007スカイフォールの映画を見に行くと前にこのブログでポストしましたが、先日観に行ってきました。
ネタバレも含めて感想など書いておきたいと思います。
知りたくないという方は読み飛ばしてください。
観客動員数はどうなのか
12月2日の日曜日に観てきましたが、意外に空いていて隔世の感がありました。もっと混雑していて前売り券を持っていても入れない恐れがあるのではないかと心配していましたが、まったくの杞憂でした。
地方では小シアターでも満席になりません。
東京など大都市では劇場が一杯になるのでしょうか?
ストーリー展開
イアン・フレミングの原作かどうかわからない今回のスカイフォールですが、原作はともかくストーリーは単純です。
一言で言ってしまえば00(ダブルオー)課の元部下が上司Mに過去に見捨てられたと逆恨みして彼女に復讐を企て、それをボンドが阻止するという内容です。
ボンドを危険に晒し過ぎでMの残酷さが前面に押し出されたようなプロローグでしたが、終始緊張感がほぐれないストーリー展開です。
まさかの展開があり、最後によかったと思ってしまうのはちょっと不謹慎でしょうか。
観終わって
良い意味ですが心臓の弱い方は避けたほうが良いのではないかと思うくらいハラハラさせられました。
映画館にはほとんど映画を観に行かないのですが、映画館で観ると違うのか内容が面白かったのか謎です。
最後にはボンドがちゃんと勝つと分かってはいるのですが、かなりボロボロになるダニエル・クレイグのボンドです。
かつてMにスポットが当てられたことはなかったのですが、いよいよネタが枯れて来たのかと思わせられるところはあります。ただアクション映画なのでストーリーにはそれほど拘ってはいけません。
なにしろ最後には昔の事務所にもどって昔の秘書がいて昔ながらのやりとりをするという「時代は繰り返す」のか、まさに映画の中の主人公は「歳をとらない」典型的なラストで次回も観に行きたいという思いにさせてくれます。
この最後のシーンで観客自身も昔に戻れてノスタルジックな気持ちになり涙する人もいるのではないでしょうか。なぜなら私が涙したからです。
ちょっとショックながら彼は私より年下なのです。とうとう自分より年下のジェームズ・ボンドが出てきてしまったかと思うとなぜか自分を投影してしまい、「あまり無理もできないよなあ・・・」などと考えてしまったりします。