会社の出張で2年連続で使うことになった名古屋の某ホテルについてせっかくなので記録を残しておく。けっこうディスっているので固有名を載せると非常に危険だから伏せさせてもらう。
個人的にはコスパが良いホテルでも無い限り2度は使わない。なぜならネタにならないから。
とはいえ今回のホテル選定は総務の女子が担当したので3回目4回目でも同じホテルを利用することになってしまうのかもしれない。
自腹で泊まったホテルならあれやこれやと品評したくなるが、会社経費で泊まったホテルについてあれこれ言いたくないのが本当のところ。
それでも2年連続で泊まってみてあらかた勝手はわかったので一般的なホテルのあるあるも交えて述べておく。
【関連】
名古屋駅近く某ホテルはコスパ最強なのか?
安くてやや古めのホテルあるある
飲むなら風呂場の水道水を飲めと
新しめのホテルでもあるあるだったりする話でもあるが、水道水によほど自信があるのだろう。
「当ホテルの水道水は飲用できるようになっております」みたいな注意書きがあったりして部屋で飲むなら水道水を汲んで飲んでくださいというホテルをみかけることがある。
名古屋のこのホテルがそのホテルに該当するかというと不明なのだが少なくとも冷蔵庫にペットボトル入りの水が入っていないので飲むなら水道から汲んで飲んでくださいというメッセージと受け取っている。
仮に新しいホテルであろうともはや我々現代人は水道から出てくる水を直に飲むことができるのだろうか。自分はといえば、やってできないことはないができれば飲みたくない派に属する。
だって水道管のメンテナンスとかちゃんとやってるかどうかわからんじゃない。
例えばその洗面台の中にちゃんと半年とかごとに定期点検している浄水器などが入っているのなら信用してもいいかなって思うがそうでなければできるだけ水道水そのままは飲みたくない。
以上だ。
あと写真からもう一点わかる点があると思うが、混合水栓が両方とも自分で撚るタイプだ。これは温度調節が難しいタイプだ。
冷蔵庫ぜんぜん冷えないけど通電はしている
部屋に入って冷蔵庫があるのはありがたいし、なんならすでに通電してくれているのだが扉を開けてみるとまったくひんやりしない。
通電してるのは間違いないらしくパイロットランプだけは点灯しているけど一晩中コンプレッサーの回ってる気配がない。おそらく冷やす機能止まってると最初は思った。
冷蔵強弱の調節つまみがみえるところにないので温度調節はできないのかもしれないがそれにしてもコンプレッサー積んでんの?
どうやったら冷やせるのかなあ?ペルチェ素子?
とここまで述べて中途半端のままではいかんと、まじで調べておかないとあとで発言が問題になったらまずいかなとおもってもう一度よく観察したら一応コンプレッサーの回っている音は聞こえる。かなり弱い音で。
しかも内部もよく観察したら結露している部分がある。冷やしていた。最後に注意書きも読んだ。
「予め冷えたものを入れてください」と。じゃないと効かないと開き直るところが天晴(あっぱれ)
コンセントが奥すぎてちょっと大きい充電器刺せない
古めのホテルあるあるがこれだったりする。
コンセントがテーブルに据え付けられていてしかもなんの意匠か知らんがおしゃれに奥まったところについている。iPhoneの充電アダプターみたいに超小型のやつならこれでも刺せるが、最近はもっと大電流の充電器を必要とする宿泊人も多いハズ。
できればコンセントの設置場所を見直してくれ。
ちなみに延長コードを貸してくれとフロントに頼めば快く貸してくれる。
聖書無いけどキリスト教徒減ってるん?
