新しく通勤や通学を始めたときに自転車を購入することはよくあることです。自転車を庭に置いたままにしておくと雨が降ったときに水濡れでいずれ鉄部分がサビてきます。
サビた自転車に乗っていると心までサビてきそうになるのでできることなら防ぎたいものです。サビてしまったあとの磨きはけっこう大変なのです。
今回メーカー様より「Ohuhu 自転車カバー 29インチまで対応 防水 UVカット 風飛び防止 収納袋付き」のご提供をいただいたのでレビューしたいと思います。
これは防水・UVカットという機能を持ち合わせたスグレモノの自転車カバーです。では使い勝手はどんな感じか紹介します。
Ohuhu 自転車カバー 29インチまで対応 防水 UVカット 風飛び防止 収納袋付き
外観
▼もともとはこういう袋に入っています。巾着タイプです。ただしこうして平らでコンパクトに収納できているのは最初だけのようです。
▼重さを測ってみますと349グラムでした。いつも持って歩くわけではないので特に重いということはないです。
▼広げて部屋に吊るしてみました。けっこう大きそうです。立体構造になっています。2枚の布をただ縫い合わせただけとは違います。
27インチのママチャリにつけてみる
▼さてうちには立派なロードバイクがありませんので自宅にある一番大きい自転車である子供の27インチママチャリに被せてみたいと思います。
▼これはハンドルがカマキリ(?)タイプでロードバイクよりは幅広かなと思います。逆にホイールベースはロードよりは数センチ短いでしょう。
▼被せてみました。かなり突っ張っています。なんかすごく窮屈そうですが本当に29インチまで包むことができるのでしょうか。29インチの自転車がないので試せませんが怪しいかなあと正直思いました。
▼別角度から見てみるとなんか妙に一部分の布が余裕があるっぽいんです。なんか変だなあ。
▼ハンドル付近です。ここらへんが特に突っ張っていてパンパンに布がテンション貼っています。ぜんぜん余裕がない感じです。
▼ところでこの自転車カバーには風飛び帽子のベルトがついています。パチンとワンタッチで接続できるようになっています。これは大変便利な特徴です。
前後逆でした
さきほどまでのカバーの掛け方で一度は収納しようかなと思いましたが、念のため前後ろ逆に被せてみようかと思いつきました。もしも同じぐらいキツキツだったらレビュー書くどころかボロクソに評価しなくてはならないかなあなんて思ってましたが、いざ逆向きに被せてみるとまったくすんなりと余裕で被さりました。
タイヤの隠れ方がぜんぜん違うのがおわかりいただけると思います。
▼ハンドル部分の張り方もぜんぜん先ほどと違って余裕な感じです。
▼正面から見てみるとなるほど黒い模様がハンドルあたりで一番広くなっています。この自転車カバーは前後の方向があるということを知っていなければ本来の性能機能を発揮させられずもったいないことになってしまいます。
▼前後のタイヤ先端に被る部分あたりはゴムになっているのでよほど小さい自転車にかぶせるのでない限り簡単に引っ張って外れることはなさそうです。
▼そして収納しますと元のようにペッタンコにはできずかなり膨らんだ状態になってしましました。ちょっと残念です。
防水性能
▼別の日になりますが防水性能を確認してみようかとトライ。今回は後ろに大きなカゴがついた嫁のママチャリ。タイヤサイズは前回同様の27インチでハンドルも同様のカマキリ(?)タイプ。
▼やはり余裕でくるめてしまいました。なかなか包容力のある自転車カバーではあります。
▼雑ながら水をぶっかけてみたところ概ねサラサラと下に流れるではありませんか。まあ防水スプレーでも吹いておけばさらに性能は良くなるでしょうけど、吹かなくても問題無いでしょう。
総合的な評価
○Ohuhu自転車カバーのここが素晴らしい
- 風飛び防止のベルトがついていて親切
- 生地がしっかりしていて簡単には破けそうもない
- ある程度の大きさの自転車なら形がちゃんとフィットしてすっきりする
○Ohuhu自転車カバーのここが残念かな
- 包容力とトレードオフながら畳みにくい
- 巾着袋に収納すると膨らんでいる
といった感じで要するに不満点は「使わないとき」に集約されますが概ね満足できる自転車カバーです。UVカット機能は実感できるような体感ができませんので評価外とします。おそらく長期保存してもサドルが焼けないとか違いがあるんでしょう。