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自動車のオイル交換を安く済ませる方法

この記事は 約7 分で読めます。

自動車の話です。

田舎暮らしなのでクルマも持っております。自動車でよく旅行にも出かけました。

実際、数年前まではクルマにばかり凝っていましたが今はまったく放置です。しかしクルマは最低限のメンテと維持費が必要です。

自転車で楽しく遊ぶためにクルマには最低限の費用で抑えたいと思っています。そのためにはメンテの1種類であるオイル交換も安く済ませたいです。オイル交換てけっこうバカにできない費用がかかりますよね。

ガソリンスタンドとかでやってもらおうとすると数千円軽く飛びますか?安く済ませるため、次に紹介する方法でローコストでできる仕組みを作って実行しております。

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オイル交換は自分でやる

まず業者さんに任せたらオイル代のほかに手間賃がかかります。ざっくり半年に一度あるいは年に3回ぐらいとはいえ普通車の場合オイルと手間賃で5000~ぐらいかかります。その半年に1度というのも乗る頻度によってはもっと少なくてよいらしいです。自分のクルマにあった頻度でオイル交換しないと費用がもったいないことになりますから説明書を一度見てみましょう。

他にオイルエレメント(フィルター)も交換してもらうとフィルター代と交換工賃もかかります。それらを自分で済ませます。自分でメンテナンスするということはクルマのことが少しはわかるようになります。

例えば、自分のクルマにはエンジンオイルが4.2リットル入るから4リットル入りのオイルを買うと何回かに一度は2缶必要になるとか、オイルは粘度が低い(サラッとしている)ほうが低燃費車用で、ドロドロしているほうが高速族車(偏見か?)用である云々。

そうすると別方面の知識が頭に入り刺激が増え、頭の回転にも良いと思いますよ^^

道具を使ったオイル交換手順

では道具を使った簡単なオイル交換の手順を示していきます。

▼Amazonで買った手動ポンプ式オイルチェンジャーの箱です。
オイルチェンジャー

▼丸いタンクの上にピストンを取り付けて斜め横に吸い込みホースを取り付けて完成です。吸い込みホースの先端をクルマのオイルレベルゲージが入っている細い管に差し込みます。
オイルチェンジャー

 

▼ボンネットを開けてオイルチェンジャーの吸い込み口をエンジンのオイルレベルゲージ管に差し込みます。(青矢印)このとき私は昼間は風があるのでボンネットが煽られてフロントガラスの方に過剰に開かないよう針金で張っておきます。(赤矢印)

実は前に一度ボンネットが風で開きすぎて危うくフロントガラスを傷めそうになってしまった経験からこれをやります。

なにしろ赤城おろしが強い地方なので・・・
ボンネット開口

 

▼ポンプをスコスコと上下に律動させると吸入ホースを伝わってオイルが上がってきます。
これなら下に潜ってドレンプラグを外すよりずっと清潔に作業ができます。
下に潜ってドレンプラグを外すと必ず地面に多少オイルが毀れるか、手を汚してしまう恐れがあります。

吸引開始

 

▼オイルチェンジャーは簡単な部品を組み合わせて出来ている気がします。もしかしたら自作できるかもしれません。いまさら私は自作する気はありませんが、DIY工作の好きな人なら作れるかも。
エンジンのオイルレベルゲージ管に入れる部分の黒い管はなんと自転車のブレーキワイヤーの周りの黒いホースとそっくりです。
さらにそこから繋がる透明のビニールチューブは普通にホームセンターで売っているΦ10ぐらいのホースでしょう。それを繋ぐ方法は多少工夫が必要かもしれませんが・・・
オイルチェンジャー

▼さらにタンクは何か密封できる容器を使うとします。
真空ポンプは浮き袋を膨らますときに使う空気入れで使えそうな種類があるかもしれません。足踏み式は単に樹脂のスプリング作用で吸引するだけなので重い廃オイルを吸う真空力は出ません、手で上下するタイプなら手動で真空力を作れるものがあるかもしれません。いやあると思います。
まあ、そんなものをいろいろ用意している手間を考えたら出来上がっているものを買ったほうが安上がりかもしれませんね。
オイルチェンジャー

