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補水不要で6年半使えたパナソニックバッテリーカオスはリピートする価値がもうひとつあった

この記事は 約6 分で読めます。

パナソニックカオス
パナソニックのカオスというバッテリーをファーストカーであるステップワゴンに積んで使っていますが、いよいよ寄る年並には勝てずまだらボケになることがありました。

特に冬場の週末ともなるとステップワゴンを土日走らせずにおくと月曜日の朝には意識不明というか仮死状態に近い状態に陥ってしまっていることもしばしば見られます。

そんなときはジャンプスターター付き充電器で蘇生させてなんとか延命治療を施すこともあるでしょう。

しかし寒期がだんだん深まり毎朝寒くなってくると、毎朝気づいたら意識不明(あるいは仮死状態)になっているという状態が続き、これ以上スターターで蘇生させてもいつか走行中に突然死なんてことになりかねないかもしれないと考えることでしょう。誰でも。

そこで新しい心臓(バッテリー)に交換して生まれ変わらせてあげましょう。

モバイルバッテリータイプのジャンプスターターについての体験記事はこちら。

【追記あり】自動車バッテリー上がりに備えて買った携帯用ジャンプスターターはちゃんと機能した!
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やっぱり買い替えるのもパナソニックのカオス

他のバッテリーを買うのでもぜんぜんかまわないと思うのですが、この再生不能になった前代のカオスは2008年1月に買った物で2014年10月までずっと現役で稼働してくれていました。

6年半以上です。素晴らしいバッテリーです。これからも素晴らしいバッテリーでしょう。やはり高い評判は間違っていなかった。

そういったことで同じブランドのカオスを買って、今度はステップワゴンとバッテリーとが共に往生するまで面倒みようかと思います。

このカオスの良いところは液を補充しなくて良いという点です。普通の自動車用バッテリーだと、ときどき液面を確認して蒸留水を足すとかしなければなりませんね。自分でやらないまでもガソリンスタンドで給油したときとか、定期点検や車検のときにやってもらったりとかしなければなりません。

ところがこのカオスの場合6年間補水要らずでした。基本的なメンテナンスを自分で行う主義の身としてはバッテリーの液量を確認しなくて良いというのは楽でいいです。
関連:

【追記あり】ユーザー車検の手順
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自動車用バッテリーの記号の意味について

バッテリーの仕様記号の意味についてちょっと説明を。
80B24Lというのを今回買いましたが、
80:性能ランクで大きければ容量・性能が高いということ
B:端子の大きさで自家用車は主にBかD。間違って買っちゃうとクルマ側の端子も変えなきゃならない。でも逆に端子を変えればもっと大きいバッテリーを載せられるようになるかも。
24:上から見た長辺の寸法(cm)
L:上から見て2つの端子を奥に据えたときのプラス端子の位置(L=左、R=右)

パナソニックバッテリーカオス80B24L開封

▼ということで届いた新品がこちら。
ステップワゴンには本来もっと小さいバッテリーが乗っていましたが、できるだけ容量の大きい物を載せたかったので70B24Lを載せていました。
前回は楽天から購入して13000円ちょっとかかりましたが、今回はAmazonで1万円ちょっとでした。容量も70から80へ増えていますので実質的に完全な値下げです。技術の進歩のなせる技でしょうね。
パナソニックカオス

▼販売証明書と保証書がついています。
パナソニックカオス

▼充電状態インジケーターがついています。当然ながら新品なので良好状態を確認できます。
パナソニックカオス

▼サイズを測定します。まあスペック表見ればわかることですが。
横幅約23cm。奥行き約13cm。高さ約20cm。
パナソニックカオスサイズ
パナソニックカオスサイズ
パナソニックカオスサイズ

パナソニックカオス交換作業

▼お亡くなりになった方の70B24Lの電圧を見ると11Vは超えています。まだ使えるのかも?と考えてしまいがちですが、電圧はあまり関係ありません。サルフェーションという現象が内部で進行し、本来貯められるはずの電力を内部に貯められなくなっているのです。つまり例えていえば電圧は11Vあるけど容量は一般の乾電池程度になってしまっているようなものです。
ひとたびエンジンがかかればその発電した電力で生命を維持できますが、乾電池程度の容量では最初のエンジン始動はできません。
パナソニックカオス

▼新旧比べてみます。奥が新品、手前が旧品で大きさは全く同じです。外観デザインはほとんど変わりませんね。
パナソニックカオス

▼旧カオスバッテリー70B24L
パナソニックカオス

▼新カオスバッテリー80B24L
パナソニックカオス
▼ということで端子の接続はまだですがサラっと交換だけは完了です。重いので交換のときは十分注意してやりましょう。
あと端子の着脱順序は外すときは黒(ー)を先に、付けるときは黒を後からです。ショートさせなければ感電しませんからあまり神経質にビビらなくても作業できちゃいます。
パナソニックカオス
▼取り付けてから電圧をみてみますと12V程度です。新品だからって凄まじく電圧が高いわけではありません。自動車用バッテリーの規格というものがありますから。

先ほども申しましたように内部の容量の問題です。iPhoneとかノートパソコンと同じです。ずっと使っていると「持ちが悪くなる」ということです。
パナソニックカオス

交換後のエンジン始動

ということで交換してエンジンのかかりは良くなったのか?という疑問に下の動画でお答えしたいと思います。

少なくともノーメンテナンスで5年間は冬でも保証されてます。これだけでも精神衛生上非常によい!
あと売り文句でオーディオの音も良くなるという話もありますが、これは自分の耳が肥えていないのでよくわかりません。
っていうか音を良くしようと思ったらバッテリーを良くする以外に要因がたくさんありすぎますからね。

まとめ

リピートする価値がもうひとつあるというのは6年間ノーメンテナンスで済むだけではなく、以前と同等または低価格になったのにもかかわらず容量が増えているということでした。
ただし使い方によっては必ずしも6年持たないこともあるかもしれませんのでやさしく使いましょう。

【追記】2017年12月

軽自動車のN-BOXを買いましてカオスバッテリーを積んだステップワゴンに乗る機会がめっきり減ってしまいました。

2週間ぐらい乗らずに放置していたらさすがにエンジンがかからなくなってしまい焦りましたが、ジャンプスターターを使ってエンジン始動はでき、通勤で十数キロ走ったら元のようにちゃんとエンジンがかかるように戻りました。

買ってから3年で今回は往生かと絶望しかけましたが大丈夫そうです。さすがカオス。ちょっと高いけど安心のバッテリーです。(その後2020年12月に廃車するまで無事でした)

【さらに追記】2017年12月31日

それでも出先で急にエンジンがかからなくなるという万一のことが心配なのでモバイルバッテリー型のジャンプスターターを買いました。

【追記あり】自動車バッテリー上がりに備えて買った携帯用ジャンプスターターはちゃんと機能した!
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長期間クルマを使っていなくてエンジン始動しなくなってしまってジャンプスターターを使ったところちゃんと機能しました。これで安心です。

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