スーパーなどで今普通に売られている納豆はほとんど発泡スチロールのパック入りです。
もはやほとんどの家庭で食べるときに納豆というものは1人が1個のパックを手に取り適当にかき混ぜて付属のタレと場合によっては練りカラシを混ぜて食べているだけではないでしょうか。
かくいう我が家でも結婚して依頼約20数年そういう食生活を送っていました。
しかし思い出してご覧なさい。
昔食べた納豆は藁(ワラ)に包まれていて、それを開封し丼にあけてさらにある薬味を入れてかき混ぜていたことを。
当然ながら今でもそういう食べ方をしている家庭はたくさんあると思いますが、自分が炊事をするようになって改めて納豆の食べ方を原点に戻してみると超絶美味かったのでここで力を込めてお伝えしておこうと思います。
つまり、ある薬味とは長ネギです。
うちの娘や息子もほとんど知らなかったことですが、若い人は納豆に長ネギを刻んだものを混ぜ込んで食べるととてつもなく美味いおかずになることを知っているでしょうか。
まず甘みが増します。甘みといっても砂糖のような甘さではありません。ご飯にあう複雑な甘みです。何杯でもご飯を食べたくなる旨味が湧いて出ます。
これは納豆はかき混ぜればかき混ぜただけ粘りの糸を引き、それが旨味成分を増幅させるそうです。
それと長ネギの苦味辛味が相まってこの上ない至上の旨さを醸し出します。ちょっとした庶民のオカズである納豆がこれほど美味いものになるとは今まで忘れていました。っていうか子供の頃はワラ入りの納豆でもっと臭みが強かったのですが、最近のパック入り納豆は臭みがそれほど強くないのでさらに食べやすくなっているともいえます。
ともかくみじん切りの長ネギを加えてガンガンにかき回した納豆はすばらしいご飯のオカズになりますのでおすすめです。
たかが納豆の話でブログ記事1本書きたくなってしまうほどの味だったのです。
納豆に長ネギのみじん切りを入れて2分かき混ぜれば完璧なオカズになる
▼パックの納豆はそれだけでは美味しいものの味気ないオカズであります。
▼長ネギ1本をみじん切りにして納豆数パックと一緒に丼にぶち込みます。
▼少しかき回したくらいではなかなか長ネギと納豆が馴染みませんが・・・
▼2分程度かき回していればすっかり糸まみれになってネギと納豆が馴染みます。
▼最後にタレと練りカラシを入れてもう少しかき混ぜれば質素ですが超絶美味いオカズが完成します。
▼あたたかいご飯に載せて食べると甘みがあって美味しい納豆ご飯です。何杯でもいけそう。
納豆ご飯の注意点
確かに納豆ご飯は美味しいのですが、時間が経つと苦味が強くなります。
作ったら速やかに食べきりましょう。
あまりにも美味しいからといって、あとから帰宅する家族のために取っておいてもダメです。
食べる都度、ネギと納豆を別途用意して作りましょう。