だったり男女カップルだったりというパターンが主流のようだ。女性同士というのはなかなか利用しないかも。
気軽に利用できる食堂ではあるが、もう少し薄い味付けなら自分も1人のときはリピートしたいと思うのでそこがやや残念。