長野県の海野宿というところに行ってみました。
とある自転車番組でここらへんを走っている様子をたまたま見て、長野県に良いところがあるものだと驚き、いつかは自分でも行ってみたいと思っていたのです。
昔の日本の風景といった感じで異空間なのです。
クルマでも出かけられます、っていうかクルマじゃないとキツイかもしれません。
もっとも昔の人は基本徒歩ですけどw
海野宿の場所
▼場所はこのへんです。これは駐車場の場所です。駐車場にクルマを留めて少し歩けばすぐ見えます。西へダーっと数百メートルほど江戸村風の町並みが続いています。
うっかりぼくは西から町に入ってしまいましてなんと無粋にも海野宿の中央通りをクルマで走るという暴挙を犯してしまいました。
まあ、禁止ではないんですけど極めて無粋な行為ですよね。どうせなら住民または商品搬入車両以外通行禁止にしてしまったほうが良いと思いますよ。
▼一応途中に駐車場があったので停めさせてもらいました。ここのお茶屋さんの駐車場だったのでコーヒータイムを過ごすのにちょうどいいわけではあったのですが、なんにせよいきなりクルマで西から通りに入ってしまうと逃げ場がなくなります。
わからなかったとはいえ名所愛好家の自分としては申し訳ないことをしてしまったなあと思います。
西側の入口にも駐車場を整備しておいてもらうか、大きく目立つように駐車場までの道順を案内板で用意しておいてもらったほうがいいかもしれません。
海野宿へ西の方から行くときは千曲川沿いの新しい道路を海野宿を通り過ぎるようにまっすぐ行くと駐車場のあるところまで到達できます。
駐車場から通りへ出ると地面はアスファルトですけどそこは別世界です。
ただしお店やさんはあまりたくさんはなさそうでした。
▼よく晴れた日に自転車で走るとけっこう気持ちいいかもしれません。ただし一瞬であるということと歩行者もいるのでスピード出し過ぎはダメよってことはいえます。
こうして見ると電信柱などの棒が写真にまったく写っていないだけで良い景色に見えます。一般的な商店街でも住宅街でも電柱と電線がないだけでちょっとオシャレな街に感じたりしますね。
いかにあの棒とケーブルが景観を損ねているかしみじみ感じます。
大島屋でコーヒータイム
クルマをタダで停めさせてもらったのでコーヒーぐらいはいただくことにしました。350円でした。ほかにも手作りぼたもちだかも売っているようでした。
ちょっと一休みできるテーブルに座って爺さんか婆さんにコーヒーをおねがいします。
▼コーヒーカップが結構しゃれています。
レジとかなくて運ばれてきたコーヒーと引き換えに払います。
▼記念にノートに書き込めるようになっていましたのでぼくも一言書かせてもらいました。
ただこういうノートにブログ名など書いて宣伝するような無粋なことはいたしません。
今日はこう思ったよ
海野宿というところを初めて訪れましたが、町並みは確かに時代劇そのもので感動的ですらあります。
でもマーケティングがイマイチなのか、それとも別に構わないのかわかりませんが爆発的に賑わっているというわけではありませんでした。
観光客らしき人たちがしきりと写真を撮っていましたが写真で見てわかるように混雑はまったくしていません。
リピートしたいと思うかというとウーンと唸ってしまいます。
リピーターが訪れないといずれ衰退の恐れがあります。まあ観光で食ってる町というわけでもなく、ただ単に古い町が残っているというだけでそこの人々は一般人と同じように普通に生活しているだけなのであればそんなに観光客が来なくてもいいのかもしれません。
もっともあまり客だらけになってもうんざりしてさらに二度と来たくなくなる恐れもあります。
今のようにサラッとしているぐらいのほうがなんとなくまた行ってみようかみたいに思うのかもしれません。