本家ブロンプトンの話ではありません。
以前からクリーンスピードのエスプレッソというミニベロ自転車にブロンプトンのSバッグを取り付け出来るようにチマチマと改造してきました。
今までは自分を騙していました。
仮付けしていただけみたいな状態だったんですけど、今度こそ永遠に取り付けしました。
自転車を廃車にするまでブロンプトンのバッグと一緒です。
どんなふうに付けたのか紹介します。
金具の制作
▼写真のような金具を作ります。
材質は鉄の端材です。
道具は鋸盤というものを使って切断します。
微妙に傷があったりしますが、あまり気にしません。
切り落とす寸法は8mmx8mmx41mmぐらいで、ヤスリなどでそれなりに表面を滑らかに磨きます。
▼フロントキャリアブロックをネジ止めするためのM5のネジも切ります。
またM5のネジの下穴をあける為にボール盤を使います。
M5のネジはタップという道具を使います。
普通のタップよりはスパイラル形状になっているタイプの方が切り粉がスムーズに抜けて加工しやすいらしいです。
そしてタップをまわす為のタップハンドルです。
両端に細い溝を切ってあるのはワイヤーで仮止めするためです。
ヘッドチューブの準備
▼ヘッドチューブでは金具を付けたい箇所の塗装を落します。
塗装を落しておかないと溶接ができません。
ブロンプトン用金具の溶接
▼あっというまに溶接してしまいました。
自分でやったのではなく会社の同僚で溶接が巧い人に頼んだのです。
こんなことをしたら、ヘッドチューブが変形してハンドルが回らなくなってしまうと危惧される方もイルカと思いますが、ちゃんと内側までダメージが及ばないように溶接してもらいました。
フロントキャリアブロック付けてみる
▼フロントキャリアブロックを付けてみました。
もちろんまっすぐ前を向くように溶接前のワイヤーでの仮止めで確認してありますから、ちゃんと正面を向いているはずです。
▼Sバッグを付けてみました。
気になる直角平行ですが、どうでしょう。
Sバッグの持ち手がハンドルと平行になっています。
持ち手の真ん中にハンドルポストもあり、角度も直角であるとわかります。
▼上から見下ろしてみます。
ステムと持ち手が直角になっていることを確認できたのでここもまっすぐ取り付けられているとわかります。
今日はこう思ったよ
超絶うれしい日です。
正直いままで、このSバッグがいまいち安定していなくて自転車で出かける気になれずにいました。
これからはSバッグをフロントにつけてガンガン出かけていきますよ。
持つべきものは溶接の巧い同僚ですね。