ポジションランプというと一般的にはクルマの前側の小さいランプのことをいうようです。
Googleでポジションランプ画像を検索してみるとクルマの前側の写真ばかりでてきます。
しかし今回は同じ使うポジションランプでもテールゲートに嵌っているポジションランプです。先日交換したテールランプとは車種の違いもありますが大きさが違います。
先日交換したランプは1個のランプで2個のフィラメントが入っていて通常はテールランプとして作動しますが、ブレーキを踏んだときにブレーキランプとしても作動するタイプでした。
今回はそれではなく単機能のポジションランプです。
ステップワゴンのリアゲートのポジションランプ交換
こんな小さいランプです。小指と同じくらいの大きさです。車種によって使うランプに違いがある場合がありますので自分のクルマのランプを一度確認してから購入しましょう。
2個入りで送料込み388円でした。おそらくホームセンターなどで買っても同じか少し安いくらいでしょう。
今回Amazonで買いましたが、Amazonプライム会員であればの話になりますが、これくらいの価格と大きさの商品はほぼ間違いなくAmazonが送料含めてダントツに安いです。
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▼ステップワゴンのテールゲートを開いて上を見ながら2箇所のフタを開けるとこんなカプラーが刺さっています。一般的には左に45度ぐらい捻って手前に抜くのですがステップワゴンの場合コード側のオスカプラーが壁に当たって邪魔で回しきれません。
一旦オスメスのカプラーを外してから捻って抜きましょう。
▼抜いたカプラーに電球がついています。以前調子づいてLEDのポジションランプを取り付けていましたが、複数LEDがついたこの手のランプの場合中途半端に半死半生の状態になって行き続けます。
そして完全に点かなくなるまでかなりしぶとく生き続けます。
理由をググってみたらどうやらもともと昔ながらのフィラメントランプのクルマは電源側がLED用に最適化されていないためフィラメントタイプが取り付けてあったところにLEDランプをつけてもLEDとしても安定して長生きできないということのようです。
つまりクルマを買って最初にLEDが付いていたところはLEDで行くべきだし、最初にフィラメントタイプのランプだったところは結局フィラメントタイプのランプを付けたほうがパフォーマンスとしては良いということです。
それを読んで諦めがつき今回はLEDをやめて昔ながらのフィラメントタイプのポジションランプを取り付けようという気になったのです。
しかもフィラメントタイプのランプなら切れるときは一瞬ですから交換するべきかまだ持つかなどと迷わなくて済むんです。
▼さてカプラーから外したLEDポジションランプはこんな端子の形をしています。フィラメントタイプと基本的には形は同じです。
▼そして新しいフィラメントタイプをカプラーに嵌めます。
もうひとつ、LEDランプの場合、製品によっては極性がありどちらかの向きでは点灯しないということが起きます。そこへいくとフィラメントタイプは極性がないのでどちら向きでも気にせず付けられるのが良いところではあります。
▼カプラーに嵌めてさらにオスメスのカプラーを接合したらクルマにはめる前に点灯確認をしましょう。ブレーキとは関係ない部分なのでスモールランプを点灯させれば確認できます。
ちゃんと点灯しました。
▼あとは外したときと逆の手順でクルマにもどして終了です。日が当たっているところでテールランプの点灯を撮影してもこんな無意味な写真になってしまいますが、これで保安基準適合です。
ちなみにランプの保安基準に関してワンポイントアドバイスをいくつか。
- フィラメントタイプからLEDに付け替えてもでもちゃんと点灯していれば車検はOK
- ただし両側のランプの色が微妙に違っているとNGだから両側同じものを付けること
- 変な回路入っていて点滅するやつはダメ
- 点滅が許されるのは方向指示灯だけ
- パトライトの基準は知らん
- レンズ部の著しい汚損もダメ
▼破損例
もうひとつ因むと新型N-BOXはヘッドライトがLEDです。軽なのに!
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