KENWOODのドライブレコーダーを我が家の2台の自動車に両方つけています。
一台はレビュー用サンプルでもらったもの、もう一台は気に入って自腹で買ったものです。
しかしどんな高性能のドライブレコーダーだろうとほぼ共通の弱点があります。
それはフロントガラスにつけているので高温にさらされて両面テープがヘタって落ちてくるということ。
今回は真夏の猛暑で有名な埼玉県熊谷市においてドライブレコーダーを常に健全な状態に維持するためのライフハックを紹介します。
ドラレコ用汎用ホルダーをKENWOOD仕様に改造
どんなに強い両面テープでも限界があるか
ドライブレコーダーをガラスに固定する両面テープはそれなりに粘着力の強いものを採用しているとは思いますが、それでも真夏の酷暑にさらされると場合によっては剥がれてくることがままあります。
世の中にはかなり強い両面テープはありますが、結局熱が弱点というのは大方の共通スペックだったりします。
また逆にとてつもなく強い両面テープで貼り付けてしまうと、もし付け替えたいという欲求が生じたときに剥がすのが大変です。
自動車の買い替え、機種の買い替え、または一時的に別のクルマを利用することがあるから一時的に載せ替えたいということもあるでしょう。
そんなときに強い両面テープだと逆に厄介だったりします。
汎用ホルダー入手
今回はAmazonで見つけた汎用、といってもユピテル仕様みたいらしいですが取付アダプターが複数付属した吸盤式の取り付けステーを調達してみました。
▼中身は吸盤本体と取付アダプターが5種類あります。
KENWOODの取り付けホルダーと比較
▼こちらがKENWOODのものです。形が特殊なので今回買ったなかのアダプターどれともそのままでは合いません。
▼その中でも一番構造がシンプルそうなのを改造してみたいと思います。この上下大小2枚構造の部分のうち下の小さい方をドラレコ本体へ潜り込ませられれば概ね固定できそうな気がします。
そのためには上側の大きめの板状のところを小さく削る必要があります。
ちなみにKENWOODの取り付けホルダーのボールジョイント部分を外して今回買ったドラレコホルダーの本体にボール部分を入れればそのまま使えるんじゃね?って思って比べてみましたが、ボールの大きさが直径にして2mm程度は違っているのでそのままでは使えません。
改造作業
▼ということで選定した代表の1個を削ること30分程度。完成したのがこちらの形。
一言で完成しましたというのは簡単ですが、削っては嵌めて削っては嵌めてを繰り返しつつなんとかキツすぎず緩すぎずの大きさに仕上がったのです。
合体
はい、こんな形に取り付けできました。完璧に固定できているかというと少々前後にお辞儀をしてしまいます。
とはいってもちょっと力をかけて前後に揺するとややぐらつくという程度で何もしなければ十分落ち着いています。
使えそうな予感でいっぱいに心が満たされています。
やや上から見てみましょう。部品の飛び出しはありますがぴったりに入っています。
▼真横から見てみるとかなり部品が飛び出して不格好であることは否めません。それでもメリットのほうが大きすぎてこんな不格好さなんて吹っ飛ぶレベルであることは容易に想像いただけると思います。
実車への取り付け
吸盤タイプですからガラス面にピタッと押し付けてレバーを倒します。そうすると内部が真空状態になり落ちにくくなります。
今までの両面テープでのホルダーよりやや下になり僅かながら視界を遮ることになってしまいますが車検NGのレベルではないと思います。大型のルームミラーより少し下にはみ出る程度です。
▼外から見た状態です。いかにもドライブレコーダー付いてますって感じが今まで以上に色濃く現れるようになりました。
これで煽り運転ともおさらばです。って前にカメラあっても他人の煽り運転とは関係ないかな。
まとめ
正直申してまだ付けただけの段階で、真夏の酷暑による真空吸盤ドラレコホルダーの持ちこたえ具合については検証を済ませてません。
今後使用していて異常が見られたら追記します。
追記がなかったら概ね満足しているものと推察ください。
両面テープが剥がれてうんざりしている全国700万人(想像)のドライブレコーダーユーザーの方々は汎用のホルダーを買って自分で削ってこのように取り付けると満足感が上がりますよ。
カッターの使い方には気をつけましょう。ダイソーのカッターでもちゃんと切れるのを使いましょう。