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最初のトップガンが日本で公開されたのは1986年末~1987春というから自分は大学1年~2年だった。
当時の友達が見てきて興奮しつつマーヴェリックの髪型を真似していたのを覚えているが、自分もやってみろと言われて言われるままにパーマをかけたがオバサンヘアになっただけというオチになったという思い出しかない。
そんなトップガンの続編が2022年にとうとう公開され、嫁氏が大好きらしく見に行ってきて、良かったからもう一度行きたいから一緒に行こうよと誘われ行ってきた。
あまり都会に見に行くのはダルいので田舎で良さげな映画館はないかと探してもらったら前橋市に4D で見られる劇場があるとのことで少々お高いがこの際だと行ってみたのだ。
その話。特に筋道立ててないし多少のネタバレも含むかもしれないが後々のための備忘録なのでご容赦を。
トップガン世代にはぐっとくるらしいマーヴェリック
続編だがメインテーマのトゥトゥトゥトゥントゥントゥーン♫で始まるケニー・ロギンスのデンジャーゾーンが流れるのは一緒だった。
というか最初のシーンが空母の上の離陸や着陸シーンでそれだけでリアルトップガン世代の嫁氏はジーンと来たりワクワク来たりしたらしい。
俺はずいぶん世代が進んでレンタルビデオかなにかで見た人間だし、特にトップガンの映画には思い入れがないから「ああー同じようなオープニングだなー」ぐらいにしか感じなかった。
それでもまあいいもんだ。
4Dという劇場の仕掛けにwww
おそらく4Dというのは3Dにもう1つ五感での感触を足した劇場という意味なのかなと思う。調べればどこかに載ってるだろうが別にそれ以上探究する気にもならないんだが。
で、結論をいうと4Dでトップガンマーヴェリックを見るのは決してやらないほうがよい。やめておけってこと。
なぜか。
椅子が揺れて内容に集中できないからだ。
映画自体はたしかにイイ!うん。イイヨすごく。トム・クルーズ老けちゃってるけどそれなりにがんばって結果だしてるしな。
でも戦闘機の飛行に合わせて椅子揺らさなくても十分臨場感あるし、水が顔にかかるのもイミフとしかいいようがない。
それから耳元に風かけられるのもウザいし、ふくらはぎあたりにも風が当てられるのもクソウザい。
そして椅子がスターツアーズみたいに動くのもウザかったが一番ウザくてかなりイラッとしたのはどこかのシーンでコツンと人になにか当たったシーンで同じタイミングで背中からドツカれるんだ。
てっきり後ろの席の客が足で蹴ったのかと思ったと嫁氏は言っていたが、そうではないらしい。
何しろ映画のコツンのタイミングで複数回背中をドツカれたから。まさか後ろの席の輩がそういういたずらをしていたとしたらそれはそれで見事といっておこう。
とにかく4Dのそのギミックていうんですか?変な椅子の仕掛けは勘弁願いたい。しかも4Dなんていうからてっきりメガネを借りて3Dで見られるのかと思ったらそうではない。
映画の映像そのものは普通の平面映画だ。メガネをかけて立体的に見られるのとセットだったらまだ感じ方も違うかもしれなかった。
トップガンマーヴェリック見るならIMAXまたはドルビーがいいらしい
嫁氏は1回目は銀座近辺にあるIMAXという音響装置の映画館で見たらしくそっちのほうが良かったと言っていた。
だから初めてトップガンを見るならIMAXのタイプで見ることをおすすめする。
決して4Dなんてのに惑わされてはいけない。しかも4Dは価格がちょっと高い。ぶっちゃけ俺なんて熊谷市民は毎週金曜日のメンズデーで熊谷シネティアラで見ようと思えば1000円で見られる体だが、その前橋の4Dは2800円ぐらいだった。
はっきりいって2800円払う価値はない。っていうか辞めろといいたい。
ということでだらだらと書いたがトップガンマーヴェリックを嫁氏と前橋けやきウォーク内の4D映画館で見たが内容の素晴らしさと対象的にともかく椅子の仕掛けが最悪に近かったということをここに書き残しておく。
ちなみに思い入れの強い嫁は行きも帰りもトップガンの思い出話に花を咲かせていたが自分は「ふーん」という反応しかできなかった。
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追記 マーヴェリックの言葉について
ネタバレ含むので見てない人は注意だ。
映画の中でマーヴェリックがグースの息子ルースターに対して「考えるな、行動しろ」と数回訓示を垂れていたが自分にとってはそれは違うと思っている。
「Don’t think,feel !!(考えるな、感じろ)」がそもそもオリジナルだ。
それはなにかというと、映画「燃えよドラゴン」でブルース・リーが弟子の若造に垂れた訓示なのだ。
おそらくトム・クルーズだか誰だか脚本書いた人はそれを知っていて、同じことを言っていてはオリジナリティに欠けるから「Don’t think,do!(考えるな、行動しろ)」というセリフを考えついたのだろう。間違いない。
もっともトップガンの中では考えるな行動しろといったほうが適切ではある。感じても仕方ない。
ということで2度ぐらい出てきたそのセリフを聞いて燃えよドラゴンのブルース・リーがいかに偉大だったかを痛感した日だった。
燃えよドラゴンはAmazon Prime Videoで無料視聴できるときがあるからチェックしてみてほしい。
ツッコミどころ ーゴーグルについてー
映画だから仕方ないといえば仕方ないがアメリカ人を始めとする西洋人は東洋人と違って瞳が弱くちょっと日向だとサングラスをすぐかけるよね。
ましてや炎天下の戦闘機の中だったらブラックゴーグルをつけていて当たり前だけどみんな登場人物は裸眼で操縦していたね。
敵方は表情がわからないようにみんなブラックゴーグルを装着していたけどトップガンチームは全員裸眼でさぞ目がお疲れになったでしょうといいたい。
映画のためとはいえずいぶん不自然なことをしたもんだ。
これからのスタンダードは「上司が巧くやってみせる」
よく日本の会社でいわれることがある。
無茶振りをされた部下が上司に向かって「こんなのできません。やれというならまずあなたがやってみせてください」みたいなことを言ったとする。
そうすると「部下のキミより上司のボクがうまくできちゃったらキミは会社にいらなくなるんだヨ」というセリフ。
これって今まではそうだよね。上司には上司の役割、部下には部下の役割があるんだよねって思ってこの上司のセリフはもっともだと思っていた。
でもこれからのスタンダードは違う。
トム・クルーズ演じる教官マーヴェリックはエリートである生徒たちがどうしてもできないことを無理やりさせるのではなく自らやってみせてミッションが可能だということを証明したのだ。
だからこれからは会社でも不可能と思われるミッションを上司から司令されたらこんなふうに返せばいいのではないか。
「あなたがまずやって見せてくれたら信頼してついていきます」
けっこう殺し文句として有効なのではないかと思う。若い人は使ってみてくれ。
お台場アクアシティだかの映画館でも観てしまった。同じ映画を映画館で3回も観たのは生まれて初めてだしこれからもないだろう。