FBIがAppleにiPhoneのバックドアを作れと要請したのにAppleがノーと回答したとかなんだとか世間ではニュースになっている最中に、ぼくはマイカーのバックドアを破損しました。
バックドアというのは常に危険がつきまといますのでないほうがいいのです。っていう話ではありませんが、バックドアというのは破損したとき治すのに他の部位より一番手間ヒマがかかるというお話です。
バックドアの破損
破損した箇所
▼ぶつけたのはバックドアの端も端、端から2cmぐらいのところに縦に折れ目ができてしまいました。
このまま折り曲げたら底の浅い箱ができそうなくらい端っこに線ができてしまいました。
いったいどんなところにぶつけてこのような折れ目ができたのかというと、狭い道で対向車が来たためすれ違えず、自分が下がったら道にはみ出ていたコンクリート製のゴミ置き場みたいな建物にごっつんしてしまったのです。
バックカメラもついていましたが、取り付けてあるというだけで機能していませんでした。
これを機会にバックカメラも新しいのを買って取り付けるつもり。
前にもバックドアで別のところをぶつけて凹ませてしまっていたのですが、今回はバックドアだけでなく、バックドアに押されてボディ側の同じところも凹んでしまいました。
それに伴ってボディ側のランプが内側に引っ張られる形に変形しドア開閉のときに干渉してしまいます。
無理に閉めたらバックドア側のランプガーニッシュ部分が割れてしまい、車検アウトです。
さらに干渉しているので外側のランプガーニッシュもいつ割れるやも知れません。
選択肢1:新品に交換
ホンダのディーラーでじっくりと教えてもらいました。
まず新品だと塗装されていません。
さらに新品だとガラス無しなんです。えー?本当にまっさらの板金状態だけで売っているのか?と耳を疑いますがそのようです。
ということで必要なのは以下の要素です。
- バックドア生の板金(10万ぐらい)
- ガラス流用して張替え(数万)
- 調色して塗装(10万弱?)
- ナンバープレート付け替え(2万ぐらい)
- テールランプガーニッシュも取り寄せて取り付け(6万ぐらいの印象)
ナンバープレートの付け替えでなぜ数万するかというと普通車の場合、陸運局へ行って封緘という儀式を行う必要があり、クルマを陸運局へ持ち込んでどうたらこうたらという付帯作業もあるのでたかが付け替えだけで2万ぐらいかかるのです。
新品に交換するとざっくり30万近くかかってしまうということがわかりました。
選択肢2:中古ドアに交換
中古ドアはヤフオクでも売られていますが、ディーラーで探してもらうこともできます。
ディーラーに動いてもらうとその分余計にお金もかかることは覚悟しましょう。
ということでいくらで売られているかはヤフオクの相場を参考に算出しましたが、中古ドアに取り替えるのに必要な要素は以下のようになります。
- 中古ドア(送料込みざっくり4.5〜5万)
- 付け替え工賃(2万)
- ナンバープレート付け替え(2万ぐらい)
ということで新品の板金を買うよりは断然安く済みそうですが、それでもディーラーに頼むと10万近くはいってしまいます。
選択肢3:板金修理
板金修理では完璧に戻すことはほぼ不可能です。さらにバックドアともなるとある程度力をかけてバタンバタンと閉めるので、力を受ける頻度が違います。
まあ、普通のドアでもバタン閉めるのでそんなに変わらないのではないかと思いますが、それでも重さが違いますのでダメージは多少違うようですね。
で、板金修理した場合の必要な要素は、以下です。
- リアガーニッシュ中古(4〜6000円)
- 板金修理及び塗装(4〜8万円)
- リアガーニッシュ取り付け(サービス?)
ということで板金修理だと振れ幅がおおきいもののおそらく一番安く済むと考えられます。
ただし先程も申しましたように元に戻る確率は新品>中古>板金という順番になり、板金だと完全に元に戻る期待はできません。
といってももう10年乗っているクルマであれば今更元に戻らなくてもそんなにショックはありません。
今日はこう思ったよ
結局どうしたかというと、板金修理をしてもらうことにしまして、さらにディーラーにお願いすると高いだろうという世間一般の認識にしたがって町の板金屋さんにお願いすることにしました。
その際、テールランプガーニッシュはヤフオクで落としました。こちらは4000円で済みました。
現在入院中につき退院してきたらまた報告します。
おまけの画像
▼板金加工に備えて内張り外してみました。汚いものが貼り付いているように見えますが、クッション材で一応防音防熱してあります。気休めですが。
▼左のランプと右のランプで内側への出っ張り方が違うのが分かりますでしょうか。泣きまする。
追記 補修について
補修した話を記事にしましたのでリンクしておきます。