[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります

【東京23区】羽田空港へJALの整備工場見学に予約して行ってみたらこんなところだった【ネタバレあり】

この記事は 約5 分で読めます。

プロジェクターによる航空教室

会議室のような部屋で最初に見学スケジュール等を説明されます。いきなり整備場ではなく予備知識習得もかねてプロジェクター投影による航空教室という説明をしてくれます。
現在の主流はボーイングの787で、787からカーボングラファイトの機体になって軽量になったとか。勉強じゃないから全て聞きもらさないように気を付けていたわけではないのでいろいろ聞きましたが、ここですべて紹介できません。

ジェットエンジンの燃料は灯油であるというのが衝撃的でした。もっとも灯油と言っても家庭用のストーブで使う灯油とは違ってジェットエンジン用にブレンドされたものでありますが、いずれにしてもそんな身近なイメージの燃料を使っていたとは驚きです。

休憩

約20分程度の休憩時間が入ります。その間にトイレや展示場やお土産購入といったことを済ませます。そうそう、展示場見学については特に求めなければ説明はありません。てっきり展示場の中の展示物についてもいちいち説明があるのかなあと思っていましたが、それはありませんでした。

お土産屋さんには数十種類のJALにまつわるグッズが売られていました。まあ記念に何か買ってもよかったのですが、特にこれといった実用的なものがなかったので何も買いませんでした。同行者(嫁)はスーツケースの取っ手に衣類をつけられるエクステンションと何やらゆるキャラの小さいオブジェを買っていました。

展示場・土産屋さんといってもJALの整備場の建物内ですぐ同じフロアに食堂がありました。関係者以外は立ち入り禁止でしたが、大勢の整備士も含めた職員が昼食を採っていました。

整備場内見学

いつも大体同じぐらいの人数だと思いますが、我々の見学の日には30〜40人ぐらいの見学者がいて3つのグループに分かれて見学しました。それぞれのグループに説明役の職員がついてくれます。僕らのグループは渡部さんという美人のおねえさんでした。

講義室を出て同じフロアから整備場へそのままいけます。もちろん整備場の現場へのドアはは安全確保のためにID認証しないと通れません。ですからこのときにトイレになんか行っちゃうとシャットアウトされてせっかくの見学ができなくなります。
JAL整備場見学
ドア1枚隔てた向こうはすぐに整備場の広いドックでした。映画やテレビなどでときどき見るあの飛行機を格納してある鉄骨でできた大きな倉庫みたいな空間です。

飛行機が3機ぐらいは入れられるそうです。東京ドームの1.3倍とか言っていたかな。一度は飛行機を間近で見てみたいと思っていたのでテンションがあがります。それをちゃんと職員の人もわかっているみたいで見学前の注意で「飛行機のそばへ行ったら人格が変わる人がいますが、本性を隠したままお帰りください」と言っていました。
JAL整備場見学
講義室が2階か3階だったのでそのままドアを隔てて移動した整備ドックですから上のほうから飛行機を見下ろすような位置です。説明をいろいろ聞きながら別棟のドックへ行きます。1棟目のドックを通り過ぎるときに一部ネットで覆われた飛行機があり、塗装もここでするとのことでした。最近のJALのマークって昔からなじみのあるの羽根を広げた鶴の丸い形ですが、一時はは違うマークを使っていたことがあります。それをまた今すべて昔ながらの鶴丸に塗り替えているそうです。

きっと昔の鶴丸からデザインを替えてから会社が傾いてしまい鶴丸のほうが縁起が良いと考えているのかもしれません。

別棟のドックへ行き、いよいよ飛行機を間近で見られます。その前にヘルメットを渡されて着用します。

階段を下りて地上へ行くとますます飛行機の大きさを実感できます。エンジンの直径など普通の人の身長以上の大きさです。
JAL整備場見学
エンジンを正面から見た中央にひらがなの「の」みたいなのが書いてありますが、これは回転すると目玉のように見えて鳥が近づいてこないようになるそうです。バードストライクって年に200回ぐらい起きるそうです。

一般的な旅客機には主翼にエンジンがついていると思われていますが、実は最後尾にもう一つ補助エンジンがついているのです。補助エンジンの役割は停機中の電力供給とメインエンジンの始動用でメインエンジンが始動したら止めるそうです。

主翼をよく見ると後ろ側に細く尖ったアンテナのような棒がいくつかついています。これは飛行中の落雷や静電気を放出するためだそうです。やっぱり飛行中に落雷を受けることってあるんですね。乗っているとわかりませんが、わかるようになると多少衝撃を感じたときに「ああ落ちたな」とわかるとか。

主翼のなかにジェット燃料を貯蔵しているというのはすでに多くの人が知っていると思いますが、飛行機って完全な筒状の形に翼がついているのではなかったです。下からみたら主翼の部分の胴体は下が平でした。つまり胴体着陸したら左右どちらかに傾いてしまうのではなくちゃんとまっすぐ立つようにできています。ただし胴体着陸したときのために平らにしているのかわかりません。
JAL整備場見学
主翼の先端にランプがついていて飛行中はずっと点滅しています。右側が緑で左側が赤と国際規格で決まっています。これは遠くから見て飛行機がどちらを向いているかわかるためです。

まだまだ続く

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
地域情報
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました