自動車を買ったのが10年ぶりです。
10年前にステップワゴンを買ったときもずいぶん進歩していると感じましたが、さらに10年経っていると想像を絶する進化に笑いが止まらないくらいです。
ホンダカーズ埼玉北熊谷西営業所で買いましたが営業のお兄ちゃん(ぼくより少し若いくらいのおっちゃんですが)が熱心で面白かったのでついつい乗せられて買ってしまいました。
詳細なファーストインプレッションをいくつか述べていきます。買おうか考えている方はご参考にしてみてください。
【追記】3年過ぎて超絶便利な機能に気づかなかったことを死ぬほど後悔したので上のほうに追記載せておきます。
- ホンダN-BOXのフルモデルチェンジ2台目の印象
- 車検証入れが革のシステム手帳みたい
- 納車記念の撮影w
- 車内スゴく静か
- ブレーキちゃんと踏むようになる
- スピードメーター部分にもカーナビ案内
- あと何キロ走れるかわかる
- 走行中はテレビ画面が映らん
- ハンドルの両側にもボタンがたくさん
- ヘッドライトにイカリングが標準
- 室内広い
- 後ろもかなり広い
- スマホみたいなスペアキーの梱包
- スイッチたくさん
- 触るだけで解錠できる
- じゃあリモコンが電池切れしたらドア開かねえじゃねえか?
- 機能別USB電源複数あり
- インパネ下と背もたれ1個ずつコンビニフック
- 施錠すると自動でドアミラーが畳まれる
- ドアミラーの色変えてみた
- スペアタイヤない
- 後部窓のサンシェードがタイプ別標準装備
- 無駄とも思えるほど小物入れが多い
- 【追記】後ろが超広いって本当です
- 運転席と助手席の背もたれ後ろに小物ポケット
- 【追記】後部座席のカップホルダーがちょっと位置悪い
- まとめ
ホンダN-BOXのフルモデルチェンジ2台目の印象
車検証入れが革のシステム手帳みたい
どうでもいいところではありますが、妙なところで付加価値乗っけてるなあと感じました。
まあ10年乗ってると車検証入れも癖がついてボロくなって劣化が進みますからこういう合皮製でもいいかなと思います。まあ使っているうちに縫い目はほつれるでしょうけど。
ただ持っていて気持ちよさはちょっとありますね。
この中にはクルマの説明書、カーナビの説明書、整備手帳、車検証、保険の証書などが入ります。
納車記念の撮影w
前回ステップワゴンを買った頃はまだクルマを買うことに至上の喜びを感じなくもなかったですが、だんだんとクルマというものに興味が薄れてきてからは買うこと自体ににそれほど喜びを感じないのではないかと思っていました。
だから記念撮影しましょうと言われたとき正直「またか」とも思いましたが、まあうちの場合10年に1度のイベントですからノリノリでやりました。
10年前のステップワゴンのときは家族全員でここで撮影しましたが、今回は主な使用者になる娘と自分の二人だけです。ホンダの営業の人に2人一緒に撮ってもらいあとは各々撮り合いました。馬鹿馬鹿しいながらも楽しめます。
車内スゴく静か
オプションでピュアサウンドブースというのを付けました。
軽自動車はそのまんまだとロードノイズ拾ったり、エンジン音がうるさく聴こえます。
エンジン排気量が少ないゆえに回転数が高くエンジンの音は格別うるさいです。
だからこれオプションでほぼ迷わず付けました。
ステップワゴンや前の軽自動車にはもちろんそんなオプションはなかったかもしれませんが、自分でデッドニングだのエンクロージャーだのやってました。
素人がそんなことやっても少々の効果はあるかもしれませんが、オプション料金を払ってプロにやってもらえば違うはずです。
施工前というのを知らないので比較はできませんが、入れ替え前の軽自動車プレオと比べて格段に静かです。オーディオから聞こえる音楽がクリアに聞こえるしロードノイズ等が車内にあまり入ってきません。
