今までマルチツールというものを2個ほど所有していました。冒頭画像の右2個が今まで持っていたもので今回買ったのは左端のマルチツールです。
所有している自転車は2台ですのでさすがに3個は要らないじゃないかと思ってます。しかし敢えて3個めを買いました。
それもプライムなら470円という安さです。さすがAmazon、ゆりかごから墓場まで揃います。
価格で妥協していないので作りにはかなり妥協が含まれているこの商品を紹介していきながら、果たして使えるのかどうか考えていきます。
かなり粗雑なマルチツール送料込み470円
もっと安くて送料無料はあったのだが・・・
Amazonで送料込み470円のマルチツールということはもはやこれ以上安いものはないのではないかとさえ思います。
しかしこの商品の他の出品者による価格の並びを見てみるともっと安い価格で送料無料というのが無数にあります。
▼なんなら一番安いやつを39円で買ってネタにしようかとカートに入れて会計まで進めようとしたら・・・
本体は39円でも送料だか手数料だかが乗っけられていて、合計額は719円になってました。前の画面では送料無料と出ていたのになんとも残念です。
勘違いして注文を確定してしまう人だっているのではないでしょうか。気をつけましょう。
いやはや粗雑な売り方をするのか。手数料が乗るなら乗るとどこかに載せといて欲しいものです。
もっともどこかに注意書きがあるのかもしれませんがこちらは買い方が粗雑になってしまっていて探す気になりませんwww。
粗雑なマルチツールの機能
▼粗雑ではありますが色々サイズがあります。
今回は特に六角レンチの機能だけ安く手に入れたかったのでこれにしたようなものです。
▼ただやっぱりところどころ見ると粗雑な印象が強まる一方です。
スパナ機能のあるプレートのくり抜いた部分のバリが凄まじいかな?もしかしたら使い物にならないかも。そんな不安がよぎります。
▼重さだけは一人前で、まあ粗雑さと重量は比例する関係であるのは想定内です。
安物のミニベロと同じですな。
▼ちなみに2017年初め頃ブロンプトンと同時期に買ったツールは179グラムでやや軽いです。
もう一つ因んで何年も前にWiggleで買ったトピークのマルチツールは更に軽く165グラムです。さすがにブランド名を背負っているだけのことはあります。
六角レンチの先端の面取りが・・・
▼トピークのマルチツールだって決してそんなに高かったわけではありませんが、やはり数倍の価格差はこういうところに出ています。
左がトピークのマルチツールで一部サビが始まっているところもありますが面取りが見事に施されています。一方右が今回買った格安マルチツールでカクカクと六角のエッジがくっきり見えます。
エッジがくっきりしていると六角穴付きボルト(キャップスクリュー)の穴にスルッと入れるのにちょっと手こずるかもしれません。っていうか必ず手こずるでしょう。
こういうエッジはベルトサンダーで削って面取りしてしまいましょう。そうすると削ったところが錆びてきますが消耗品だと思って潔く使いやすくした方がいいです。
っていうかよく使うサイズだけ削っておけばいいのです。頻繁に使うやつは面取りしてないと使い難いし削ったところから錆びやすくなるといっても使用頻度が高ければ錆びている暇もないでしょう。
この価格なのであくまで消耗品として使います!
【追記】
その後会社でプラスドライバーを使ってみたらすぐに壊れました。六角レンチはまだ使えてますがドライバーはダメです。焼き入れしていないですね。残念。安いからガマンです。
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