先日導入したねこちゃんの自動トイレがあまりにも便利で本当はもっといろいろなところでおすすめしたいのだが、自分は自分でもっとねこちゃんとの共生を快適にしたいと給水器を導入してみた。
給水器とはその名の通り、ねこちゃんがお水を飲むためのフォンデュだ。よくチョコフォンデュとかチーズフォンデュとかあるがそれの水版だ。
で実際のところどうだったかという話を製品紹介とともにお伝えしたい。
ねこちゃんの給水器は使えるか否か
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忙しい現代人かつねこちゃんの世話に忙しくてゆっくりブログを読んでいる暇のない人々のために最初に結論を申し上げると、使ってくれる（飲んでくれる）場合とまったく見向きもしない場合とある。
おたくの猫がどちらかということはここでは断言できないが、自分が体験した結果によるヒントとして提供できるのは老猫ほどあたらしいものに関して拒否反応が起こる傾向があるかなということ。
それともうひとつもっと重要なのはいままで水入れの丼かなにかに入っていた水しか飲んでいないとすると波の立っていない水なので波立っている水には恐怖心があるということだ。
老猫でない若い猫はまだそこまで波立つ水に恐怖心が強すぎるわけでもないということがあるので素直に飲んでくれる場合があるが、老猫はダメかもしれない。
ということで以上を踏まえた上で本品紹介を読み進めて欲しい。
ねこちゃんの自動給水器（循環式浄水器）
先走って追加のフィルターまで一緒に購入
まずは箱だが、なぜ2箱もあるかというと予備のフィルターまで一緒に買ってしまったためだ。まさか本体にも予備のフィルターが4枚も入っているなんてよく説明を読まずに買ってしまったので合計12枚も予備のフィルターを手に入れてしまった。
内容物
▼ポンプの吸込口直前に粗目のフィルターが配備されている。そのフィルターの予備が1個ついていた。こんなの洗えばずっと使えるだろうにと思っていたので意外だった。
▼そして水皿のすぐ下に配備される大型円盤フィルターが5枚ついている。1枚はすぐ使うので予備が5枚というわけだ。なにか薬がついていたら嫌だから煮沸して使ったほうがいいらしい。
▼ちなみに円盤型フィルターはこのように中敷きにぴったり嵌るようでハマらない形になっている。フィルターの仕切りが十文字で４方向なのに対し、中敷きの梁は6本だったりする。合うところを探して数秒間ぐるぐる回してしまった(笑)
▼それと清掃時に使うと思われるブラシが大小で2本ついている。これでどこを洗うんだろう。こういうブラシで樹脂本体をごしごし擦ったら傷ができて却ってそこが腐りやすくなると思うんだが。
ということでおそらくこれを使うことなく商品の寿命を迎えることになると思う。
▼花びら型の噴水発生装置とでも言おうか。これをつけなければ皿の中央から湧き出る水が見えるが、これをつけることによって水はさらに管を上り花びらの境目から6方向かな？落ちる。
写真は撮ってないけどUSB電源アダプターもついていた。
電源はUSB電源なので置き場の自由度が高い
USB電源アダプターもついているということで電源はUSB接続だ。いきなりAC電源じゃなくUSB電源ということはモバイルバッテリーでも動かせるので置き場の自由度が増すというわけだ。
内部構造と完成外観
▼特にこれといって言いたいことがあるわけではないが内部の写真も載せておく。
ポンプと吸水口直前の最後と砦ともいうべき黒いフィルターが見える。あとは側面に水位確認窓があり、あとはUSBケーブルが外に伸びている。
▼白い樹脂の中敷きだか中蓋だかを置いてそこに交換可能な湯煎しておいたフィルターエレメントを置く。
▼さらにステンレス製の上蓋を置き、最後に花びら状の噴水装置をはめると完成である。
補水してみる
ペットボトルで入れてみた。これを直接水道の蛇口へ持っていって入れるのは結構骨が折れる。なぜなら2.4L入るから。
2.4Lということは2.4kgということでそれを支えつつ、片手でさらに水道の栓を止めるのはかなり困難な作業だ。
▼ある程度水を入れたところで一旦確認してみよう。1.5Lのペットボトル1本では当然ながら満水にはならない。かといって適当に入れすぎてしまうとUSBケーブルを外に逃がしている穴からあふれるので注意だ。
▼いざ電源につなげてみると即動き出す。スイッチはない。内部のLEDが青光りして水位が見やすい。
運転状態と猫の反応
▼電源を投入すると窓から水位が見やすくなるようにLEDが光ると同時に上から水が溢れてくる。花びらオブジェをつけないとゆらゆらと湧き出る水が見えるが、花びらをつけるとこのように花の境目から落ちてくる。
これを飲んでくれるとかわいいんだけどうちのねこはだめだった。
▼一番若いねこちゃんがなんとか動いている水でも飲んでくれたが、老猫二匹は動いているととにかく嫌みたいで近づかない。
工夫で1匹クリア
水の吐出口にある工夫をして波を消すことで一番年長のババアねこは飲むようになった。ぐいぐいいってくれる。
▼どんな工夫をしたかというと小さい小鉢を裏返しにして少しずらしてかぶせたのだ。
ど真ん中にかぶせてもよいのだが、それだと水流が少なくなりすぎて循環効率が悪くなるかなと言う感じだった。それより少しずらしておいたほうが少しばかり波は立つが循環効率はよく、波の程度もねこが水を飲むときの波と同程度と見られる。
ということでこんなかんじにすれば老猫でも飲んでくれたが、もう1匹がまだ克服できない。一番臆病な爺の猫がどうしても丼に入れた水じゃないと飲んでくれない。こまった。
もうしばらく様子を見よう。
まとめと商品そのものの評価
Amazonのレビューでも猫が飲んでくれないという理由で★の数を減らしているのを散見するが猫が飲まないのと★の数の増減は別問題だと思うのだが。
商品としての機能はこの価格（3000円弱）にしては申し分ないと思う。
それで猫が飲まないのは商品の価値とは別の問題だ。うちは3匹のうち2匹が当初拒絶したがだからといってこの給水器が悪いとは思わない。
ただせっかく買った給水器が役に立たないという悲劇が起きないようにするにはなるべくねこちゃんが若いうちにこういうのに慣れさせることが大事だと思う。
若くて好奇心旺盛でまだ怖いものを知らないうちは水が動いていてもすんなり飲んでくれる可能性がおおいにあると思う。
3匹目もちゃんと飲んでくれるようになったら追記する。
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