 

▼うちのホンダステップワゴンRGの場合、オイルフィルターエレメントを交換するときにはタイヤを外さなければなりません。これが最悪に面倒です。写真中央奥の青いものがオイルフィルターエレメントです。

例年なら今の時期(11月ごろ)交換したらそのままタイヤも冬タイヤに交換してしまうのですが、今回はそれも面倒だったのでオイルフィルターを交換したのみでタイヤは戻しました。

オイルフィルターエレメントを交換するときは外すとエレメント内に残留しているオイルがドバっと垂れるので下にウェスをたっぷり敷いておく必要があります。そうしないとドライブシャフトブーツ(ゴム製)がオイルまみれになって劣化を早めてしまう恐れがあります。

オイルエレメント交換

▼オイルフィルターエレメントを外しただけでバケツにダラダラとオイルがこぼれます。
あと、この廃オイルというやつはあまり触りすぎると皮膚癌になる恐れがあるといわれておりますのでできるだけ素手で触らないようにしてください。

オイルエレメント外し

▼オイルフィルターエレメントを外すときはこういったオイルフィルターレンチという道具を使います。

取り外し治具

 

▼裏側に四角い穴が空いていてラチェットハンドルの四角い頭を差し込めるようになっています。
オイルフィルターレンチ

▼ポンプを一所懸命律動させること約10分かな。ようやくオイルを吸い終わりました。

タンクの容量は6リットルほどありますので普通車であれば大抵余裕を持って取り出すことができます。

ちなみにこのオイルチェンジャーのポンプは手が汚れなくて良いですが、ちょっと吸い込みに時間はかかります。エンジン下のドランプラグを外すやり方なら10分程度放置で自分はほかのことをしていられますが、ポンプの場合自分がフル稼働です。
後ほど下記でメリットとデメリットを比較してみたいと思います。

廃オイルが溜まる

▼新しいオイルを入れてオイルレベルゲージを見ると2個ある穴の両方とも油で膜が出来ていました。つまり上の穴まではオイルが入ったということです。

今回はオイルフィルターエレメントを交換したのでエンジンを回すとそこに溜まる分、少し余分にオイルを入れておく必要があります。まあ、あまり気にするほどのことではないのですけど。

実際今回はオイルジョッキでだいたい4.1リットル入りました。

オイルレベルゲージ

▼オイルを抜き終わったら吸い込みホースを外します。

オイルチェンジャー始末

▼吸い込みホースを外した口に排出用細口ノズル(と名づけた)を嵌めます。
抜き取りオイルの始末

▼あとは新オイルが入っていた缶などの適当な空き缶に入れます。溜まったらオイル交換などの整備もしているガソリンスタンドに持ち込めば大抵は只で処分してくれますよ。
廃オイルの始末

オイル交換方法の比較

オイルチェンジャーのメリット(ドレンプラグ外す方法のデメリット)

  • 手をほとんど汚さない
  • ドレンプラグの交換不要
  • 廃オイルの処分が楽
  • クルマの下に潜る必要がない(車高が低いとジャッキアップも必要なことがある)
ドレンプラグ外す方法のメリット(オイルチェンジャーのデメリット)
  • ドレンプラグ外す方法に比べて吸引に時間がかかる
とまあこんな感じで時間がかかるという点では劣りますがそれ以外の点では文句なしです。
もっと早くこういう道具の存在に気づいて買っておけばよかったと後悔したぐらい良い道具です。

ポンプ紹介

この道具がベストだとはいいませんが、コスパとしてはかなり高いと思います。
数回使えば元が取れます。

さらに進化させたオイル交換はこちらの記事です。
自動車:オイルチェンジャーの電動化への道

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