そろそろ時効なので残念だった商品カテゴリーに移動しました。
ルームミラーモニターというのは2000年ごろに結構出回り始めてその頃「付けたいなあ」と思ったものですが、なかなか高価だったので躊躇しているうちにすっかり時代は変わり安く手に入るようになったものです。
今回ご紹介するルームミラーモニターも前後カメラ付き、録画機能付きにもかかわらず6000円程度と安く買えてしまいます。
メーカーさんからサンプルで提供いただいたものを紹介しながらレビューして良い点もムムっと思った点も包み隠さずお伝えします。
前後カメラ付きルームミラーモニター型ドライブレコーダー
開封
▼40cmx10cmぐらいの箱に入って届きました。簡単に開封します。
▼内容物は以下のものです。
- ミラー本体
- シガーソケット型電源ケーブル
- ミニUSBケーブル
- リアカメラ及びそのケーブル
- ルームミラー取り付け用ゴムベルト2本
- カメラ固定用ビスと両面テープ
- 説明書
取り付け
▼自動車のルームミラーに抱き合わせるようにゴムベルトで固定します。外から見るとこんな感じで見えます。
▼前方からみて右端に前方用カメラがついています。ただこのカメラ、ボールジョイント式で上下左右に自在に向くのですが残念ながら元からついているミラーに干渉して前方に対してあまり右に向けることができません。ではもっと寄せれば良いのでは?と思うかもしれませんが、そうすると固定ベルトが外れてミラーが上手く固定できません。ベルトの位置がもう少し内側にあればよかったんですけどねえ。
▼ミラーを取り付けて電源ケーブルとカメラケーブルを接続した状態です。それなりにすっきりしています。ただ後からmicroSDメモリを入れようと思うとこのケーブル2本挿してあるすぐ右に入れなければならずちょっとした知恵の輪のように面倒見る必要があります。
▼後方カメラはバックドアの外側に取り付けることができますが、さすがに10年経ったクルマのバックドアのパネルを外して取り付ける根性はなくハイマウントストップランプの下に付属の両面テープで貼り付けました。
使ってみる
▼ただのミラーとしても普通に使えます。ちょっと青みがかっていて防眩効果がありそうです。また拡大反射しているので通常の純正ルームミラーより大きく見えて後方確認しやすいと思います。
▼電源を入れて後方カメラの画像を写してみました。画質は良いです。ただ昼間はミラーの反射が強くモニターは良く見えません。夜はよく見えます。
▼メニューでいろいろ設定ができます。日本語表現がちょっと意味不明な項目がありますが、英語に切り替えると逆にわかったりします。「時間透かし」ってなんのことだかわかりませんでしたが英語では「Time Watermark」でそっちのほうがわかりました。
▼前方カメラで撮った写真です。まあまあの解像度がでていました。
▼こちらがビデオ画像をスクリーンショットしたものですが、やや画角が広く撮れています。画質もまあまあいいと思います。
あとは駐車中の振動時にも自動録画することができるなどここでは紹介しきれないほど機能があります。これで5980円は安すぎるともいえます。
前後方カメラ付きルームミラーモニター型ドライブレコーダーの感想
ここが良い点
- カメラ画質は良好でまったく不満に感じない
- 防眩ルームミラーとして使える
- 純正のミラーより拡大反射されるのでより後ろが確認しやすい
- リアカメラへのケーブル長は十分ありと思った
- ミラーとしてもディスプレイとしても大きさ十分で見易い(特に夜)
- microSDに録画できるのは良い
ここがイマイチな点
- 起動時の音がでかすぎるがボリューム調整なし
- ミニバンにつけるにはもう少し電源ケーブルが長いと良かったかも
- 電源入れるとラジオが聞き取れないレベルの酷い混信←これ致命的
- 日本語対応ではあるがやや意味不明(英語表記に切り替えるとわかったりする)
- 取り付けたとき前方カメラと土台ミラーが干渉して指向性が制限される(ステーがもっと内側に付いていれば良かった)
- microSDメモリのスロットが出し入れしにくい場所(ミラー上部)にある
その他不満でも無いけど気づいたこと
- 日本語メニューの中で「時間透かし」って意味がわからなかったから英語に切り替えたらTime Watermarkだったw
- タッチパネルだったらもっと操作しやすいだろうな
- 昼間はバックモニターの画面とルームミラーの機能が重なって見難い(っていうか見えない)
- 電源コードがいまどきないミニUSBなぜ?延長し易いということもないと思うのだが
総括すると価格の割には十分よく出来た商品だと思います。何万円も払いたくないという方には少し我慢する部分もあるでしょうが機能は豊富で画質も良く十分ではないかと思います。