まったく後悔しないオプションでした。
ただしやはり軽自動車です。高速道路での完璧な静粛性は期待してはいけませんよ。なにもしていないよりはかなり良いはずですが。
ブレーキちゃんと踏むようになる
ずいぶん前からアイドリングストップ車が増えてきていますが、今回入手したクルマがうちは初めてです。
ブレーキが2段階認証みたいになっていてしっかり踏むとエンジンが停止し、クリープ現象でタイヤが動くかどうかギリギリで踏んでいるとエンジンは止まりません。
今までそういうのなかったからタイヤが回り始めない程度に軽くブレーキを踏んで赤信号での待機でしたが、ちゃんとエンジンが止まるためにしっかりブレーキを踏まなければならずしっかり踏むようになりました。
今までより足がくたびれますがおそらく慣れれば大丈夫でしょう。それに燃費の向上も楽しみですし。
スピードメーター部分にもカーナビ案内
メーター部分の一部に液晶ディスプレイがありいろいろな情報を入れ替えて表示できます。
カーナビの案内画面がそこに表示されるらしいのです。その昔フロントガラスに反射させて案内表示をさせていたカーナビがありましたが、それすら必要なくなります。
あと何キロ走れるかわかる
その情報切り替えできる液晶ディスプレイには今の燃料であと何キロ走行できるかも表示してくれます。
こんな機能はずいぶん前からあり今さら知らなかったわかではないのですが、自分の家のクルマに実装されたのは初めてなのでテンションアゲアゲです。これで燃料ギリギリで焦ることがなくなるといいです。
走行中はテレビ画面が映らん
これはクルマを買った最初からカーナビがついていると当たり前なことなのですが、自分は今回初めてこのお仕着せのカーナビを付けてもらって買ったので初めての経験です。
今までカーナビを幾つか買っては付けしてきましたが、最初の1台はイエローハットで付けてもらって以来、その後はすべて自分でつけてきました。
したがってどのコードをどこに繋げれば走行中にテレビが見られたりカーナビ操作ができてしまうということは知っています。
しかし初めて走行中にほとんどの操作ができないという不便を味わって逆に新鮮です。
今後走行中に使えるようにしようか思案中ですが、やれるようにするとしてもパネルを外してあれやこれやしなければなりません。
それが面倒くさくてどうにもモチベがあがりません。
乗り越えられたらやっちゃうかも。
ということでネットでちょっと探したらありました。
Amazonと楽天で今回は楽天のほうが安いのがあったので楽天で注文しました。
後日着けたらまた記事にしたいと思います。
ハンドルの両側にもボタンがたくさん
文字通り数え切れないほどのボタンが運転席まわりにあります。
ぱっと見ただけでハンドルのスポーク左側にはオーディオの操作ボタンや電話受けボタンなど、右側には情報パネルの表示切り替えやオートクルーズコントロールのボタンなど。
正直言って機械は好きですが使いこなせないような気がしてなりません。
パソコンやスマホはとことん使って潜在能力をフルに引き出すことに喜びを感じますが、こういうふうにボタンが最初からついていてそれらを操作するのってどうも苦手。
洗濯機とか電子レンジとか使いこなせないのと同じく。
ヘッドライトにイカリングが標準
夜ヘッドライトを見たらイカリングのようにスモールランプが丸い輪になっているのです。
10年近く前ステップワゴンを買って間もないころにはこのイカリングとやらは高級車だけにあったものでした。
それらをマネしてLEDで作ってヘッドライトASSYを「殻割り」して改造しているブログをたくさん見ては「アホらしい物好きなことをやるもんだ」と半ば呆れていましたがいよいよ標準で軽自動車にも着く時代になったとは!
