使用頻度が高くないのでついつい後回しになってしまうこういったネタ。
それにこれ自体が目的ではなく手段でしかないのでさらに後手になってしまうラックに物を載せる系のネタ。
しかし写真を撮ったまま放置というわけにもいかないし、それなりのノウハウも詰まっている(?)はずなので残しておく。
車中泊の荷物を運びたい&ルーフボックスは車高高くなりすぎ問題
ちょっとしたハイトワゴンに乗っている都会人で車中泊を楽しみたい人は皆この見出しのような悩みを抱えているのではないか。
その答えがルーフラックかと言われると必ずしもベストかどうかわからないが少なくとも1つの答えであることは間違いない。
我がN-BOXを例にとると車高だけでざっくり170cm。さらにルーフキャリアをつけると+15cmになり、ルーフボックスでどんなに扁平のものを乗せても概ね30~35cmあり、積算すると215cm~220cmとなってしまう。
しかし一般的な立体駐車場は高さ制限が2m~2.1mぐらいなのでオーバーだ。つまりルーフボックスを乗せると立体駐車場に停めるという選択肢が失われる。
それは東京都内などの都会へ車でドライブして安めの地下駐車場へ停めて都内徘徊を楽しむということができなくなることを意味する。
そこで選択肢として考えたのがルーフラックだ。最近のルーフラックはなかなか意匠がおしゃれでただ乗せていてもぜんぜん恥ずかしくないスタイリッシュなものなので自分の場合はもっぱら空で走ることが99%いやそれ以上だったりする。www
それじゃ意味ないじゃんと思うかもしれないが、いざというときの積載能力が豊富なのは頼もしいのだ。その「いざ」とは例えばニトリにタンスを買いに行ったときとか、子供の引っ越しとかね。いずれにしてもめったにないけど。
とにかく荷物を載せたいが車高はあまり上げたくない場合にはルーフラックという選択肢がかなり有力ということ。
実際に載せてみる
▼こちらはTERZO(テルッツォ)のルーフラックにAmazonオリジナルルーフバッグを載せそこに車中泊用ベッドの一部となるワイヤーラティス(メッシュ金網)を載せたところ。
これを最初に載せると下部がだらしなく垂れにくくなって良いかなと思うのでこれはありかなと思う。
▼さらに左から寝袋2個、右奥がマット、手前がベッド用イレクターパイプ短め、そして右にあるイレクターパイプがベッド用長めという構成だ。
車中泊に行くのに実際にラックに載せるのはこんなもんなんだ。けっこうスカスカで固定に苦慮するぐらいだ。
Amazonブランドのルーフバッグは3方向が開くようになっているので入れ易いといえば入れやすいんだけど何しろでかくて扱いが少々難しい。もう少し小さくても良かったかもっていうか、も少し小さい方がいい。
とはいえおそらくキャンプ道具とかもろもろをパンパンに入れたらこれでも容量が小さいって思うユーザーもいるかもしれないので最大公約数みたいな作り方をするとこれくらいになるんだろうな。
で、最終的に8方向に伸びているベルトでルーフラックに縛り付けて固定できるのでこれでOKだが、冒頭写真のようにさらにネットで縛ればさらに安心ではある。
結論:必要かどうかというと自分の場合なくてもなんとかなる
車中泊グッズを載せようと思って買ったルーフラックなんだが、いざ載せようと思うと意外にも面倒くさい。
それは最初からわかっていたことではあるが、面倒くさいだけでなくさらに燃費も落ちる。燃費が悪くなるのが何よりも嫌いなワシはルーフボックスほど燃費が落ちないだろうと思っていたのがちょっと誤算だった事に気づいた。
冬にスノータイヤを履いてルーフラックに上記の車中泊グッズを載せて走ると高速道路を走ってもN-BOXで16km/Lぐらいしか走らなくなる。
あまりにも燃費が悪いので最寄りのSAに急遽寄って荷物を車内に戻したほどだ。
それでも車内に自分以外乗員がいなければぜんぜんなんてこと無いのだ。
だから燃費の悪化とルーフラックの利便性というトレードオフは燃費の悪化防止のほうが優先度として自分としては高かったといえる。

【関連】ルーフラックに乗せているグッズでどうやって車中泊するために設営するか紹介している記事はこちら。▼
