ソーラーパネルとポタ電とでメーカー違くて端子が合わなかったときの対処

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ソーラーパネル

先日ポータブルバッテリーを買った話はしたんだけど、その後Amazonタイムセールでソーラーパネルが安く売られていたのでつい買ってしまった。

安く売られているといってもかつてのころに比べたらどれもこれも高くて手が届きにくくなってしまっているんだが、出力さえ妥協すればなんとか手に入るものを買った。

ソーラーパネルを出力で妥協というとなんか使い物にならんものを買ったようにも感じられるかもしれんが必ずしもそうともいえない。それは使う電力がそれほどでもなければ入力する電力(バッテリーへの再補充)もそんなにパワフルなものでなくても良いのではないかということだ。

つまりポータブルバッテリーで電子レンジとかヘアドライヤーとか使いまくるのでなければということだ。そもそも数ヶ月まえに買ったポータブルバッテリーはそこまでパワーを持ったものではなくパソコンの充電あるいはせいぜい電気掛式毛布への給電を目的に買ったものだからそんなに容量はない。

したがってそこに給電するソーラーパネルのパワーもそこまで急速充電できる必要もないかなと判断したわけだ。

前置きが長くなったがそのソーラーパネルがなんとポータブルバッテリーと違うメーカーだったせいもありコネクターが合わない。

具体的にいうとポータブルバッテリー(ECOFLOW製)への充電ポートはAC100Vの3極タイプとXT60という12Vの端子しかなく、一方のソーラーパネル(FENOUR製)の出力ポートはというと同軸ジャック(昔ながらのノートパソコンへ充電する同心円の筒状のあれ)なんだ。

ソーラーパネルのほうの同軸端子は大きさの規格が多数あるから一応+3通りぐらいは変換できるアダプターもついているがいずれにせよXT60にはそのままでは接続できない。

ということでここまで前置きだったのだがその端子の違いをどうやって克服したかというお話。それとシガーソケットからECOFLOWバッテリーへの給電もXT60端子を使っているのでそれも短かったから延長した話もついでにしておく。

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必要なのはXT60端子オスメス

買ったソーラーパネルはこれ


ポータブルバッテリーへの給電ポートは以下のものだ。1つはAC電源の3極タイプ、1つはXT60のメスタイプ。

バッテリーの入力端子

そしてソーラーパネル側の出力ポートは同軸プラグのΦMC4-5521が標準でついており、さらに変換プラグとして5525、35135、7909の3種類が付属している。5525、35135、7909という名称でAmazonサイトには書かれていたがちょっと意味不明。

▼ソーラーパネルからの出力端子はこんなのになっている。

赤黒の線二本に分岐していてそれぞれに太くて黒い端子が繋がっている。さらにその太い黒い端子に別のケーブルがついて最終的には5521の端子がついている。

ソーラーパネルの出力端子


要はソーラーパネル側から出ている同軸のジャックをXT60タイプの端子に変換したいということ。

正直言ってそんなに工夫しなくてもこれは売られている。


これをつければ完了でなんの工夫も要らないのだが799円ただ払うのは惜しい。っていうかお仕着せだけで使うのはつまらない。っていうかもうひと工夫してもっと便利にしたい。

自作

XT60の端子をAliexpressで買いつつ、反対側の端子は職場から失敬した。職場から失敬できない人は手持ちのノートパソコンを分解して入手できるかもしれないので頑張って欲しい。

AliExpressのほうはスリーブもついているからおすすめです。

あとは5525のメスもこの中から選んで1個だけ買うことができる。あとは自分の好きな長さでケーブルを準備してはんだ付けをちょっとやれば完成する。世界にひとつだけの変換ケーブルだ。

XT60の延長ケーブル作成

それとポータブルバッテリーへの給電ケーブルでXT60を使ったものに車内充電ケーブルがある。

これは自動車のシガーソケットから電源を取ってXT60端子で出力するケーブルだ。ただ残念なことにこのケーブルもちょっと長さが心もとない。

そこで同じXT60の端子、ただし今度はオスメスの端子を使って延長ケーブルをつくることにする。

2メートルぐらいの長さのものをつくれば広い軽自動車の車内で取り回しが楽になるはずだ。

ということで作った延長ケーブルがこちら。

自作延長ケーブル

これでようやくソーラーパネルから我がポータブルバッテリーへの充電が実現する。

実はこれができあがるまでソーラーパネルからの充電ができずにいたから本当の充電性能というものがわからずにいた。

いざ繋げてバッテリー本体の入力表示を見てみると・・・

ソーラーパネルから充電中

なんと1wも出てるか出てないかではないか!しかも条件は最高に晴れている日だったのに。なぜなんだろう純正品じゃないからか?

しばらく様子を見てなにかわかったら追記する。

まとめと追記

まとめていなかったのでいったんまとめると、ソーラーパネルの端子と手持ちのポータブル電源の端子が合わなかったらAmazonで1000円前後で買っても済むし、カスタマイズした長さがよかったら自作も簡単にできる。

で、自作したやつが1wにいかなかった件をもう一度快晴の日に試したら南中時に35wぐらい出たのを目視確認できた。

真夏の南中時だからベストコンディションに近い状況で35wはちょっと寂しい気がするが一応自作の変換ケーブルでも妥当性の確認は取れたから良しとしよう。

いずれ近日中に動画でもお届けしたい。

 

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