室内広い
運転席に座ってみると圧迫感ナッシングです。
手を伸ばしてもフロントガラスに手がとどかないくらいです。
後ろもかなり広い
広いことは試乗しても知っていましたが本当に広いです。
娘は背が低いので彼女が運転席に座るとなおさら後部座席の運転席の真後ろは広くなります。
足伸ばせますよ。
あ、もちろんその分、後ろの荷室は狭いですけどね。
スマホみたいなスペアキーの梱包
メインキーとスペアキーは同じ形でした。
スペアキーだけこのようなスマホの化粧箱みたいなのに入ってましてなかなか出せませんw
施錠、解錠、スライドドア左右の開閉という機能を持っています。びっくりです。
スイッチたくさん
ハンドルの右奥、つまりドアのすぐ内側にはまたスイッチがたくさんあります。
まだ機能を覚えきれていないのですべて説明しきれません。
スライドドア左右の開閉ボタンが上で、安全機能のオフ操作をするのが下のボタン群です。
パワースライドドアがまどろっこしくてオフにしたいって思ったらこのスライドドア開閉スイッチの間にあるスイッチをオフ側にスライドさせれば機能を切れます。でもドアが重いです。
そしてその中央にはエンジンスタート・ストップボタン。エンジンキー挿すところがねえぇぇぇぇ。
触るだけで解錠できる
そのスマホみないなキーを持っているだけでクルマの近くへ行きドアノブに触れると解錠できてしまいます。
おいおい、防犯上良くない仕掛けだろって思いますがどうなの?
リモコンキーのボタンで解錠ってやってたころは、自分が鍵を開けるという意識がありますからクルマの周囲に意識が向きますが、これは無意識でも持って近くにいるだけで誰かがドアに触れると解錠されてしまうんですよ。
なんかニアミスでドアを不審者に開けられないとも限らないんじゃないのかなあって最後まで心配です。
じゃあリモコンが電池切れしたらドア開かねえじゃねえか?
当然そういう疑問がわきますです。
昔みたいな普通の鍵でクルマ動かせねえのかよ?鍵のとじ込みってもう過去の話かよ?
でもとじ込みがなくなるのは良いけどリモコンキーの電池が切れたらやっぱりクルマのドア開けられないんじゃん?
って思いますね。
ところがどっこい、リモコンキーの中にちゃんと昔ながらの鍵が組み込まれていてそれを取り外してクルマのドアだけは開けられます。
でもたぶんリモコンと通信できないからエンジンは始動できないんじゃないのかなあ?まだ試してないけど。
【追記】試しにいろいろやってみたら自動車の盗難防止警報が鳴りまくりましたwww
まさか盗難防止警報装置が標準でついているとは!!聞いてないよ〜
ここでは安全上、詳細について述べるのは省略しますが盗難防止警報装置良いです。
機能別USB電源複数あり
さすがスマホ時代のクルマです。
充電専用のUSBアウトレットが2口ありまして、さらにカーナビとUSB接続できる口が別に1つあります。
後部座席にはUSBアウトレットは標準ではついていません。オプションで付けられましたが自分でつければいいやと思ってつけませんでした。
標準でこれだけついているだけで十分です。
インパネ下と背もたれ1個ずつコンビニフック
コンビニフックは地味に便利でしょう。
本当はもっといっぱいあちこちについていて欲しいとも思います。
あと欲をいえばコンビニなどのレジ袋をごみ袋として入れられるゴミ箱もどこかに欲しいところでした。ゴミ袋がぶら下がっているっていうのもちょっと見栄えが良くないのでね。
そして見渡すと灰皿は標準でついていません。素晴らしい。
施錠すると自動でドアミラーが畳まれる
オートリトラクタブルミラーというのですがクルマから降りて施錠するとドアミラーが一緒に自動で畳まれます。
これってあまり好みません。
なぜなら駐車時に車幅は狭くなりますが、近くを通った人がそれだけクルマのそばを通れるということで故意ではなくとも傷付けられる確率が上がります。
