友人からもらったDAHONのVitesseを改良しています。今回はシフターをグリップ回転式のものからレバー切り替え式にリプレースしたいと思います。
なぜならグリップ式のシフターはなんとなく子供っぽい印象だからです。ただそれだけのことです。逆にレバー式のほうはママチャリっぽくね?って思いますけどね。
いろいろリプレースしようとしているうちに麻痺してきて半ばノリで交換に踏み切っていたという感じです。
DAHON自転車の7段シフターをグリップ式からレバー式へ交換
Amazonで買ったレバー式7段シフター
▼もはやホームセンターに出かける時間も惜しくて高い安いにかかわらずAmazonしか選択肢がない状況はちょっと危険かもって思い始めてます。(あとでホームセンターに行って類似品ですが価格を確認したらAmazonが安かったのでホッとしました)
シマノの7段シフター。
▼シフター本体にケーブルとケーブル終端保護用のエンドキャップがついています。
▼操作は半月型に湾曲したレバーを右手親指で押して大きいギアに運び、手前のボタンを押して小さいギアになっていきます。大きいギアへは一気にグイッと押して進めることができるものです。小さいギア(高速側)へは1段ずつしか進めません。
グリップとシフター取り外し
▼グリップを外すのは一苦労だろうなあと思っていましたがやはり想像どおり大変です。細めのマイナスドライバーを隙間から挿し込みますがコジリすぎるとハンドルが傷つくのであまりやらないほうがいいでしょうね。
本当はやりたくなかったけどドライバーを挿し込んだ隙間にCRC-556の油をノズルで少量吹き入れました。滑りが良くなって比較的容易に抜けます。ただし後々この油でグリップが回転しやすくなってしまう恐れも孕んでいます。一番理想的なのはコンプレッサーのエアを送り込むことですが普通の家にはないですからいずれかで妥協というところです。
▼ゴムグリップの抜けたハンドルは最初のコジリでやや傷あり。次はシフターを外します。シフターは大抵六角レンチで緩めますがキツいときがあります。それを無理に緩めようとすると六角穴を壊してしまう恐れがありますので、そんなときはカナヅチなどで軽く叩くと緩めやすくなるときがあります。
▼シフターを外してすっきりしたハンドルですがかなり汚い。いずれすべて外して磨き直さないと。
▼外したシフターです。アウターケーブルも交換します。
ディレイラーのナット緩め
▼ディレイラーのワイヤーを外すにはここにあるナットを緩めて外します。
▼ワイヤー先端のキャップはプライヤーやラジオペンチなどで潰れているところを戻して引っこ抜きます。
▼今回調達のシマノのシフターには手元でワイヤーの緩み調整をするためのネジがありません。1つめのやらかしちゃった点かなという印象です。普通のスポーツ用自転車では手元とディレイラー部とで2箇所にて緩み調整ネジが付いていますよね。
▼元のアウターケーブルからシフトケーブルを抜いていきます。
▼必ずしも外さなくても良かったのはワイヤーの張り微調整用のロングボルト( ?)です。黒いキャップから元のアウターワイヤーだけ外せばよかったんです。
▼ディレイラーで固定されていたインナーワイヤーを抑えるナットは真っ赤に錆びていたので市販のM5ナットに置き換えます。これは普通の規格のナットで大丈夫でした。
▼アウターケーブルを通す穴付近もついでだから綺麗にしておきましょう。
▼各穴に通していきます。シフバーのボディに赤いケーブルがいい感じに映えます。
▼このときはまだ間違えてブレーキアウターケーブルを敷設していることに気づきませんでした。シフトチェンジがどうにもスムーズに決まらず悩んでからやっと間違いに気づきました。
▼ちゃんと書い直したシフトアウターケーブルにはシフトアウターケーブルと書かれていて、ブレーキアウターケーブルにはそうと書かれていました。
▼しかもアウターケーブルのエンドキャップもブレーキ用は金属でしたが、シフト用は樹脂でした。この違いの意味はわかりません。
▼赤いケーブルはブレーキアウターケーブルだったのでオレンジ色のシフトアウターケーブルを買い直してちゃんと張りました。ただしシフトの切り替えは結局上手くいきませんでした。
考えられる原因はいくつかあります。
- ディレイラーのバネが弱っている
- シフトケーブルの張りが弱い
- シフターのインデックスの位置がおかしい
- ディレイラーが歪んでいる
などが考えられます。でも検証するのが面倒すぎてとりあえず完了です。