以前買った自転車クリーンスピードのエスプレッソ。
名前がエスプレッソというだけあってコーヒー好きのワシの心をくすぐってくれました。
正直言ってほとんど自動車の中に鎮座しているだけであまりお出かけできていませんが、整備だけはいろいろと欠かしません。
そんななかどうにも我慢できなかったところに手をつけることにしました。
以前から認識はしていた
このESPRESSO(エスプレッソ)を買ってまもなくスタンドがイマイチ座りが悪いということに気づきました。
やはり自転車そのものの重心が高く、またスタンドの固定方法がチェーンステー一本に取り付けのみなので段々と回ってしまいます。
まず重心が高い自転車の割にはスタンドの位置が低すぎて支えとしては、かなり心もとないです。
さらにチェーンステイのバーに完璧に固定できず、ちょっと力をかけると回転してしまいます。
引用:クリーンスピードのエスプレッソは重心が高くて不安定なので改善が必要です
余っていたGIANTのスタンドを流用
外観比較
▼今は息子の物になっているGIANTのCROS1のスタンドを最初の頃は輪行しやすいようにとセンタースタンドに替えました。
ですから今はそのスタンドが余っているので、こいつをバシッと思い切って切断して取り付けてみることにしましょう。
上段がESPRESSO(エスプレッソ)のスタンドで、下段がGIANTのスタンドです。
当然のことながら20インチの自転車と約27インチの自転車ではスタンドの長さが全然違います。
そこで切断して適当に先端を仕上げることにします。
重量比較
▼ESPRESSO(エスプレッソ)にもともとついていたスタンドは185グラムしかありません。
意外と軽いのね。
▼一方GIANTO CROSS1についていたほうのスタンドは278グラムとおよそ100グラムも重いです。
果たしてこれを多少切断してどれくらいESPRESSO(エスプレッソ)に近づけることができるでしょうか。
切断後の外観と重量
▼切断する過程はまったく省いていますが、切ったあとです。
だいたい長さが同じになりました。
先端につけているゴムみたいなものはゴムなんですが、金属むき出しだと怪我をするか、輪行袋やそのた触れる物を傷つける懸念があるので適当なゴムを被せることにしました。
▼さてどれだけ軽くなったかとワクワクしながら計ってみると、なんと減量値わずか6グラム!
我が目を疑いましたが、これが事実でしょう。
多分ゴムのキャップも結構重いのです。
切断したのは5cmぐらいでしたが、数グラムしか減らないんですね。
取り付け
▼自転車に仮止めしてみました。
一応違和感無く取り付けは可能のようです。
ふつーの自転車です。
▼後ろから見てもフツーに自立しています。
ただちょっと自転車が垂直に立ちすぎているかもしれないのでもう少し長さについて微調整が必要かもしれません。
そのときでも荷物をフロントキャリアブロックに取り付けたときにどう立ち方が変わるか見極める必要がありますので、意外にこのスタンドの長さってデリケートな箇所だと思います。
長めでも短めでも不安定になりますからね。
本当はママチャリみたいな両足スタンドを付けたいところです。
▼スタンドを収納してみました。
これまた特に違和感無く収納できます。
知らない人が見たら最初からついているスタンドと思っても不思議は無いでしょう。それにしてもゴツイ。
▼最後に自転車を折り畳んでみました。
特にどこかに干渉するということもなくスムーズに折り畳むことができました。
これでこのスタンドに置き換えることはできるということの確認とします。
今日はこう思った
前々からESPRESSO(エスプレッソ)のスタンドには不満がありました。
きつく増締めしていたこともありましたが、どうしても緩んで回ってしまうことが多々ありました。
それというのもチェーンステーの棒が円錐状の形をしているのである箇所でキツく締めても少しずつ細い側に動いてしまって緩むという現象が起きていたと思われます。
しかしその悩みともこれでおさらばです。
またひとつ自転車を快適にしてしまいました。