これを嫌って自分は駐車時にミラーを畳まない主義でした。
もちろん他のミラーが畳まれておらず出っ張っている駐車を見ても邪魔だとは思ったことはありません。
まあ考え過ぎといえば考え過ぎ。畳まれてもいいでしょう。
ドアミラーの色変えてみた
標準ではドアミラーはボディと同色ですが何を考えたのかシルバーにしてみました。
契約直前に「オプションはもうよろしいですか」みたいなことを聞かれて、どうせローンで5年払いなんだからこれもいっちゃえみたいな心理が働きました。
まあ遠くからでも自分のクルマが分かるという大義名分ですが軽自動車ですからね。そんなにドアミラーが遠くから見える訳ありません。
まったくただの趣味です。うちの美魔女の。
スペアタイヤない
スペアタイヤがついていなくて軽量化できたのですね。
80kgも車重を減らしたとか宣伝してたからスゲーって思っていましたが一番大きな要因はこれでしょう。
スペアタイヤがなくてパンクしちゃったらどうするのかというと、ちゃんとパンク修理キットとコンプレッサーが後ろに積まれてます。
パンク修理の方法も営業マンの人が説明してくれました。簡単そうです。ぶっちゃけ自転車のパンク修理でパッチを貼るより簡単そうです。
たしかにいくらスペアタイヤを詰んでいても女性ではその交換なんて現実的には不可能に近いからパンク修理キットを常備しているほうがいいのでしょう。
後部窓のサンシェードがタイプ別標準装備
うれしい誤算でした。
以前、特別仕様車というのを見せられたときにサンシェードがついてるんですよと言われて「これいいな」と思っていました。
それが納車されたクルマを見たらちゃんとあるんです。うれしい。自分は後ろに座らないけど。
▼窓枠の下側にはこんなツマミがありまして。
小物入れはとにかくたくさんあります。特にドア。
詳細はホンダのサイトを見ていただくとしてとにかく数え切れません。ただし皆小さいです。
笑っちゃうのは上記画像のハンドルすぐ右に見える小物入れの一番狭い場所はキーを入れておくのに適した場所だということです。キーはポケットに入れっぱなしで良いと思うんだけどなあ。
▼ツマミを起こして上に引き上げます。
無駄とも思えるほど小物入れが多い
【追記】後ろが超広いって本当です
娘が運転するときに後ろに座って座席を一番下げてみたんですけどクッソ広い。まあぼくの足が平均より短いってのもありますけどそれにしても大柄な人が乗ってもぜんぜん余裕って感じがします。
運転席と助手席の背もたれ後ろに小物ポケット
▼これも後部座席に乗って初めて気づいたんですけど良いところにポケットがあります。スマホを入れておくのに丁度よいです。
あとこの小物ポケットの下にはさらに雑誌何冊か入れられるような大型のポケットももちろんあります。新幹線とか飛行機の席の前にあるような奴です。
いやほんと至れり尽くせりで粗が見当たらないN-BOXです。
電動スライドシートがあればホントに自分にとってはいうことなしです。
【追記】後部座席のカップホルダーがちょっと位置悪い
この手の軽ハイトワゴンではおそらく例外なくここにカップホルダーを設置するのかもしれません。
したがってN-BOXに限った話ではないかもしれませんが、それにしてもカップやペットボトルを出し入れしにくい場所です。
運転席の後ろに座ったら間違いなく右手ではカップを取れません。左手を右脇の下に突っ込んでその後ろにあるカップを掴むというやり方です。
登録者ワゴンのようにスライドドアの下部あたりにでもあればまだアクセスしやすかったんですがちょっとここは残念な点です。
まとめ
ほかにもいろいろと感動するところはあるんですけど書ききれないので今日はこのへんで。
とにかく軽自動車の進化には驚きました。ハイブリッドや電気自動車だったらもっと進化しているんでしょうね。