サドルハイトインサートフィッティングという部品が近ごろのブロンプトンには標準でついてくるようです。昔はなかったみたいですが、昔買った人はこれだけ後から買うと1500円ぐらいするみたいです。
サドルハイトインサートフィッティングです。
今回はこれを付けてみた様子の紹介です。
ブロンプトンのサドル高さ固定具の取り付けについて
用意する道具
サドル高さ固定具(サドルハイトインサートフィッティング)はもちろん、そのほかにはサインペンとハサミが必要です。なければ無いで目視で覚えたり歯で食いちぎったりとできなくはないですがあまり満足のできる結果にならないかもしれないので上記道具はあったほうがよいでしょう。それと六角レンチは当たり前です。
位置決めしたらマーキング
まずは自分のサドルの高さを決めましょう。高さをある程度の位置に決めたら数百メートル乗ってみてここかなというところでピラーの根本にサインペンでマーキングしてわかるようにしておきます。
サドルの角度もマーキング
ブロンプトンの場合、シートピラーを外すには下から抜くのでサドルも一旦は外さないと抜けません。したがってサドルの角度を忘れないようにここらへんにもマーキングして決めておきましょう。ちょっとこんなところにサインペンで書くのってどうよって気がしなくもないですがそれほど目立たないので気にしないで。
ピラーを目一杯上げる
次はシートピラーを目一杯上げます。ブロンプトンの場合目一杯シートピラーを上げても抜けませんよね。だから止まったところで一旦固定します。
固定具(サドルハイトインサートフィッティング)を当てて切るところ決める
サドルハイトインサートフィッティングの角が生えている側を下にしてピラーに巻きます。このとき角の部分は避けるようにして黒い筒部分がボディにピタリと当たるようにくっつけます。
さらにシートピラーのマーキングした部分が黒い筒(サドルハイトインサートフィッティング)のどこに来るか記憶あるいは印をつけておきます。
サドルハイトインサートフィッティングの切断
さきほど記憶あるいは印を付けた部分で黒い筒を切り落とします。
角を上にしてシートチューブに入れる
切断した黒い筒(サドルハイトインサートフィッティング)の角を上にしてシートチューブ内に押し込みます。ブロンプトンのシートチューブには切り欠きがあるのでここに角がうまく入るように入れればキレイに収まります。
▼シートチューブの外から見た様子です。角が引っかかって下に落ちないようになっています。さらにサドルハイトインサートフィッティングの筒は少しだけ外にテンションがかかっているので上にも簡単には上がらないです。
シートピラーやらサドルやら戻して完了
▼シートピラーを下から入れます。サドルやらその他の具材を元の通り取り付けます。シートピラーを目一杯上げてみると先程サインペンでマーキングした位置までしか上がりません。ほほー。よく出来てますなあ。
まとめ
サドルの位置決めを除いて作業はざっと10分程度で完了します。器用な人ならもっと早く終るでしょう。
これで毎回畳んだ状態から走行状態にするときにサドルの高さで迷うことはなくなります。ほんのすこしだけ重量は増しますが実質数グラム程度ですのでまったく個人的には無視できる範囲です。
効率の良さがさらに上がって実に良い道具ですね。
Amazonとかで売ってなさそうなので持っていない人はブロンプトンのショップへゴーです。