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【埼玉県】何のための穴か?吉見百穴行ってきたがそこで感じた一番のミステリーは頂上にある民家

この記事は 約5 分で読めます。

翔んで埼玉という映画が話題沸騰の2019年初めですがその埼玉県の遺跡スポットで吉見百穴というのをご存知でしょうか。

吉見町の小さな山に無数の横穴が空いているので吉見百穴と呼ばれています。「よしみひゃくあな」と一般的に呼ばれているほうが多そうですが、ぼくらの子供の頃はもっぱら「よしみのひゃっけつ」と呼んでいました。

だって「けつ」と呼ぶほうが子供的には美味しいじゃないですか。小学生のころなんて同級生の女子に「よしみ」なんて名前の子がいたらもう餌食です。今でいうところのいじめまがいのことを言っていました。

そんな古代遺跡「吉見百穴」に生まれて初めて行ってみたレポートが今回の記事です。ある意味珍スポットです。

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吉見百穴について

まずは自作の動画。

アクセスと料金


場所はここですが、とても公共交通機関で行くことを想定して建設されたわけではないのでマイカーで行くことをおすすめします。駐車場は十分あります。200台ぐらいは停められるスペースがありますが、過去にはどうか知りませんが、おそらく埋まることはないのではないかと思います。

一応公共交通機関で行きたいなと思ったら東武東上線の東松山駅が最寄り駅ではあります。バスとか出てないかと思います。

吉見町観光ガイドのサイトを見てもとても公共交通機関で出かけることを想定していなさそうな雰囲気です。
国指定史跡「吉見百穴」 | 観光地 | 吉見町観光・見どころガイド

入園料は大人で300円、小人200円ですから安いといえます。もっともただ見て回るだけでは1時間も持ちません。ほかに陶芸体験みたいなのとか、お休み処での喫茶には別途料金がかかりますが間を持たせようと思ったら必要アイテムといえます。

何のための穴か

拡声器でリピート再生していた内容によると、最初はコロボックス人の住居と見られていたようですが、そのうち研究が進んで古代人の墓、それも権力者とその家族の墓であろうという説が今は有力です。

また戦時中はもっと大きな横穴を開けて軍需工場としても使っていたようで、その跡も残っています。ただし軍需工場の部分は奥まで詳細に見ることはできません。どちらかというとそっちのほうが興味がありますが。

標高数十メートルの小高い山に穴あなアナ

主な穴は太古の昔、権力者とその親類のための墓所として使われたというのが現代での有力な説のようです。

そのほかの用途としては戦時中に軍需工場としても使われたようです。鉄格子で仕切られてしまっていてその軍需工場までは見ることができませんでした。

いったいどんな風景なのか見せてほしいです。

吉見百穴

▼昔の人が鉄器を使って岩山を掘り進めた跡がよくわかる岩が展示されています。岩の表面に見える模様が鉄器による削り跡だそうでそりゃあ大変な労力だったことが伺えます。
吉見百穴

ですからこういう横穴を掘ってそこに葬られるには相応の権力や財力がないとできないわけで、一般的な民いわゆるパンピーでは穴を掘っている間の飯が食えないわけでして従って権力者の墓であろうという推測のようです。
吉見百穴

▼こうして見ていると、昔公園にあったお山を思い出します。こんなふうに細かい穴だったかあるいは突起だったかが無数にあってそれを足がかりに登った記憶が蘇ります。
吉見百穴

だからといってここをそんなふうに登るのは禁止されています。っていうか無理でしょう。ちゃんと階段のある通路を通って上まで登りましょう。

ヒカリゴケ

ヒカリゴケという大変珍しい苔が自生している場所があります。直接触ることはできないのですが、金網越しに見ることはできます。ぜひ見てみましょう。

吉見百穴

カメラで撮るとぜんぜんわからん。

吉見百穴

▼かろうじて緑色に光ってるっぽいものが写っています。肉眼で見るともっとはっきりわかりますからぜひ現地へ行って実見してみましょう。

吉見百穴

棺座

こういうところの写真をやたら撮ると後で何か違うもの、この世のものとは思えないものが写っているかと懸念してしまいますがどうも写っていなさそうでホッとしたようながっかりしたような。

吉見百穴

▼中まで入れる棺座というか棺室がたくさんありますが、結局墓場ですからそんなにむやみに他人が踏み込むものではないという感覚があり中まで入らず写真を撮ってきました。起こしたくないものですから。

吉見百穴

▼山の西側のほうが古い穴で東に向かって新しくなっているとか。で西から東に向けて穴の掘り方が洗練されているのがわかるのだとか。ぼくにはわかりませんでした。

吉見百穴

山頂からの眺め

山頂まで階段で登れますがけっこうあります。途中途中で振り返っては景色を眺めましたが、特に絶景というわけではありません。なにしろ標高数十メートルですから。吉見百穴

▼それでも頂上付近からの眺めはそこそこ遠くまで見渡せます。
吉見百穴

まあ特に感動もなくこんなもんですかね。
吉見百穴

最大のミステリー(頂上の民家)

数十メートルの高さの山を頂上まで登るとやや平らになっています。そして見えてきたのが謎の民家。

吉見百穴

てっきりこの土地の地主が酔狂にも頂上に自宅を建てたのかなあ?なんて思いましたよ。最初は。平屋でうすが何しろ普通の家です。
吉見百穴

マジでなぜ頂上に民家?って思って帰り際に切符売り場のおばちゃんに聞いてみたところ驚愕の答えが!!

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