中国のへ9日間の出張にきております。
今日で6日目でやや家が恋しくなってきました。というより家が恋しいのは確かなのですが、それよりうんざりしてきたと言った方が正確です。
ただ誤解しないでいただきたいのは、中国そのものの印象に嫌気がさしたのではなく一緒に行動するのがウンザリして辟易して極致に達しつつあるということです。
まあそんな個人的な嫌味はさておきまして今日も元気良く中国の良い点をあげつらって参りましょう。
紙ナプキンを持って帰る行動力がパねえ
飲食店に食べに入ると紙ナプキンを一人一人に配ります。
冒頭写真のようなポケットティッシュ型の掌サイズの袋に入ったものを配ってくれるのです。
一体なぜ?こんなことをするのかと中国人の社員に尋ねると、テーブルに置きっ放しにすると全部持って行かれてしまうからだとか(笑)
こういうところはいかにも中国っぽいなあと感心します。真骨頂のひとつです。
紙ナプキンがテーブルに沢山置いてあるって日本ではごくごく普通の光景ですよね。
でもここ中国では大衆食堂に紙ナプキンが置いてあったらさっさと客が持ち帰ってしまうというのです。
我々日本人も本当はテーブルに置いてある紙ナプキンをごそっと取って持って帰りたいけど何かが邪魔をしてためらっちゃいますね。
そんなためらいなど一切なく紙ナプキンを根こそぎ持っていく中国人の行動力パねえっす。
問題解決のための行動力がパねえ
この問題解決能力は我々日本人も大いに見習うべきところです。
例えばこんな光景がありました。残念ながら写真はないのですが、駅では自動改札がちゃんとあり一人ずつ柵が開いてから、あるいは柵を押し開けて通るようになっています。
このときは柵が自動で開くタイプの改札でした。
何が起こったのか自動改札機が開かなかったようなのです。そのとき通ろうとしていた中国人の男性はとっさの機転でそこを飛び越えて通過しました。
日本人の常識では考えられない光景が随所に見られます。
彼らにとっては問題が起こったらそのとき取り得る最速の行動をなんの躊躇もなく起こすという行動力がパねえっす。
新幹線でもう⚪︎こ座りしてする伝統がパねえ
新幹線で移動するときに発見したパねえ話です。
我々日本人は戦争に負けてアメリカの文化が一気に日本に入ってきたとき大切なスピリッツを忘れてしまったのかもしれないと思い知らされたのです。
新幹線の中のトイレといったら洋式を想像してしまいますよね。
でも中国は違うんです。昔からの伝統であるうんこ座りしてうんこできるようにちゃんとトイレが和式になっているんです。和式なんて呼び方をするのも申し訳なく思ってしまいますから中華式と呼ばせてもらいます。
洋式の方が楽ではないかと我々常識に囚われたパンピーは考えがちですが、彼らにとっては伝統を守り抜くことが何より大切なのです
グラグラ揺れる新幹線でこの便器にまたがってうんこする中華民族の伝統を重んじる心意気がパねえっす。
AとBからCを生み出すイノベーションがパねえ
中国人こそ世界一イノベーションが豊かな国民です。
あるものと別のものを組み合わせて全く新しい価値を生み出すそのイノベーションにはただただ感心するばかりです。
この傘は原チャリに付けるように売られている傘です。
傘って上から見ると正八角形みたいなとにかく正何角形みたいな形してますよね。
でも中華民族はそんなことにこだわらず新たなイノベーションで楕円形とも違う形の傘を生み出したのです。
そしてそれを原チャリのハンドル軸に固定して雨の日でも濡れずにバイクを転がしているのです。
こういうものが出ても我々日本人は誰も使っていないから・・・とかって恥ずかしがって使おうとしませんよね。大勢が使っているのを見て自分も使い始めるというようなスタイルです。
しかし中華民族はそれより斜め上をいっています。
バイクに乗って傘をさすなんて我々日本人の発想からは湧いてこないと、残念ながら確信できます。
中華民族のイノベーションパねえ話です。
ちなみにもっとパねえのはこれら原チャリは皆電動スクーターです。
中国では電動スクーターが当たり前だそうです。本当はこっちの方がショックでした。
安全への配慮がパねえ
上海まで新幹線で行き、そこから地下鉄に乗りました。
そこで見てしまったんです。
上海の地下鉄では皆ホームにドアが設置されているんです。
日本では次の東京オリンピックまでに間に合うかどうかなんて議論をまだしているような体たらくなのに、お隣の中国ではすでに先を行っています。
ホームから人が落ちないようにちゃんと全ての地下鉄のホームにドアが設置されているんです。(全てかどうかは完全には調査したわけではないので憶測です)
でも中華民族のこの安全への絶対的な配慮がパねえと思いませんか?
これなら餃子だろうがチキンマックナゲットだろうが安心して食べられますね。
本当に中国人の安全への配慮はパねえっす。
今日のまとめ
中国の人々のバイタリティには恐るべきものがあります。
全てがパねえ国です。
今日のところはこのへんで終わりにします。
どうか検閲通って無事帰れますように。
他にも中国出張中のエピソードが盛りだくさんあります。
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