タダで商品を提供してもらっても単なる提灯記事は書かないと天地神明に誓っている吉田哲也デス。
スポンサー企業様から自転車用テールライトをご提供いただきましたのでレビューしてみたいと思います。
自転車の後ろ側には反射板をつけていますがテールライトはつけたことがありません。反射板は文字通り後ろから照らされないと反射せず自車位置を他者に伝えることができませんが、自ら光るテールライトなら後ろから光を当てられずとも自分の存在を知らせることができます。
ママチャリだと後輪の泥除けに反射板がついていたり、あるいは反射板とライトを兼ねたものがついていることがありますが、ロードバイクですとサドルポストに取り付けるのが一般的です。
今回いただいたテールライトもサドルポストに取り付けるための部品で構成されています。といってもロードに付けるつもりでレビューを始めましたがママチャリのサドルポストでないと付けるのは微妙です。
開封して光らせてみましたが点滅のパターンがいろいろありすぎてどれを採用しようか迷います。人によってはワクワクするかもしれないし、種類が多すぎてウザいかもしれない両刃の剣のような機能ではあります。
では見ていきましょう。
パターンいろいろテールランプ
開封
▼パッケージ台紙の裏側に取り付け方について簡単なイラストが描かれていますが、見なくても特に迷うことはないくらい簡単な構造です。簡単であるということは壊れにくい、あるいは壊れても直しやすいということで重要です。
▼開封してみると主に3つの部品で構成されています。
すなわち、ランプ本体、サドルポストに取り付ける輪っか、そして本体と輪っかとを接続する部品です。
▼組み立ててみるとこんなふうになりました。特に何の変哲もない気がします。
▼ランプ本体とアタッチメントとの接続はレールに嵌めてスライドさせて凹凸を噛みあわせた位置で固定させるようになっています。
▼本体の蓋を外してみるとLEDが5個横一列に並んでついています。
▼反射板を外すと下に単4の乾電池を入れるようになっています。
▼電池を入れてスイッチを入れてみました。5つのLEDがすべて点灯しました。
さらにスイッチを押すといくつかのパターンで点滅します。点灯を含めて全部で7パターンありました。電池持ちはどれくらいなのか使い込んでいないのでわかりません。
自転車に付けてみる
▼ウキウキで期待して自分の自転車に取り付けようとしてみましたがゴムパッキンを外してもキツキツで正直いってロードのサドルポストにはつかないのではないかと思います。
▼ハンドルはどうかなあと嵌めてみましたが、テープが巻かれているドロップハンドルではまったく噛み合いません。
▼ではテープの巻かれていないステム付近ではどうかというとゴムパッキン付きでも付けることはできますが、ランプが縦向きになってしまってちょっと間抜けかなあと思います。個人の価値観ですが・・・
▼ここはリアブレーキのすぐ脇のフレーム部分で名称でいうとシートステーというらしいです。ここだと逆に緩すぎてつけられません。内側にもっとゴムパッキンを噛ませれば可能かもしれませんがおそらくランプが真後ろを向かないでしょう。
▼結局ママチャリのサドルポストがいちばんしっくりと取り付けできるサイズであるということが最後にはっきりわかりました。
▼家族のママチャリに取り付けてあげることにしましょう。夜の帰宅のときにはいくらか安全性に貢献してくれることでしょう。
今日はこう思ったよ
自分の安全確保ではなく娘の自転車の安全確保に役立ったと思えば今回のレビューも悪いことではないと思います。
ちょっとがっかりしたというのが本音のところですけどね。
できれば自転車用品をご提供くださるときはロードでも使えるパーツがいいかなあなんて言ったら贅沢でしょうか。