先日ロケットニュースで報道していた草木ドライブインの寝釈迦という記事がとてつもなくツボに嵌って読みながら吹き出してしまったので是非この目で直に見てみたいと切望し、居てもたってもいられず週末を待ち雨の中にもかかわらず出かけてみた。
【参考】【珍スポット】群馬県で「完全にサボっているとしか思えない大仏」を発見 / 誰か起こしてやってくれ | ロケットニュース24
確かに寝ている。しかもその顔はうっすらとほほ笑みをたたえ、バイトサボっちゃってヤバイけど超キモチイーって感じの表情だ。
まさにその表現がぴったりくるこの寝釈迦さま。あまり有り難みは感じられない気がするがそれでも賽銭が無数に転がっている。
これらの賽銭が生き金として活用されるときは来るのだろうかとちょっと疑問に感じてしまうくらいの寂れ方ではあるがきっと寝釈迦さまはそんな賽銭の額なんてどこ吹く風で気持ちよさそうだ。
草木ドライブインの寝釈迦
最初写真で見たときは結構大きな大仏なのかなあと思っていたが、実際見てみるとほぼ実物大。
ということでまるでお釈迦様が寝ている様子を本当に紀元前5世紀ごろに戻って見ているような錯覚を覚えてしまう。
オーラが出ているような出ていないような。
しかし実はこの寝釈迦はレプリカらしく、本当の寝釈迦はここから直線で6km先の二子山にあるらしい。
なんかそれを知るともういいかなって気がしてしまう。なぜだろう。
なんかこの寝釈迦を見ていると何もかもどうでもよいような気がしてくる。ある意味、人の心を開放してくれているのかもしれない。
▼ここから6km離れたところにあるという二子山は果たしてどっちの方角なのか?ここから実際に本尊を拝みに行った人はいるのだろうか。
▼実は大仏と呼んでよいのか不明なほど実際には小さい寝釈迦だった。何しろほぼ実物大だ。
草木ドライブインの貧乏神追放神社
ところでこの草木ドライブインには貧乏神追放神社という神社があり、かなり訪れる人も多いような印象を受けた。
▼それは中央にある御神木(?)らしき木を棒で叩き、さらにケリを入れると貧乏から開放されるというのだ。木のエグレ具合を見て欲しい。想像を遥かに超える人達がここで貧乏と決別できたはずだ。
▼ただ実際には貧乏は心の問題でありプラス思考が大事だよと書いてある。
まあ、一応木をシバイてきたが。
懐深い草木ドライブイン
▼ここの草木ドライブインは間口の広さもさることながら奥行きがとてつもなく深い。異次元の世界に紛れ込んでしまうのではないかと思われるほどだ。さすがお釈迦様が鎮座(?)していらっしゃる場所だけのことはある。
その他の霊験あらたかなオブジェ
▼なんの脈絡かはわからないが弘法大師がいたり。
▼どう見ても後付けだろって思うような長寿亀が寝釈迦の下敷きになっていたりと開運オブジェには事欠かない。
今日はこう思ったよ
群馬県の奥深い場所にこんなすごい開運スポットがあったとは驚きだ。
まあ、2度と来ることはないかもしれないが、近くを通りかかったら話のタネに一度寝釈迦を拝んでおくのも一興かと思う。
おまけ
近くに草木ダムの展望台もあるから見てみよう。