子供の学校の学費を払うのに年に何回あるのか知りませんが、毎回銀行の窓口で振込用紙使って払っていたっていうちょっと今どき考えられないことをする人がかなり身近にいたのでショックのあまり震えが起きてしまいそうですが、心を平静に保ちつつ数行書いてみます。
子供が学校からもらってきた専用の振込用紙を使って学費を今まで嫁が銀行の窓口で払っていたそうです。嫁は時間が自由なフリーランサーでしたから昼間好きなときに銀行に行ったり、友達とお茶しにいったりできたのです。
それが勤めに出るようになって銀行に行く暇がなくなったと私になんとかしろと命令してきました。
どんな命令だろうとソツこなさなければならない弱い立場の夫としては嫁になりかわり支払い手続きを行わなければなりません。
嫁が外勤するようになった分、私が相対的にヒマになったとも捉えられますから。
銀行に行って窓口で払う手間
手数料
銀行に行ってしかもわざわざ窓口で支払いをするのは現代社会ではもっともコストの掛かる支払い方法といっても過言ではありません。
嫁に聞いたところによると窓口での支払い手数料を毎回800いくらか払っていたとのことです。いくらなのか調べてみました。
なるほど確かに窓口で他金融機関宛に5万円以上の振込をしようとすると864円ほどかかります。
しかし同じ5万円以上を他金融期間へ送金しようとして、別の方法、例えばダイレクトパーソナルという方法を使えば216円で済むではありませんか。(さいしんの場合)
待ち時間
さらに窓口でお金を振り込もうとするとものすごく時間がかかるということは大人なら誰でも1度や2度は経験があるのではないですか。
まず銀行へ行くと今は整理券というものを取りますね。整理券を取ると自分の前に何人待ち人がいるのか把握できて便利ではあります。
そして自分の順番が来たら初めて窓口に行くことができます。そこで振込手続きを開始です。用紙とお金を預けてまたロビーのベンチで待ちます。
待つこと数分から10分程度でしょうか。ようやく名前を呼ばれて完了です。あるいは不備があればまた書類に書くなどして再び待つこともあるでしょう。
とにもかくにも窓口で振込をするというのはよほどヒマでないとやりたくありません。というか自分はどんなにヒマでも銀行でバカ面して待つのはゴメンですね。
ネットバンキングで払う手間
手数料
さきほどの表にもありましたが、ネットバンキングで払えば216円です。窓口での手数料の1/4です。差額で喫茶店へ行って少々高めのうまいコーヒーを一杯飲めるほどの差額が捻出できます。
ちなみに私が利用しているさいしん(埼玉県信用金庫)はATM手数料が土日も無料ですごく良心的です。
ですから支払うべき現金を手元に用意したらすぐ近所にある「さいしん」のATMに行って入金を済ませます。そのあと家に帰ってすぐ振込手続きをすればものの10分で入金から振込まで完了してしまいます。銀行の窓口でやろうとしたらまだ整理券の順番待ちをしている時間でしょう。
待ち時間
待ち時間はというとこちらはさらに大きな効果です。
窓口では混み具合によっては計り知れない天文学的な時間を過ごさねばならない可能性を秘めているのに対し、自分の操作する時間だけで待ち時間はほぼ0分です。
どちらが世話が少ないか
どちらが世話いらずかなんてもういわずもがなです。オンラインのネットバンキングで済ませてしまうほうが手間も少なく手数料も少なく楽で仕方ありません。
窓口へ毎回支払いに行っておいて「金がない。カネがない」などと愚痴をいうのは愚の骨頂です。節約のタネはそこらじゅうに散らばっているのです。
1年に数回の支払いを上の子供の分も含めて何年も繰り返してきたのかと思うとがっくりして膝をついて頭をうなだれてしまいます。こんなふうに。
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今は機械や情報をうまく使いこなせないと搾取される時代です。節約出来る人はこういう細かいところもきちんと節約してお金と時間を捻出できているのです。
お金がない。時間がない。と愚痴を垂れる前に自分の「いつものパターン」が本当に無駄がない動きなのかもう一度見直す必要があります。
参考:主な銀行の手数料
参考までに主な都市銀行のネットバンキングによる他行への振込手数料をしらべてみましたが、わがさいしんほどの安さではなかったです。それでも窓口で支払うよりは安いはずですので食わず嫌いをしている方がいるとしたら損をしていませんか。
▼三菱東京UFJ銀行
▼みずほ銀行
▼三井住友銀行
▼りそな銀行
りそな銀行は額にかかわらず216円ですね。