ワシは自分で言うのもおこがましいが聖書を必要としない人間だ。
だがあるべきところと思っていたところにないと落ち着かない。
なぜ聖書を置かなくなったんだ?ここのホテルだけでなく最近泊まるホテルではことごとく聖書が見当たらない。
フロントの人に聞いてみたところ何年も前から置いていないそうだ。理由まで説明してはもらえなかった。
鍵がカードキーじゃない
古いホテルだとしても改装とかするときっとカードキーに変わったりしているんだろうな。
ここはまだ予算を取っていないのか、まだ償却が済んでいないのか知らないが昔ながらのアナログキーだ。
カードキーだとドアの外でドアノブ付近にかざすだけで鍵が開くからいいんだよね。その程度のことではあるが。
ちなみにカードキーって部屋のブレーカーとしても使われることが多い
ここのホテルの話ではないが、カードキーって部屋を開けた後、ドアの内側の壁についたカード入れみたいなところに刺すような仕様がほとんどだと思う。
あれが部屋のブレーカーを上げる役割を担っていて、カードをそこから抜いて客が外出するときすべての電気を消して節電するのに役立っているわけだ。
だがしかし、不在中にモバイルバッテリーやノートパソコンを充電しておきたいとしたらどうだろうか?カードキーを抜くと充電が進まずにイラッとした経験はないだろうか。ワシはある。
だからその防御策として不在にするときにはカードキーを抜いたら代わりに別のカードを刺して部屋が通電するようにしておいたことがある。ただしそれはイレギュラーというかチートというかホテルからしたらやってほしくないはずだからどうしても充電しておきたいものがあるときだけだ。
ダウンライトって部屋が暗すぎませんか
昔ながらのホテルあるあるでこれも典型例だが一般的にダウンライトだったのが昔ながらのホテルだ。
最近では安ホテルに限るのかどうかわからないがダウンライトだけではなく部屋全体を照らしてくれる証明が設置されていることが見られる。
ダウンライトでムードなんか高める必要ないワシのような人間にとっては部屋全体を普通に照らしてくれたほうが助かる。目も悪いし。
いつまで暖房無効なん?
10月末に泊まったんだがちょっと部屋が寒いなと思って暖房に切り替えようと思ったらなぜかなんど切り替えても暖房機能に変わらない。
スイッチがサイクル式でドライ→送風→冷房とか(順番は合ってないが)ってボタン一つで切り替わるもののなんど押しても暖房の文字が表示さずスキップされてしまう。
信じられない現象だったので電話でフロントに聞いた。
フロントのお姉さんによると「お寒いようでしたら毛布を貸出しいたすことはできます」
ワシは聞いた「じゃあ暖房は我慢しないとなんですね」
スタッフ「まあ・・・」みたいな答えだったような。
とにかくいつまでなのかわからんが暖房が無効だ。二度と使いたくないホテル確定だ。
いったいいつから切り替わるのか別の機会にフロントにいたスタッフに聞いたところ「寒いと判断したら有効に」するとのことだ。お客様本位ではなくスタッフ本位ということか。
気に入った点もある
事務用チェアがいい
椅子がいい。窓際の事務机でパソコン入力しようとするときに通常のホテルだと四本脚の木の椅子が置いてあるのが一般的だ。たぶん。
ところがここのホテルでは背もたれも座面もメッシュでできて足もキャスターつき5本足でかなりチープなゲーミングチェアという出で立ちだがそれがいい。
ゲームはしないけどあの四本脚の木の椅子よりかなりいい。作業しやすい。わかってるじゃん。
朝食ビュッフェがいい
写真は撮っていないが朝食ビュッフェがけっこういい。
宿泊客はもちろん宿泊していない人でもお金を払えば利用できる。
和洋けっこうそろっていてドリンクもほどほどにあって楽しめる。楽しくは無いけど。
ただコロナ禍が終わってけっこうオーバーツーリズム気味なのかかなり混んでいる。朝食時間は2時間〜2.5時間程度しかないがいつも混んでいるという印象だ。始まってすぐを狙うか最後のほうを狙うかといったところかもしれないが最後のほうはおかずが無くなっている可能性があるので開始早々を狙うのが吉かも。
まとめ
まあこのチープなゲーミングチェアと朝食ビュッフェだけはいいんだけどそれ以外ではマイナスポイントが大すぎて来年もしまた名古屋に仕事で来ることがあったら次は別のホテルにしてもらおうかなと思っている。
ただそれは総務の女子が許せばの話ではあるが。土産でも買って帰って機嫌を取りたい。